MAFF TOPICS
日本館展示エリアをレポート 5つのシーン構成で農や食、食文化の多様性を紹介
| MAFFとは農林水産省の英語表記「Ministry of Agriculture,Forestry and Fisheries」の略称です。MAFF TOPICSでは農林水産省のお知らせを中心に、暮らしに役立つ様々な情報をお届けします。 |
| 5月1日から10月31日まで、イタリア・ミラノで開催される「2015年ミラノ国際博覧会」。 準備の様子から開催後の現地情報などをお伝えする連載の第2回は、日本館の展示エリアについて、詳しくレポートします。 |
 2015年ミラノ国際博覧会
   |
日本館の展示テーマは、「“Harmonious Diversity”を巡る旅」。〝食を巡る遥かな旅〞の体験を通じて、日本の農や食、食文化の多様性を表現します。 展示エリアは日本館の1～2階に位置し、プロローグと5つのシーンで構成。五感に訴える演出やインタラクティブな体験、ライブ・パフォーマンスショーなどで、来場者を楽しませます。  Scene I : HARMONY
日本の水田は、豊かな植生と生物多様性を持つ国土を生み出しました。人びとはそこから食の恵みを得ると同時に、洪水・渇水も治めてきました。自然と共生する日本の農林水産業を、「コウノトリ」をシンボルに紹介します。自然と寄り添い、多様な恵みを育む日本の食の産地  Scene I : HARMONY Scene II : DIVERSITY
世界には様々な農業があり、それに応じた多種多様な食があります。このゾーンでは、農と食、食文化に関する1000以上のコンテンツを一望することで、世界と日本の多様性を実感していただきます。日本の農と食、食文化の多様性、さらなる拡がり  Scene II : DIVERSITY Scene II : LEGACY
「一汁三菜」「発酵・天日干し」「出汁・うま味」など、古来から日本食に込められた様々な知恵と技が、地球上の人びとの健康的な食生活に貢献する「未来食」になることを訴えます。未来につながる伝統の知恵と技 日本食は「未来食」  Scene II : LEGACY Scene III : INNOVATION
伝統的な日本型食生活や、自然と共生する持続的な農業生産の取り組みなどを紹介。食と食料生産支援の国際貢献や科学・工学など分野を超えた先端技術も紹介します。地球的課題に対し独創的に取り組む「日本クリエイティブ・ソリューション」 Scene IV : COOL JAPAN DESIGN GALLERY&JAPAN SHOW CASE
新進気鋭のアーティストが匠のワザを表現した和食器のほか、マンガ・アニメーション、ファッションなども紹介。日本の伝統・文化やライフスタイルの魅力を“クールジャパン”として、世界に発信します。伝統と革新がもたらす、魅惑のクールジャパン Scene V : LIVE PERFORMANCE THEATER
「いただきます」と「ごちそうさま」を合言葉に、コミュニケーションの輪を拡大。一体感のある観客参加型のショー演出を通じ、日本食が世界の人びとをつなぐ「地球食」となることを体感していただきます。食卓から始まる人びとの想い、絆日本食は世界をつなぐ「地球食」  Scene V : LIVE PERFORMANCE THEATER |
|
ミラノ万博 ミニ通信
|
|
 |
無人飛行機が撮影した万博会場の写真・動画を公開中
ミラノ万博公社では、電気通信事業者テレコム・イタリアと協力して、万博会場の上空から「ドローン」（小型無人飛行機）で撮影した建設状況の写真や動画をミラノ万博公式サイトなどで公開。4月の工事完了まで現地の進捗を配信する予定です。農林水産省公式ツイッターでも配信中。●ミラノ万博公式サイト（Belvedere in città） http://www.expo2015.org/it/esplora/sito-espositivo/belvedere-in-citta |
