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農林水産省

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山本農林水産大臣記者会見概要

日時 平成29年3月28日(火曜日)9時43分~9時51分 於:参議院中庭側廊下
主な質疑事項
  • (大臣より)農林水産省関係の独立行政法人の理事長人事について
  • (大臣より)漁港漁場整備長期計画の閣議決定について
  • 平成29年度予算の成立について
  • 諫早湾干拓の開門問題に関する和解協議について

 

大臣

私から2点、御報告がございます。
1点目でございます。農林水産省関係の独立行政法人家畜改良センター及び国立研究開発法人国際農林水産業研究センターの理事長人事につきまして、本日、閣議で御了解をいただきました。配布しております資料のとおり、(平成)29年4月1日付けで、2名を任命することとしております。
2点目でございます。本日の閣議におきまして、新たな漁港漁場整備長期計画が閣議決定されました。新たな長期計画におきましては、水産物の輸出促進、漁場の生産力向上、大規模自然災害への対応力の強化等を重点的に、(平成)29年度から33年度までの5年間の成果目標や事業量を定めております。今後、この長期計画に基づきまして、漁港・漁場・漁村の整備を実施してまいります。詳細は、後ほどプレスリリースいたします。本日、私からは以上でございます。

記者

来年度予算が昨日成立しましたが、大臣の御所感をお願いいたします。

大臣

平成29年度予算につきましては、農林水産業・地域の活力創造プラン、これに基づき、農林水産業の成長産業化に向けまして、強い農林水産業と美しく活力ある農山漁村を実現していくための施策の展開に必要な予算を重点的に措置しております。2兆3,071億円を計上いたしたところでございます。今後、これらの施策を着実に実施してまいることによりまして、現場の取組をしっかりと後押ししてまいりたいというように存じております。以上でございます。

記者

諫早の和解協議がですね、打ち切られましたけれども、その受け止めとですね、今後の訴訟への対応の仕方、お考え伺えますか。

大臣

昨日の和解協議におきまして、長崎地裁から、和解協議を打ち切るという判断が示されました。1年を超える和解協議におきまして、和解に至れなかったことは、大変残念でございます。長崎地裁における和解協議は、昨年の1月18日の和解勧告を受けまして、15回に及ぶ協議を重ねました。今年の1月27日には、新たな和解勧告の御提示をいただくなど、和解に向けた裁判所の御尽力には敬意を表したいと存じております。また、漁業団体におきましては、国の提案した基金につきまして、これまでの経緯や立場を乗り越えた議論をいただいたわけでございまして、感謝にたえません。国といたしましては、引き続き、本件をめぐる一連の訴訟に適切に対応し、問題の解決に向けて、真摯に努力を重ねたいというように思っております。以上です。

記者

その関連で、農水省が漁協の幹部に示した想定問答の件なんですが、大臣は和解協議や訴訟への影響をですね、理由に説明を拒んでらっしゃいますけれども、昨日、決裂したということで、フェーズが変わってですね、説明するべきかと思うんですけれども、大臣、その辺どのように考えてらっしゃいますか。

大臣

和解協議で長崎地裁から協議打ち切りという判断がなされました。本件は実は複数の訴訟が提起されております。訴訟中であることに変わりはございません。場面が福岡高裁に移るということもございます。このため、交渉または争訟に係る事務に関しまして、国の当事者としての地位を不当に害するおそれ、あるいは関係者の地位を不当に害するおそれ、そうした文書が存在しているか否かも含めて、そうした観点からお答えできない、また、資料を御提出できないという事情を一つ御容赦いただきたいと思っております。

記者

和解協議は、でも昨日で打ち切りになってですね、それでいったん白紙になったわけじゃないですか。それでも説明できない理由がよく分からないのですけれども。

大臣

続いての福岡高裁の和解協議、あるいは審理のあり方、それは実は福岡高裁と長崎地裁、連動しているという認識で、私どもおりまして、その意味において、今後、福岡高裁の訴訟指揮等も勘案させていただきながら、また御判断をさせていただきたいというように思っております。

記者

福岡高裁は和解協議をするというふうには言っていないと思うんですけれども。

大臣

ですけれども、ポイントは、4月に控えております長崎地裁の判決、この判決に向けてさらに関係者、利害関係団体等、我々も急転直下という意味もございまして、さらに福岡高裁の御意向というのも今後ありうるいうように判断しておりまして、争訟が複雑に絡んでおりますので、私どもとしましては、この想定問答の存否を含めて今までどおり対応させていただきたいと、こういうように御容赦願いたいと思っております。

記者

和解に至らなかった要因はどんなところにあるとお考えですか。

大臣

関係者の相互理解や手法、共に有明海の再生に向けた手法、そうした位置づけの中から合意点、ある程度見いだせたかなという気持ちはしましたけれども、まだ少し、乖離を埋められなかったという点について非常に残念であると思っております。

報道官

この後委員会あるんで、あと1問で。

記者

水門の締め切りから20年になるんですが、その辺の受け止めはいかがでしょうか。

大臣

これは、農業者の皆さん、漁業者の皆さん、漁業者でもそれぞれの地区地区の考え、私ども、何とかそこを合意ができればというように思っております。そんな意味でそれぞれのお立場お立場をミクロに見ますと、みんなそれぞれの立場で当たり前の話をされておるだろうというように思います。しかし、全体として考えたときに、やはりそこでの合意っていうのは、裁判所のお力で何とかできると、私どももそれに沿った誠心誠意の対応をすれば、何とか全体として合意ができるだろうと期待をかけておりましたけれども、水門開け閉めを含めまして、なかなか厳しいものがあったなという感想でございます。

報道官

以上で会見を終了します。

以上