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農林水産省

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MAFF TOPICS(4) NEWS 海外における日本料理の調理技能と日本産食材サポーター店認定のガイドラインを制定


日本の食文化の魅力を伝える制度
日本食・食文化と日本産の農林水産物の魅力を伝え、海外発信を強化するため、海外における「日本料理の調理技能の認定に関するガイドライン」および「日本産食材サポーター店の認定に関するガイドライン」を制定しました。

この制度は、海外の外国人日本食料理人のうち、日本料理に関する知識や調理技能が一定のレベルに達した人や、日本産食材を積極的に使用する海外の飲食店や小売店を、民間団体等が自主的に認定できるよう、一定の要件をガイドラインとして定めたものです。


日本料理の調理技能の認定
日本料理に関する適切な知識と調理技能を習得した外国人料理人を育成することで、日本食・食文化のブランド力を向上させ、日本産農林水産物・食品の利用を広げるのが狙いです。

修得すべき知識・技能は、(1)日本の食文化に対する知識、(2)衛生管理の知識、(3)技能、(4)おもてなしの4項目。それぞれの修得度合いに応じてゴールド、シルバー、ブロンズに分けられます。

ゴールド
実務経験おおむね2年程度の者。
シルバー
日本料理学校等の卒業者または実務経験おおむね1年程度の者。

ブロンズ
短期料理講習会等の受講者。


日本産食材サポーター店の認定
日本産食材に関心の高い海外の消費者に、サポーター店から日本産食材の魅力を発信し、日本産食材の海外需要の拡大を図ります。

飲食店では日本産食材を使用した料理を提供し、メニューに「日本産」の表示を、小売店では日本産食材を販売し、商品棚に「日本産」の表示などが必要です。
日本産食材サポーター店の認定

※それぞれのロゴマークは、ガイドラインに定める運用・管理団体、認定団体で利用することができます。





取材・文/細川潤子




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