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MAFF TOPICS(3)

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粒のままの米から作ったパンに驚き

ライスブレッドクッカーで食料自給率の向上に期待


家庭に常備している米を使ってパンが焼ける、という画期的なライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」が
11月11日に発売されることになりました。米の消費低迷に危機感を抱くJAや農家からは 米の消費量拡大や食料自給率向上の起爆剤になるのでは、と期待が高まっています。

アグリビジネス創出フェア

JAたいせつの女性職員が、この日のために手書きして作ってきた看板。通りすがりにこの看板を見て「あっ、GOPANだ」と気づいて、沢山の人がブースに足を止め、GOPANを試食

乳酸菌H61株を用いたヨーグルト

試食も大好評で、モチモチしていておいしいとの声とともに、午後2時ころ品切れに

乳酸菌H61株を用いたヨーグルト

小麦からできているパンを主食としている外国の人の反応は? 「とってもオイシイ。小麦のパンに負けないくらいオイシイ」
JAや農家も米の消費の拡大に期待
私たち日本人の主食である米の消費量は、食生活の変化により低下の一途をたどっています。このため、各地で消費拡大に向けた取り組みが進められていますが、成果に結び付けるのは、なかなか難しいのが現状です。

こうしたなか、期待と注目を集めているのが「GOPAN」です。炊飯感覚で家庭にある米を洗い、副材料を加えスタートキーを押すだけで、ふっくらモチモチの米のパンが焼きあがります。

発売開始以前から反響を呼び、各地のJAからイベントや直販所での実演に来てほしいと、製造元の三洋電機には問い合わせが殺到しているそうです。

10月9日から11日まで、旭川村開村120周年記念イベント「食べマルシェ」が旭川市で開催されました。9日には会場の一角で「JAたいせつ」が「GOPAN」で焼いた米のパンの試食会を行いました。

「米の消費が減るのは、米作り農家にとっては大問題。収穫した米を1年間で消費できるくらいの需給バランスが取れれば、安定した米価になります。GOPANは米粉ではなく、粒のままの米でパンを作るという新しい米の食べ方です。この製品を知ったときにコレだ、と思いました。GOPANを使ってパンを作れば、自然の流れで米の消費が増えていくことが期待できます。GOPANが米の消費低迷から抜け出す起爆剤になれば、と思います」とJAたいせつ・たいせつ農業組合代表理事組合長柿沼孝志さんは熱心に話します。

ほんとに米からできている?
当日試食用に用意されたのは11斤。1斤あたり48切れにカットして訪れた人に配られました。

試食した人たちは、一様に米粒からパンができることに驚きの声を上げていました。

「これなら毎日でも食べたい」「お米から作ったなんて信じられない」「甘みがありモチモチしていておいしい」「健康に良さそう」「先進性がある」「食料自給率の向上などに貢献できそう」といった感想が聞かれました。

米の消費を伸ばすには「コレだ」と思い、GOPANを見せたい、焼いた米パンを食べてもらいたい、というJAたいせつの熱い思いが、ブースを訪れた市民や農業関係者に伝わったようでした。

GOPANの実演は今後も各地で行われる予定です。機会がありましたら、試食に訪れてみてはいかがでしょう。


米からパンができるまで

アグリビジネス創出フェア

ライスブレッドクッカー「GOPAN」。材料を準備、本体にセットしメニューを選んでスタートキーを押すだけ

乳酸菌H61株を用いたヨーグルト

洗米したのち、そのままケースに投入

アグリビジネス創出フェア

1.【米ミル80分】
洗って浸水した米を
米ペースト製法により切削

  アグリビジネス創出フェア

2.【こね13分】
低速回転で力強くこねていく

アグリビジネス創出フェア

3.【発酵約65分】
通常のパン作りの工程同様
発酵をさせる
  アグリビジネス創出フェア

4.【焼き約50分】
4時間後には焼き上がり

※米以外に副材料として、グルテン、ショートニング、ドライイースト、
砂糖、塩が必要