ホーム > 報道・広報 > 2012年aff(あふ)5月号 > aff(あふ)バックナンバー > 11年11月号目次 > 行って実感、見て納得 食の工場探訪
| 今、工場見学がブームです。 個人でも見学できる工場や見学館の中から、食に関わる身近な製品が製造される現場を紹介していきます。 |
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![]() ![]() ![]() 雪印メグミルク京都工場 見学時間:10:30〜、13:30〜(希望があれば応相談) |
周囲の自然環境と共生する工場
雪印メグミルク株式会社は、雪印乳業株式会社と日本ミルクコミュニティ株式会社の経営統合によって、今年4月に両社を吸収合併して、新たな一歩を踏み出した乳業メーカーである。同社では、全国9カ所の工場と北海道札幌市にある「酪農と乳の歴史館」で見学を受け付けている。今回は紙パック入りの牛乳とヨーグルトの製造工程が見学できる京都工場を訪ねた。京都工場があるのは田園風景が広がる京都府南丹市。工場建設当初から見学の受け入れを前提に着工し、平成10年10月に開業した。ここでは周辺の環境に影響を及ぼさないように、設計の段階からさまざまな配慮がなされているという。窓からの明かりで虫を集めないように遮光ガラスを採用し、外灯は下向きに設計されている。 おいしい生乳(せいにゅう)をいかす技術開発力を実感
見学は、まず4階にあるPRルームに移動し、同社の概要や牛乳ができるまでを解説したビデオを見ることから始まった。生乳は酸素と熱、光によって酸化が進む。牛乳のおいしさを損ねる最大の原因は酸素。雪印メグミルクでは、生乳を低温に保ったまま、生乳の中の酸素を瞬間的に取り除き、加熱殺菌による味の変化を抑えることに成功した。それが独自に開発した「メグまごころ製法」と呼ばれる技術だそうだ。 また、赤いパッケージにも理由があった。照明に含まれる光が長時間にわたり牛乳に当たると、酸化が進み、品質が劣化する可能性がある。そこで研究・考案されたのが「メグレッド遮光容器」である。メグミルク牛乳のパッケージの赤い色は、遮光率を上げるためにインクに独自の改良を加えたものだそうだ。 生乳のおいしさを保つための技術や地域環境に配慮した工場の設計などを知ったうえで、それらを確認しながら通路を歩き、大きな貯乳タンクが並ぶ殺菌室や紙パックに充填するラインを見学すると、納得度がさらにアップした。
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