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農林水産省

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特集2 食材まるかじり(2)

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小麦粉、米粉、きな粉 風味豊かな国産の粉で作る

手作りケーキ



キャンティのチーフパティシエ、安崎正平さん
キャンティ チーフパティシエ 安崎正平さん
(注:安崎さんの崎は「大」の部分が「立」が正しい)
Photo:Eri Iwata

さくらんぼ入りのバタークリームをサクッとした米粉入りクッキーではさんだ「チェリージア」

キャンティの店頭に並ぶもう1つの米粉スウィーツは、さくらんぼ入りのバタークリームをサクッとした米粉入りクッキーではさんだ「チェリージア」。バター、メープル、抹茶、チョコレートと4つの味で、しっとりしたロールケーキとはひと味違った「米粉の魅力」が堪能できます

キャンティ飯倉片町本店
〒106-0041 東京都港区麻布台3-1-7
03-3583-7546
http://www.chianti-1960.com/index.php
極上の柔らかさに絶賛の声!
粗挽きの国産米粉で焼いたエコロールケーキ

 米粉で作るお菓子については、昨年「2010ジャパンケーキショー東京」で、「国内産米粉を使ったロールケーキ」部門で農林水産大臣賞を受賞した安崎正平さんにお話を伺いました。

 安崎さんは、東京・飯倉にある老舗イタリアンレストラン「キャンティ」でチーフパティシエを勤める職人。長年、小麦粉を使ったヨーロッパ風のお菓子を焼いてきた彼のもとに「これを使ってみてほしい」とコシヒカリを挽いた米粉が届いたのは、ケーキショー開催日の半年ほど前のことでした。

「新潟で低農薬農業をしている方からの相談でした。収穫米のうち、粒が揃わない規格外の米は、味は美味しいのにどうしても売れないと。そこで何か新しい使い方はないだろうかということでした。試しに焼いてみたらこれがとても美味しい。しっとりとして口どけも良く、ロールケーキにピッタリでした」

 米粉のほのかな甘みを生かしたい、家族や仲間で好きな大きさに切って食べられる親しみやすいお菓子にしたいという願いから、あえて派手なデコレーションを避けたシンプルなデザインに。「e‐ロール(エコロール)」と名づけられたこのケーキが、半年後の昨年10月、栄えある賞を受賞したのです。

「e‐ロール」はコシヒカリの粗挽き米粉を100%使用。米粉には小麦粉に含まれるグルテン(たんぱく質)がないので、混ぜても粘りが出にくい。だから初心者でも気軽に生地の種に混ぜられると安崎さんはいいます。

「米粉はパン以上にお菓子に向いた素材だと思います。特にロールケーキだと少々失敗しても美味しく食べられるし(笑)。ぜひ一度ご家庭で試してください」

口の中でふんわりとろけるエコロールケーキ
口の中でふんわりとろけるエコロールケーキ

お米の甘さやふわふわ感、もちもち感が楽しめるよう、あえてシンプルなレシピにしたという安崎さん自慢のロールケーキ。口の中に入れるとふわりととろけるのは米粉ならではの特徴なのだとか。

口の中でふんわりとろけるエコロールケーキの作り方