MAFF TOPICS(1)
意欲ある農業者が一堂に集結!
「第17回全国農業担い手サミットinひょうご」が開催されました
MAFFとは農林水産省の英語表記「Ministry of Agriculture,Forestry and Fisheries」の略称です。MAFF TOPICSでは農林水産省のお知らせを中心に、暮らしに役立つ様々な情報をお届けします。 |
農業の現状や課題について意見交換を行う「第17回全国農業担い手サミットinひょうご」が昨年11月13日(木曜日)~14日(金曜日)に開催。全国の農業者約2500名が参加しました。 |
11月13日の全体会には、県外からの参加者1400名を含め、約2500名が参加した
ホテルオークラ神戸で開催された中央交流会には、約100名の農業関係者が参加し、情報交換など交流を深めた
B級グルメや特産品の試食会も!
本会場地下駐車場では、兵庫県産の農産物や加工品、お菓子などの試食会も
会場外には、兵庫県のB級グルメの屋台が
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全体会では、皇太子殿下が農業関係者を激励
全国の農業者が一同に会し、相互研鑽と交流を通じて、様々な知見を得て、自らの経営改善と地域農業の発展をめざすために開催される「全国農業担い手サミット」。第17回となる今回は「育もう担い手!切り拓こう 新時代!~夢を創ろう コウノトリ翔(かけ)る 大空の下(もと)で~」をテーマに、昨年11月13、14日の2日間、兵庫県神戸市のグリーンアリーナ神戸をメイン会場に開催されました。 開催前日の12日には、ホテルオークラ神戸で中央交流会が催され、皇太子殿下も御臨席に。会場では、全国から集まった農業者たちが、積極的に交流を深めました。 翌13日の全体会では、開会にあたり皇太子殿下から、阪神・淡路大震災から間もなく20年となる中で、「復興の中で培ってきた協働の心が伝わっていくことは、都市と農村が支えあう災害に強い地域づくりを進める上でも意義深いことと思います」と、全国から集まった農業関係者に激励がありました。続いて、農業経営の改善や地域農業の振興・活性化で優れた功績を上げた農業者を表彰する「全国優良経営体表彰式」が行われ、個人経営体、法人経営体、集落営農の3部門における農林水産大臣賞が授与されました。 続く「担い手メッセージ」では、農林水産大臣賞の受賞者と、兵庫県内の若手農業者、農業高校生の5名が「農業に対する熱い思い、未来への希望・決意」を3分間で全力アピールしました。 パネルトークでは、兵庫県内の女性農業者が熱い議論を
「女性の力で地域を元気に!」をテーマにした県内女性農業者のパネルトークも開催され、兵庫県内で活躍する女性農業者5名が登壇。「農業は夫と同じ目標に向かって切磋琢磨できるすばらしい職業」「地元女性で農業ネットワークを広げたい」「積極的な雇用や研修生の受け入れによって、自分自身も成長できた」など、コーディネーターを交えながら、職業としての農業や農業の幅広さ、人材育成の取り組みなどについて、熱い議論が交わされました。会場には、「姫路おでん」や「おの恋ホルモン焼きそば」など、兵庫県生まれのB級グルメ屋台がずらりと並んだほか、丹波栗や淡路島レモンといった兵庫県の特産品の試食会も行われ、あちこちで行列ができるほどの大盛況でした。 大会2日目の14日は、地域交流会を開催。「『こうべ旬菜(しゅんさい)』で消費者を魅了する野菜園芸コース」「本支店方式による大規模集落営農と低コスト野菜水耕技術コース」「三原平野の多毛作農業、野菜園芸コース」など地域ごとにテーマを設け、県内9地域35コースに分かれて、兵庫県内の先進的な経営を行っている団体や農業施設などを見学。熱心にメモを取る参加者も数多くいました。 次回、第18回の「全国農業担い手サミット」は宮崎県にて、平成27年11月10日、11日に開催されます。
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