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農林水産省

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山本農林水産大臣記者会見概要

日時 平成29年6月2日(金曜日)9時12分~9時22分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)平成28年度水産白書について
  • 日EU・EPA交渉について
  • 平成28年度水産白書について
  • JA全中会長選挙について
  • 米国のパリ協定からの脱退について
  • かりゆしウェアについて

 

大臣

本日、私から1点、御報告がございます。本日の閣議におきまして、平成28年度の水産白書が決定されました。水産白書では、例年、特定のテーマを掘り下げる特集を設けておりますが、今回の白書では、世界とつながる我が国の漁業、国際的な水産資源の持続的利用を考える、のテーマの下、我が国の漁業をめぐる国際情勢の変化、国際的な漁業管理の枠組みとその動向についての分析をいたしました。このほか、我が国の水産資源、水産業をめぐる動き、東日本大震災からの復興に向けた動き等、我が国水産業全般をとりまく状況とともに、新たな水産基本計画に基づく各般の水産施策について記述をしております。この白書によりまして、多くの国民の皆様が、我が国の水産業に関心と理解を深めていただけることを期待しております。詳細は、この後、プレスリリースいたします。本日私からは以上でございます。

記者

1点お尋ねいたします。EUとのEPA交渉ですが、7月のG20が一つの大枠合意のメドというような観測もありますけれど、これについての、今、現時点の手応え、大臣のお考えをお願いします。

大臣

5月26日に行われました日EU首脳会談におきまして、日EU・EPAのできる限り早期の大枠合意が極めて重要であること、さらには両首脳が今後必要な政治的指導力を発揮していくこと、この2つが確認されたと承知をしております。農林水産省としましては、引き続き、我が国の農林水産業をしっかり守っていくため、農林水産品について、貿易、生産・流通実態等を一つ一つ勘案して、そのセンシティビティに十分配慮しながら、しっかりと交渉に取り組んでまいりたいというように考えております。

記者

水産白書を伺いたいんですけれども、今回の特集で国際的な漁業管理の特集を組まれたということで、日本が大きな責務を負っていると、漁業管理に関してですけれども、指摘されているわけですけれども、そういった国際的な漁業管理を取り上げた理由というか、その思いとですね、今、太平洋クロマグロでは、日本が上限を超えるような事態になって、課題になっていますが、責務をどう果たしていくのか、その考えを伺えますか。

大臣

水産漁獲高は世界がここ30年で倍の水揚げ高になっております。そして日本はここ30年で2分の1の減少の水揚げ高になっております。世界がいわば水産たんぱく資源に対して、貪欲に漁獲している中で、我が国の漁業というものは、人的にも高齢化し、また減少していく。そういう中で減少傾向にございます。そういった寥々をどういう世界とのお付き合いというのがベストマッチングなのかということが、今後ずっと問われる問題であるということでございます。まずは今年の水産白書でしっかりとした考え方を示していくという重要なポイントではないかというように思っております。我が国の漁業をめぐる国際情勢の急激な変化、それはそういうことを言っておりますし、国際的な資源管理について特集、それは資源管理、いわば、世界中が漁獲が増えているということに対する危機感もございます。具体的に申し上げれば、世界の漁業の状況、また我が国EEZに隣接する公海での外国漁船の操業の増加等の国際情勢の変化。また、国際的な資源管理の枠組みと動向。これについて分析し、責任ある漁業国として国際的な資源の持続的利用を確保するための方向性を考察しているわけでございます。また事例紹介やコラムを数多く掲載しまして、我が国の水産業を取り巻く状況や課題について国民の皆様に具体的に御理解いただけるよう取りまとめたところでございます。また、クロマグロについて、まぐろの資源管理、特に我が国魚食の典型でございますし、これはしっかり守って行く必要がございます。その意味におきまして、自らの自制、そういったものをきっちりとすることによって、国際的な発言力が出てくるというような考え方の下に、今後、資源管理について徹底するという姿勢でございます。以上でございます。

記者

昨日、JA東京中央会の会長さんが次期JA全中の会長選に立候補されることになりました。すでに、お一人、和歌山から出ることに確定しております。個別の候補者について、大臣としてはお答えになれないと思うのですが、一連の農協改革を所管する立場において、JA全中の選挙の争点を大臣から見てどういうことが問題になっているのかという御評価をお願いします。

大臣

報道は承知していますが、大変、選任途上でございまして、微妙な点もございますので、コメントはぜひ差し控えさせていただきたいと思っています。

記者

微妙とはどんな感じでしょうか。

大臣

受け取りようによっては、大臣はこの人の支持者かなというようなこともあるかもしれませんので、一つよろしくお願いします。

報道官

他にございますか。

記者

昨日、今朝早くですけれども、トランプ大統領がパリ協定からの離脱を正式に表明しましたけれども、農林水産省だと森林の活用などを通じて責務を負っているかと思いますが、今後、責務に変化が現れたりですとか、また、あとパリ協定が、アメリカが離脱した後の今後などについてお願いします。

大臣

今朝の報道は大変残念でありました。我が国としましては、パリ協定の枠内で米国と協力を重ねたいと考えておりました。また、今般、トランプ政権が脱退を表明したことの後のことについて、なかなか予測しがたいところでございます。いずれにしましても、気候変動問題への対応というのは国際社会が取り組むべき、グローバルな課題であると認識しておりまして、当省といたしましては、温室効果ガスの排出削減等に引き続き取り組んでまいりたいというように思っております。なお、アメリカの状況を注視していきたいというように考えております。

報道官

他にございますか。

記者

今日、かりゆしの着心地はいかがですか。

大臣

非常に楽です。背広を着るより楽であります。ただ、本会議ではこれじゃだめらしいので。また、閣僚の皆さんは寒いと言ったりする方もおられまして、暖房、部屋の温度との調整というのは、かりゆし(ウェア)を突然着ると様々な反応があるなという気がしました。私自身は非常に気持ちよくて楽だと思います。

報道官

よろしいでしょうか、これで会見を終わります。

以上