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フォトエッセイ・棚田を歩く


徳島県上勝町樫原「緑のダムの棚田」
徳島県上勝町は四国山地東部に位置し、徳島市から車で50分のところにある。上勝町役場を過ぎて、入り口を示す「樫原の棚田」の看板から、狭くて急な山道を上っていくと、やがて山懐に抱かれた棚田が現れる。水車のまわる音が、静かな谷間に響いている。最近、棚田の洪水調節機能の役割が注目されている。樫原の棚田は、あたりの緑濃い風景のなかで見ると、「緑のダム」という言葉がぴったりする。
徳島県上勝町樫原「緑のダムの棚田」
青柳健二
写真家。日本を含むアジアやアフリカの稲作文化、特に棚田とそこに暮らす人々を対象にした作品を発表。高い評価を受けている。棚田学会会員。主な著書に「日本の棚田100選」(小学館)、「棚田を歩けば」(福音館)など。

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