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農林水産省

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山本農林水産大臣記者会見概要

日時 平成28年8月5日(金曜日)10時25分~10時43分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)本日の閣議について
  • (大臣より)北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて
  • 政府の経済対策について
  • 副大臣・政務官人事について
  • 山本内閣府特命担当大臣の発言について
  • 北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて
  • 農家住宅について

 

大臣

おはようございます。今朝の閣議から申し上げます。人事のお話がありまして、副大臣、大臣政務官等の人事の発表がありました。農林水産省の副大臣には齋藤健さん、礒崎陽輔さん、大臣政務官には細田健一さん、矢倉克夫さん、この方々が任命をされるという御報告がありました。その他、私が国土交通相臨時代理を月曜日の閣議では仰せつかることになりました。人事案件等細かな案件はいくつかございますが、これが閣議でございました。閣議終了後、我が国における危機管理という閣議後の話し合いがありまして、危機管理の体制の確認と危機管理の地下の危機管理センター、ここに赴きまして首都直下型等大規模地震震度6強以上の場合、全閣僚が官邸に集まるということの確認がございました。集まる方法は様々でありまして、徒歩でも、自転車でも、何でもいいからともかく1分でも早く集まるという確認でございました。以上が今日の閣議及びその後の懇談の話であります。次に私の方から皆さんに発言をさせていただきます。北朝鮮が弾道ミサイルを発射した事についてでございます。8月3日北朝鮮が弾道ミサイル発射を強行しました。日本のEEZ内に落下し、我が国の安全保障に対する重大な脅威であり、許しがたい暴挙であります。漁業者及び漁船の安全確保の観点からも、極めて問題のある危険な行為であります。明白な国連安全保障理事会の決議違反で、政府として断固抗議しているところであります。総理からは、1情報収集・分析や国民への迅速・的確な情報提供、2航空機・船舶の安全確認の徹底、3不測の事態に備えた万全の態勢が指示されたところでございます。農林水産省としましても、関係団体から漁業者の安全確保の観点から強い要請があったこと及び落下地点の漁場や漁船の動向について情報提供を行ったところで、今後とも緊張感をもって対応してまいるというように存じております。以上が発言でございます。私からは以上です。

記者

一問質問させていただきます。政府の経済対策を受けた補正予算が月内にも編成されることになっております。経済対策の中ですと、輸出強化ですとか、イノベーション、ITを活用したイノベーション推進とか項目が盛り込まれておりますけれども、改めてですね、山本大臣のお考えといいますか、姿勢とか、アイデアとか、お聞かせいただければと思います。

大臣

そのことについては、練っている段階で、まだ口にはできません。今考えているのは、政府の閣議決定、経済対策、その中にある我が省に対して、4点ばかりの具体的な指示、農林水産業の輸出力の強化、中山間(地域)の農業所得の向上、農林水産分野におけるイノベーションの推進、総合的なTPP関連政策大綱等に基づく施策の着実な実施、こういう大きなテーマに沿った補正予算でなければならないという、以上のコメントがまだしかねるところでありまして、今思案しているところでございます。

記者

改めてですね、今回の副大臣と政務官の人事について、どのように受け止めてらっしゃるか。いかがでしょうか。

大臣

まず、齋藤健さんは、ほぼもう2年以上、3年近くやってらっしゃるんじゃないでしょうか。その都度、私は週1回齋藤健さんの仕事ぶりを今までも拝見してきましたし、TPPに対する考え方も聞いております。健さんが副大臣になる前に、USTR(アメリカ合衆国通商代表部)へ2人で乗り込んで会談したこともあります。ワシントンでです。というようなこともありまして、大変信頼をしているところでございます。礒崎さんはかなり地方自治に詳しい方でありますし、非常に論理的な人でありまして、参議院という場での活躍を期待しておるところでございまして、私にとっては、大変力になっていただける重要な方だというように思っております。あと2人の方については、おつきあいがこれからでありますので、よく、チームワークを保ちながら、しっかり支えていただくように頑張りたいと思っております。

報道官

他にございませんか。

記者

昨日、山本幸三規制改革担当大臣が就任会見で農業の規制改革を行うに当たって、所得補償を充実広くさせたいと、今農水省がやってる政策と若干ずれがあるような発言だったと思うんですけれども、これを踏まえてどのように農政運営に取り組まれたいか、お願いします。

大臣

今朝、幸三大臣と確認を取りました。彼が言っているのは、従来からの持論で、マーケットメカニズムに抵抗を与えるような政府の介入というのはできるだけ避けるべきだと。したがって、農産物におけるマーケットメカニズムをさらに確保すべきという観点からして、価格維持への直接介入ではない形での支援ということがこれから大事だと。特に欧米にこのことは、欧米と共通すべきであって、欧米の中山間におけるデカップリングのような支援というのはあり得べき話である。したがって、できれば今の我が国でやっていることについての農業支援のあり方について徹底していただければありがたいという要請がありました。ですから、今、我が省でやっていることに対しては、むしろ肯定的な話というように私は受け止めました。以上です。

記者

大臣、冒頭の発言で、北朝鮮のミサイルに関する発言がありましたけれども、今後とも緊張感を持って対応したいということですが、今回の北朝鮮の行為を受けて、何か農水省として新たに具体的に取り組むことで、対応について具体的に教えていただけますか。

大臣

国交のないところでありますから、抗議ということの意味がどこまであるか私も分かりませんが、外務大臣、既に北京を通じてかなり強力にやっていただいておるというように承知しています。さらに加えて、私も全漁連から操業の実態について、つぶさにもう一度、本日ヒアリングをした上で何ができるか検討してみたいと、こういう考え方であります。

報道官

他にございませんか。よろしいですか。

記者

昨日おっしゃった、農家住宅のところの件なんです、インタビューした件なんですけど、あれは、都会から若者の移住を促すという話なのか、あるいは、今住んでらっしゃる方に住宅への補助をしたいというお考えなのでしょうか。どういうことでしょうか。

大臣

2段階を考えてまして、今ある農家の方々の農業後継者用の住宅になればというような気持ちが第1、それから、Iターン・Uターンに対しては、ともかく今、農村農業地域は過疎になりつつありますので、空き家がいっぱいあります。当面はIターン・Uターンは空き家対策、こういったもので対処しようと、そして農家住宅が普及してきたならば、その方々にもそうしたものの提供が可能であれば、財政的にそうしていくというような2段階あります。Iターン・Uターンはまずは農業というものに携わってない方が非常に来られるということで、まず農業就労の体験や実践を通じて一生の仕事になるかどうか、これを見極めないと、私の田舎でも1、2ヶ月でおやめになられたり、2、3年で帰られたり、いう方が非常に多いもんですから、2段階で考える必要があるだろうというように思います。

 

記者

では、農業に就農する人に住宅費を支援するっていう、そういう。

大臣

住宅費の支援じゃありません。ローンで買ってもらおうと思ってます。ローンで。しかも私の考え方は、ローンでかつ30年ローンをして、それを証券化して、いわば金融メカニズムの中にそれが入らないかなと、さらにその上において、デフレにならない宅地でないとだめだと。それがまずは条件であると、つまり買った価格よりも必ず高くなるっていう安定感、安心感。そうすると、住宅ローンを払えなくなりましても売却すればデフォルトしないと。いう考え方の下にやっていけるような理想像、これが実現できるかどうかを今後検討してみたい。こういうことです。

 

記者

例えば、いつぐらいの予算からそういうのを。

大臣

早ければ早いほどいいと思いますよ。まだ皆さん方に御披露しても、佐藤農村振興局長にまだ言ってないんで、佐藤さんがびっくりしているだろうと思いますので、これから、これからです。

報道官

他にございませんか。

記者

今のお話なんですけれど、住宅ローン減税とはまた違うお話ですか。実際に住む人にとっては、どういうメリットが。

大臣

まず、私はモデルがいくつかありまして、一つは岩手県盛岡の郊外の農村地域に作っている、オガール住宅団地、こういうものが一つ。仙台の郊外にあります泉パークタウンという、これは一般の農村住宅じゃありませんが、農村住宅と同じように100坪以上の区画であります。そういうようなところは値下がりが今まだ現象として起こっておりません。もう一つモデルとしておりますのは、高知県梼原町の住民が新築するとき、梼原で伐採された木を使うと200万円、それから梼原に長く居住して、かつ40歳以下で子供さんがいる場合は200万円追加する。それからソーラー発電については80万円追加する。というような施策を町がとっておられます。そういうようなことの実績やその効果、こういったものを見定めて、先ほどいう農家住宅っていうのは畑や田んぼに隣接して住宅があって、かつ危機管理において非常に優れたものがありますから、そういうことがうまくリンクして、いろんな施策が盛り込まれることができるかどうか、こういったことを検討してからやりたいと思っております。

以上