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農林水産省

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特集1 活用しよう!農地中間管理機構(2)

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農地中間管理機構って、具体的に何をするの?どう活用すればいい?


農地中間管理機構は、担い手への農地の貸付けを透明性のある公正なルールの下に行います!

なるほど! 地域の皆でまとまって機構に農地を貸せば、地域の活動資金を支援してくれるんだ!
農地の貸付先は公募した上で決めます
  • 農地中間管理機構は、農地の借受希望者を市町村などの区域ごとに公募します。
  • 募集の際に、地域ごとの担い手の状況(多いか少ないか)についても公表することにしています。
  • 農地中間管理機構が農地の借受希望者を募集した場合は、地域内の担い手の方、地域外の農業者や企業などを含め、借受希望者全てに募集に応じていただきます。
  • その際、農地中間管理機構は、応募者のニーズ(借受けを希望する農地の種別、面積、借受期間、作付けする作物の種類など)を丁寧に把握することにしています。

4つの原則で適正に調整します
農地中間管理機構は次の4つの原則に基づいて作成され、都道府県知事の認可を得た公正な貸付先決定ルールに従って農地の貸付先を決定します。
  1. 農地の借受希望者の規模拡大または使っている農地が分散し相互に入りくんで利用されている状況の解消に資すること
  2. 既に効率的かつ安定的な農業経営を行っている農業者の経営に支障を及ぼさないようにすること
  3. 新規参入をした者が効率的かつ安定的な農業経営を目指していけるようにすること
  4. 地域農業の健全な発展を旨としつつ、借受希望者のニーズを踏まえて公平・適正に調整すること

地域ぐるみで活用すると、たくさんのメリットがあります
地域の農業者の方々や市町村が農地中間管理機構と連携を密にすることが重要です。

また、「人・農地プラン」の話し合いの中で、地域でまとまって農地中間管理機構に農地を貸付け、地域内の農地利用の再編成を進めることで合意するのが最も理想的な姿です。

その際、地域に協力金(地域集積協力金)が支払われるというメリットも。

青年就農給付金、農の雇用事業、スーパーL資金などの支援は、引き続き受けられます。

地域集積協力金

■地域集積協力金の使途
地域が都道府県、市町村と相談の上、地域農業の発展に資すると考えられる方法で、自由に使用することができます