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| 日本の醤油の歴史は鎌倉時代にさかのぼるとか。 さらに遠く飛鳥時代にその原型があったなどといわれます。 それほど、私たち日本人の食文化に深く根付いた醤油ですが実は意外と知らないことばかり。 その作り方や種類、美味しさの秘密などを探ってみました。 |
![]() Photo:Takehiko Maekawa
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全国の小学校で醤油づくりの体験的授業を
ぷうんと香ばしいにおいがあたりに立ち込めると「お餅みたい!」「おせんべいのにおいだ!」「お腹がすいた〜」と子どもたちの歓声が上がりました。ここは横浜市立洋光台第四小学校の家庭科教室。「しょうゆもの知り博士」による出前授業の幕開けです。この出前授業とは、日本醤油協会が独自に始めた食育推進活動の一環で、協会が任命した「しょうゆもの知り博士」が、要請のあった小学校に直接出向き、「しょうゆの作られ方」「しょうゆのヒミツ」「美味しさのわけ」などをわかりやすく説明するもの。日本人にとってあまりにも身近すぎて、その基本を学ぶ機会の少ない「醤油」の知識が、楽しく身につくと好評を博しています。そこで、今回は私たち大人も授業を体験させてもらいました。 五感を生かす授業で醤油がもっと好きになる!
最初、ホットプレートに醤油をたらし、香ばしいにおいを立てるのは、「五感を通して子どもたちに興味を持ってもらうため」の手法。その後も「しょうゆの材料は何だと思う?」「どんな割合で入っているかな?」と質問するたびに、用意してきたびんやペットボトルに入った大豆、小麦、塩などの実物を見せ、また麹菌を加えた直後の醤油麹の入った袋を触らせたり、半年たった諸味を濾(こ)してガラスびんにポタポタと滴らせたりと、とてもドラマチック。出来立ての醤油が、ワインのように赤い色をしていると知ると、「きれい!」と歓声が上がります。博士の話は、醤油の搾(しぼ)りかすが無駄なくリサイクルされていること、日本には微生物を使って発酵させた食品が他にもいろいろあることなどに広がり、最後に熟成した諸味、諸味を搾ったもの、市販されている醤油の3種類を実際に味見するのですが、子どもたちの視線は先生に釘付け。誰一人として途中で飽きてしまう子はいませんでした。最初、「醤油は何からできていると思う?」という質問に「ソース!」「コショウ!」などと的外れな答えをしていた児童もいましたが、45分の授業体験によって日本が誇る調味料「醤油」の基礎知識がきっと身についたはず。家に帰ってからも「お母さん、醤油ってどうやってできるか知ってる?」と、食卓の会話も弾んだに違いありません。 |
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「出前授業」や「工場見学」で学ぼう
この「しょうゆもの知り博士の出前授業」は、全国の小学校(5年生主対象)の学校単位、またはPTA単位の要請に応じて行うもので、近隣の醤油メーカー、団体に所属する一定の研修を受けた「博士」が派遣されます。総合学習や、家庭科、社会科、理科の授業として利用できるので、興味のある方は同協会へお問い合わせを。また、日本醤油協会に所属するメーカーの「工場見学」も、醤油を知る絶好の機会。オートメーション化された大規模工場から木桶仕込の伝統手法を守る醤油蔵まで形態は様ざまです。見学日や参加可能人数は直接工場に問い合わせてみましょう。協会が発行する「工場見学ガイドブック」は、ホームページでもご覧いただけます。 しょうゆ情報センター Tel.03-3666-3286 http://www.soysauce.or.jp/project/index.html |