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農林水産省

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齋藤農林水産大臣記者会見概要

日時 平成29年9月5日(火曜日)10時46分~10時55分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)農業機械及び施設園芸の先端技術の現地視察について
  • 中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第13回北小委員会について
  • 北朝鮮弾道ミサイル発射について
  • 平成29年度補正予算について

 

大臣

私の方から1点、御報告ですが、今日、農業機械及び施設園芸の先端技術の現地視察のために茨城県及び千葉県に出張してまいります。茨城県の株式会社クボタ筑波工場では、自動走行トラクターを視察してまいります。また、千葉県の千葉大学柏の葉キャンパス及びMIRAI株式会社では、植物工場に係る実証研究の取組や実際に運営されている植物工場を視察してまいります。今回の視察によりまして、農業の先端技術の開発及び活用の状況を見させていただいて、農業分野のイノベーション創出を進める上での参考にさせていただけたらと考えております。本日私からは以上であります。

記者

1日に閉幕したWCPFCでクロマグロの長期管理目標と日本提案を厳しくした漁獲枠の仕組みが採択されました。交渉結果の御所感と今後の国内対策についてお聞かせください。

大臣

御案内のように、1日午前中まで、韓国・釜山におきまして、WCPFCの北小委員会が開催されて、北小委員会としての太平洋クロマグロの保存管理措置などについて、議論が行われたわけであります。その結果ですけど、これ皆さんも御案内ですけど、現在の目標である暫定回復目標を達成した後、10年以内に、国際的に受け入れられている水準である初期資源量の20%、約13万トンですが、まで回復させるという目標が設定をされました。また、暫定回復目標の達成確率、これがですね、60%を下回った場合には、管理措置を自動的に強化すると、その一方で75%を上回った場合には、一定の条件のもと、漁獲上限の増枠の検討を可能とすると、そういった合意が我が国の主導によりなされたところであります。今回の合意につきましては、太平洋クロマグロの資源回復を目指して、適切に管理をしながら、我が国漁業者からの要望にも配慮しているものと思います。また我が国の置かれている状況についても、米国を含む関係国からの一定の理解を得られたのではないかと認識しておりまして、大きな前進であるというふうに考えております。我が国としては、今回の合意が、12月のWCPFC年次会合で承認されますよう、引き続き、責任ある漁業国として、関係国・地域と協調しつつ、粘り強く交渉を続けてまいりたいというふうに考えております。

記者

1点追加で、75%の達成目標というのは、大臣から見て厳しいものなのか、可能なものなのか、今後の見通しについてお願いします。

大臣

大事なことはですね、しっかり資源管理をすればですね、枠が増える可能性があるというところをきちんと確保していくということが、私は大事だと思っておりまして、それがないとですね、なかなか資源管理を一生懸命やろうという意欲というものも出てこないということもありますので、75%というのが難しいかどうかについてはですね、これは私自身もですね、今後の努力次第だろうと思っていますし、いろんな自然環境にも左右されるんで、一概に言えないところでありますが、ただ、漁業者の皆さんにですね、資源管理の努力をすれば漁獲量を増やせる可能性が出てきたということについては、私は大いに評価できるのではないかなと思っています。

記者

北朝鮮の情勢がちょっと今緊迫しておりまして、ミサイルを発射するのではないかということなんですけれども、農水省あるいは水産庁の対応といいますか、その辺りどういったところを考えておられますか。

大臣

ミサイルにつきましてはですね、従来からやっておりますけれども、内閣官房からの連絡をですね、直ちに現場に通報をしてですね、自動的に漁船に通報される仕組みになっておりますし、その時点においてですね、それぞれの場所における安否確認をしっかりやるということを徹底してやっていくということだろうと思っています。また、核実験も行われたわけでありますが、核実験の場合は放射性物質がですね、空中に出て行って、それが場合によっては農産物にということも可能性としてはゼロではないわけでありまして、そういう場合にはしっかりモニタリングをしていくということの準備をしっかりしていくということだろうと思っております。

記者

今のミサイルの件に関してなんですけれども、前々回のミサイルが飛んできたときに、時間が確かちょうどお昼時で、夜の漁を終えた漁師さん達が陸に上がって眠っていたので、安否確認がかなり遅れたということなので、漁にもいろいろなライフスタイル、時間帯の取り方があると思うのですけれども、そういうことがあるとかなり安否確認の時間がまちまちになってしまうと思うんですが、これに関して今後何か対策とかはお考えでしょうか。

大臣

確かに陸に上がられている方の確認というのは難しいかもしれませんね。ただ、それぞれの担当のですね、無線局等がですね、それぞれの状況をですね、しっかり把握していただいて、安否確認がスムーズに行くようにするということに尽きるだろうと思っていますので、そこを徹底してやっていくということではないかなと思いますね。

報道官

他にございますか。

記者

予算の関係で、概算要求まとまりましたけれども、基盤整備とかですね、米の支援などで引き続き予算をですね、確保を求める声が生産現場にあると思いますが、補正予算の必要性について、大臣どうお考えでしょうか。

大臣

補正予算についてはですね、私の方から今コメントする状況ではないと思いますけれども、もし、そういう状況になるのであれば、当然農業においてもですね、万全の対策を講じるように努力をしていきたいと思っています。いずれにしても、これからの日EUの対策もですね、これからやっていきますので、あらゆるチャンスを活かして万全の対策を講じていきたいと思います。

報道官

よろしいでしょうか。では、これで会見を終わります。

以上