このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

MAFF TOPICS(1)

  • 印刷

「2010ジャパン・ケーキショー東京」開催

特別部門・国内産米粉を使ったロールケーキ部門も


MAFFとは農林水産省の英語表記「Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries」の略称です。
MAFF TOPICSでは農林水産省のお知らせを中心に、暮らしに役立つさまざまな情報をお届けします。
若きパティシエの登竜門であり、また日本を代表するトップクラスの パティシエも参加する、歴史あるジャパン・ケーキショーが
今年も開催されました。今回から食材として話題の 米粉を使ったロールケーキ部門が新たに設けられました。

審査は厳正かつ公正に行われる

審査は厳正かつ公正に行われる。審査委員は出品されたすべての作品を試食し、それぞれの評価を手元の用紙に記入していく

農林水産省大臣賞を受賞

国産米粉を使ったロールケーキ部門 農林水産省大臣賞を受賞した安崎正平さん(東京都洋菓子協会所属)
(注:安崎さんの崎は「大」の部分が「立」が正しい)

写真提供:(社)日本洋菓子協会連合会

農林水産大臣賞を受賞したロールケーキ

農林水産大臣賞を受賞したロールケーキ。シンプルな中にもデザインが光る。米粉を使うと小麦粉だけのロールケーキよりしっとり感がでる。その利点をうまく表現したことが審査委員たちに高く評価された

金賞1点、銀賞2点、銅賞3点が選出された。どれも生地とクリームのバランスが絶妙

金賞1点、銀賞2点、銅賞3点が選出された。どれも生地とクリームのバランスが絶妙
全国から約130本の国産米粉のロールケーキが出品
(社)日本洋菓子協会連合会・(社)東京都洋菓子協会が主催する「2010ジャパン・ケーキショー東京」が、10月12日から14日まで東京都立産業貿易センターで開催されました。

13の部門に、全国53の各洋菓子協会での選考を通った作品約3000点が集結。洋菓子というよりも芸術品とでも呼ぶべき美しい作品の数々が、見た目の美しさや味、レシピを競い合いました。

さらに今年は、特別部門の「国内産米粉を使ったロールケーキ」部門が新設されました。こちらには全国から約130点のロールケーキが出品され、農林水産大臣賞、金・銀・銅賞が決定しました。

審査のポイントは生地にあり
「ロールケーキはおやつとして気軽に食べられるお菓子です。審査員の選び方を見ていると、意外とシンプルなものが入賞した印象です。米粉は粉の40%以上という規定がありました。審査基準は味覚が70%、店頭に並べたときの市場性が20%、アイデアが10%ですね。米粉は生地の材料として使われ、おいしさのポイントになりました。市場性も大切な要素でしたので、あまり芸術的な飾りのついたロールケーキは傾向として選ばれませんでした」と、この部門の審査責任者、パティシエの藤生義治さん。

和菓子では材料として頻繁に使われ、製パン業界でも徐々に取り入れられている米粉ですが、洋菓子の世界ではまだまだ馴染みのない食材です。

「こうしたコンクールがきっかけとなり、米粉を材料とした洋菓子づくりに取り組んでくれるようになれば、と考えています」と(社)日本洋菓子協会連合会の事務局長持田謙二さんは話していました。

食料自給率の向上にもつながる、米粉を使った新感覚のケーキが今後も出てくることに期待です。


Photo:Keiko Urata