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農林水産省

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山本農林水産大臣記者会見概要

日時 平成29年6月30日(金曜日)10時38分~10時49分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • 日EU・EPA交渉について
  • 自民党に関する世論について

 

大臣

私の方からはありません。

記者

日EU・EPAに関して、いくつかお願いします。先ほどの閣議の後ですね、岸田外務大臣とやりとりをされていたようですけれども、どういったことをされたのかを教えてください。

大臣

本日、マルムストロームEU通商委員が来日して、岸田大臣とお話をされるようであります。そのことの御説明とまた必要があれば私にも同席を(して)もらいたいとこういう依頼がございました。その日程感について、やりとりをさせていただいたところでございます。

記者

となると、向こうにはマルムストロームさんとあるいはホーガンさん。こちらは岸田外務大臣と山本大臣と、2対2という可能性が高いということですか。

大臣

そういうケースもあるだろうという予測もございましたし、また、入らないでそのまま議論が進むという場合もあるようでありまして、私としましては、岸田大臣がハンドリングされる中で岸田大臣と打ち合わせしながら、今日の日程を詰めていきたいとこう考えてます。

記者

外務省とは別個に、山本大臣とホーガンさんがお2人会われるという可能性もあるんですか。

大臣

これにつきましても、岸田大臣とこの後打ち合わせをしながら決めていくというような段取りでございます。

記者

チーズをはじめですね、農産品で厳しい交渉が続いている、事務レベルで続いていると思うんですけれども、大臣の閣僚会議に臨むにあたってどういう方針で交渉に臨むのかお願いします。

大臣

具体的な交渉内容に関わるコメントは差し控えるつもりでございますが、我が国の農林水産業をしっかり守っていくために今後とも全力で取り組んでまいりたいと思っております。また、貿易、生産・流通実態等を一つ一つ勘案して我が国農業のセンシティビティに配慮しながら交渉に取り組ませていただきたいというように考えております。農業分野だけではなくて、厳しい交渉になっているという認識でございます。

報道官

他にございますか。

記者

加計学園をめぐってですね、下村元大臣の献金疑惑があったり、稲田防衛大臣の発言があったり、自民党に逆風が吹いているような感じがあると思うんですけれども、これの受け止めをお願いしたいんですけれども。

大臣

報道については承知をしております。各具体的なケースについてのコメントをさせていただく立場ではございませんが、政権にある者にとりましては、常に様々な御批判を謙虚に受け止めるということが何より大事ではないかなというように思っています。

記者

日EU・EPAに関連して、早期の大枠合意に向けて詰めの交渉の段階だと思うんですけれども、一方で合意後のですね、国内の生産者の対策というのも現場の方気になっていると思うんですが、現時点でそういった国内の生産者への合意後の配慮というのは現時点でどう考えていますか。

大臣

今のところ、TPPの関連の対策がございました。それを忠実、着実にやっていくということが大事でございまして、畜産クラスター事業、そういったものを今後も厚みを持って対策していくということがまずTPP12で必要でございますし、(TPP)11についてはまだ検討はしておりませんけれども、おそらく日EU合意後も、要は基本的には畜産、酪農の農家のコスト削減や、あるいは、人件費等についての問題、それから過酷な労働でございますので、私がこの間北海道へお訪ねしたときに、夢牧場でございましたけれども、搾乳ロボットを導入するということが、家族労働の労働負担軽減にすごく助かる話であるということを縷々お聞かせいただきました。そういうようなものを導入するということが効果をたらしめるものだろうと思いますし、様々そういった一つ一つを検証して対策が有効であるというように認識するならば、どんどんやっていきたいというように思っております。

報道官

他にございますか。

記者

改めて日EUの関係で、EU側はチーズ、大分強硬姿勢を崩していないと思うんですけれども、TPP以上のですね、譲歩を仮に日本がすればアメリカからも相当圧力が強まるという見方もあります。改めてチーズ交渉に臨むにあたってのお考えを聞かせてください。

大臣

個別の交渉内容にコメントはできませんが、ともかく一つ一つの農産品についてしっかりと勘案しつつ、センシティビティに配慮しながら頑張っていくということが大事でございます。そんな意味で、トータルとして我が国が今後予測されるRCEPも(TPP)11もまた日EUもトータルとして農業分野で国内のセンシティビティを守っていくというように考えているところでございます

記者

EPAの関連で、農家の皆さんをはじめ、説明が、情報開示が十分でないという声がたくさん聞こえてきますけれども、現時点であるかもしくは合意した暁にはということになるのかもしれませんが、農水省としてどういう形で情報開示をお考えでしょうか。

大臣

情報は今、交渉のまっただ中でありますので、交渉の内容を開示できないということは農家の皆さんも御存知なので。また、合意後につきましては、合意内容についてしっかりとした説明をさせていただくということが何より大事になってくるだろうというように思います。合意できるかどうかが、今、正にこの時期になるわけでございますので、農家の皆さんに不安や御心配のないような内容にしていくという覚悟で臨みたいと思っております。

記者

これまでも話題になっていますけれど、特にチーズ、酪農に関しては改革を政府として進めてきたばかりの時なので、ここでまたそれに矛盾するような形の貿易交渉が進むとですね、日本の農政に対する不信にもつながりかねないと思うんですけれども。

大臣

出鼻をくじかないようにというのが私のいつもの答えですが、生乳改革、せっかくやりました。農家の皆さんも創意工夫が始まったという認識でございます。様々な取組、創意工夫というのが各地域で散見されるようになりまして、私も喜んでいる次第でございます。そういったこのせっかくスタートした所をまるっきり出鼻をくじかれるというような内容では何をやっているかわからなくなるわけでございます。そんな意味であくまで農業生産分野の中で1位の畜産酪農でございます。そういったこの日本の重要なこの位置付けの酪農を更に強いものにしていくという姿勢、これで私は農政に取り組んでいくという思いでございますし、その一環の中に日EUがあるならば、これも強い農業の一つの一里塚になればと思っております。

記者

TPP以上の譲歩というのは考えにくいと。

大臣

それは評価の問題でございますので、あくまで、私どもTPPと比較を今する段階でないというように思っています。

記者

日程感なんですが、岸田外相は昨日、金土で交渉しますということおっしゃってましたけれども、基本的に大臣その間待機されているような形になるのでしょうか。

大臣

岸田さんから依頼を受けたのは今日明日の日程について、もし農業分野に具体的に入りこんだ場合には、来てもらうということもあるという御依頼もございましたので、そうした日程感でやっていくと。この会見の後、また具体的に話をさせていただくと、岸田さんと、いうことになっています。

記者

またお会いするんですか。

大臣

そうです。

記者

日曜日は日程は入ってないんですか。

大臣

日曜日はもう相手が帰りますのでね。明日の晩に。

報道官

よろしいでしょうか。これで会見を終わります。

以上