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農林水産省

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特集1 “農業女子” ただいま、奮闘中!(1)

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農業の現場では、たくさんの女性が活躍しているってご存じですか?
女性ならではの、キラリと光る着眼点や発想を生かし、加工品作りなどの6次産業化や生産現場において、その手腕を、大いに発揮しています。農林水産省では、そのような女性たちに対する支援を行っていますが、その一環として昨年11月に「農業女子プロジェクト」を立ち上げ、女性農業者をサポートしつつ、さまざまな情報発信を行っています。目標に向かって、いきいきと働く彼女たちの姿を見たら、スーパーで手に取る農産物だって、ぐっと身近に感じるはず。〝私も農業デビューしたい〞って、真剣に、思っちゃうかもしれませんよ!

“農業女子” ただいま、奮闘中!


女性農業者ってどのくらいいるの?
約130万人で、農業者の半分を占めています
農業就業人口※1は、平成22年時点で、男性が130万6千人、女性が130万人と、その数はほぼ同数となっています(グラフ1)
さらに、全国の認定農業者※2は、24万6475の経営体(平成23年時点)があり、女性の認定農業者は年々増加しています(グラフ2)

グラフ1
農業就業人口(販売農家)(平成22年)

グラフ1 農業就業人口(販売農家)

資料:農林水産省統計部「農林業センサス」
  グラフ2
女性認定農業者の推移

グラフ2 女性認定農業者の推移

資料:農林水産省経営局経営政策課「農業経営改善計画の営農類型別認定状況」により作成


農業にこそ、“女子力”が必要って本当?
理由1
女性が経営に参画している農家ほど、売り上げが高い傾向に
女性が経営に参画している農家の割合は、農産物の販売金額が300万円未満では41%であるのに対し、金額が1000万円以上になると約90%と高くなっています。(グラフ3)

グラフ3
女性の基幹的農業従事者※3の有無別、農産物販売金額規模別農家数(全国)

女性の基幹的農業従事者※3の有無別、農産物販売金額規模別農家数(全国)

資料:農林水産省「2010年世界農林業センサス」(組替集計)により作成
 
理由2
加工品作りなどの、6次産業化にも女性目線が欠かせません
女性が経営に参画している農家の7割以上が、農産物の加工や観光農園など、経営の多角化に取り組んでいます(グラフ4)。女性ならではの着眼点で、ヒット商品を生み出し、売り上げを伸ばす農家も出てきています。

グラフ4
女性の基幹的農業従事者の有無別、農業生産関連事業の事業種類別農家数(全国)

グラフ4 女性の基幹的農業従事者の有無別、農業生産関連事業の事業種類別農家数(全国)

資料:農林水産省統計部「2010年世界農林業センサス」(組替集計)により作成

※1 農業就業人口とは、販売農家における15歳以上の農家世帯員のうち、自営農業のみに従事した者、または、それ以外の仕事の両方に従事した者のうち、自営農業が主の者をいう。
※2 認定農業者制度とは、意欲と能力のある農業者が、自らの経営を計画的に改善するため、「農業経営改善計画」を作成し、市町村が認定する制度のこと。
※3 基幹的農業従事者とは、農業就業人口のうち、普段の主な状態が「主に仕事(農業)」である者で、主に家事や育児を行う主婦や学生などを含まない。

文/柳本 操、佐々木泉
写真/多田昌弘、中川真理子