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フォトエッセイ・棚田を歩く

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三重県御浜町「風伝おろし。尾呂志の棚田」
すっきり晴れ渡った青空を背景に、山頂から山すそに向かって、壮大な朝霧がかかっている。次から次へと白い霧が流れる様子は、まるで巨大な滝のようだ。これは秋から春にかけて、晴れて冷え込んだ朝に見られる自然現象で「風伝おろし」と呼ばれる。熊野古道にも含まれる風伝峠は、熊野市紀和町側の霧が強い北西の風によって御浜町尾呂志地区に吹き込むのだ。この地区名「尾呂志」は、この「風伝おろし」が由来になっているとの説もある。
三重県御浜町「風伝おろし。尾呂志の棚田」
青柳健二
写真家。日本を含むアジアやアフリカの稲作文化、特に棚田とそこに暮らす人々を対象にした作品を発表。高い評価を受けている。棚田学会会員。主な著書に「日本の棚田100選」(小学館)、「棚田を歩けば」(福音館)など。