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農林水産省

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MAFF TOPICS(2)

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農林水産物のカーボンフットプリント

CO2「見える化」の取り組み


温室効果ガスは日常生活で排出されている以外に 私たちが消費する商品やサービスからも排出されています。
農林水産省では農林水産物の温室効果ガスをCO2に換算して数値で表すカーボンフットプリントの表示に向けて取り組んでいます。


カーボンフットプリントの表示品目の例

ウインナー、ハム、食用油など加工食品でもカーボンフットプリントを表示する商品が増えている

ウインナー、ハム、食用油など加工食品でもカーボンフットプリントを表示する商品が増えている

花きの表示例

花きの表示例

米の表示例

米の表示例

カーボンフットプリントって?
私たちが消費しているさまざまな農林水産物・加工食品は、原材料の栽培・調達から廃棄・リサイクルにいたるまで、その生産・提供の過程で多くの温室効果ガスの排出を伴っています。

しかし日常でいったいどれだけの量の温室効果ガスが、どこで排出されているのかを意識することはあまりないかもしれません。

カーボンフットプリント(炭素の足跡)は、この温室効果ガスをCO2に換算し、数字で示して目に見える形にしたものです。

カーボンフットプリントが登場した背景には、地球温暖化という深刻な問題があります。CO2を含む温室効果ガスは地球温暖化の要因のひとつとされ、世界各国が削減に向けた努力をしています。

日本でも平成20年7月「低炭素社会づくり行動計画」が閣議決定され、そのなかで消費者に向けた温室効果ガス排出量の「見える化」として、カーボンフットプリントの取り組みを表明。現在、関係省庁連携のもと、制度化の推進や普及に取り組んでいます。

農林水産物の算定基準を決定
農林水産省ではこのカーボンフットプリントの表示に向けて、算定基準の整備などの取り組みを平成21年度からスタートさせました。

農林水産物は天候や気候の影響、作業形態もさまざまで数値の算出も複雑です。

現在では「うるち米」「花き」「野菜および果実」などの算定基準が決められており、左の写真のように実際にカーボンフットプリントの算定結果の表示が行われた例もあります。

今後カーボンフットプリントに対する取り組みとして、新たな品目について算定基準を決定し、すでに基準のある品目については、実際に商品へカーボンフットプリントの表示が行われるよう、支援していく予定です。

CO2排出量の表示は、消費者にとっては温室効果ガスの存在を改めて意識するとともに、よりエコな商品を購入するときの参考として役立ちます。

生産者にとってはCO2の排出量の多い工程の見直しにより、非効率な部分を把握でき、CO2の削減さらにはコストの削減にもつなげることができます。

すでに食品メーカーなどもカーボンフットプリントの表示は増えつつあり、こうした動きはますます広がっていく傾向です。

カーボンフットプリント計算例・お米の場合

カーボンフットプリントは、生産、流通、使用、廃棄、リサイクルと、
それぞれの段階に応じて発生した温室効果ガスをCO2に換算した値を合計する。
イラストは米の例