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特集2 新・日本の郷土食(2)

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ソバ・小麦・雑穀で作る  岩手県の麺料理とおやつ(2)


「団子づくりは何度も試すうちに上手になるの。寒い日のおやつにぜひ作ってみてちょうだい」という米田カヨさん

「団子づくりは何度も試すうちに上手になるの。寒い日のおやつにぜひ作ってみてちょうだい」という米田カヨさん

タカキビ粉で作る二戸のお汁粉へっちょこ団子
「へっちょこ」とはおへそのことや「へっちょはえだなあ(お疲れ様でした)」という意味の方言。タカキビの粉で作ったへっちょこ団子はお祝いの席や、庭じまい(稲刈りの後や豊穣祭のこと)でふるまわれるお汁粉です。ほろ苦い風味のあるタカキビの団子と甘いあんこがよく合う上品なおやつです。

タカキビ粉で作る二戸のお汁粉へっちょこ団子
へっちょこ団子の作り方

タカキビの粉4カップをよくふるい、塩一つまみを加えて全体に混ぜておく。熱湯約2カップを少しずつ加え、しゃもじを使ってよく混ぜ合わせる    粉が熱いので、よく注意しながら両手を使って全体をしっかりこねる    2が耳たぶくらいの柔らかさになったら、10g程度の大きさにちぎっておく

1.タカキビの粉4カップをよくふるい、塩一つまみを加えて全体に混ぜておく。熱湯約2カップを少しずつ加え、しゃもじを使ってよく混ぜ合わせる
 
2.粉が熱いので、よく注意しながら両手を使って全体をしっかりこねる
 
3.2が耳たぶくらいの柔らかさになったら、10g程度の大きさにちぎっておく

3の手でちぎったものを、打ち粉をつけた両手の平でクルクル丸めると次第に弾力が出てくる。最後に親指の先で真ん中にくぼみをつけて成形する    最後に親指の先で真ん中にくぼみをつけて成形する    温めておいたお汁粉(ゆであずきに砂糖と水を加えたものでよい)の鍋に団子を入れ、弱火で加熱。団子が浮き上がってきたら約2分そのままに。団子の表面がふわっと膨らんできたら出来上がり

4.3の手でちぎったものを、打ち粉をつけた両手の平でクルクル丸めると次第に弾力が出てくる。最後に親指の先で真ん中にくぼみをつけて成形する
 
5.温めておいたお汁粉(ゆであずきに砂糖と水を加えたものでよい)の鍋に団子を入れ、弱火で加熱。団子が浮き上がってきたら約2分そのままに。団子の表面がふわっと膨らんできたら出来上がり

他にもあります!穀物を使った岩手のおやつ

タカキビもち    キビもち    じゅうねつけもち    麦芽水あめ

タカキビもち
県の中部、岩手郡滝沢村に伝わるおもち。タカキビの粉にうるち粉(米粉)と砂糖を加えて熱湯を注いでよく練り、一度蒸してからクルミやゴマを加えて、さらにふわふわになるよう練ったもの。食べやすい大きさに伸(の)していただきます。
 
キビもち
キビが入った黄色いおもちは花巻地方に伝わる、豊作を祈願するお祝い菓子。キビともち米を一緒に蒸したものをつき、別にゆでた黒豆や青豆を加えたら、きな粉をたっぷりと振って四角く伸(の)し、食べやすい大きさに切っていただく。
 
じゅうねつけもち
小麦粉を練って平たく伸ばし、串にさして焼くおもちは「うちわもち」「軍配もち」「お茶もち」などと呼ばれて県内各所で見られるが、二戸市の場合はじゅうね(えごま)の味噌をつけて焼くのが特徴。独特の香ばしさがおいしい。
 
麦芽水あめ
手間暇かけて乾燥させた大麦の芽(麦芽)をミキサーで粉砕し、もち米のおかゆに加えて60℃の温度で数時間加熱。さらにその搾り汁をゆっくり煮詰めると透明でとろりとした水あめができる。南部せんべいやおもちにつけていただく贅沢な甘味料だ。

写真提供/岩手県農林水産部農業普及技術課 TEL.019-629-5652