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農林水産省

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齋藤農林水産大臣記者会見概要

日時 平成29年9月29日(金曜日)10時45分~10時52分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • 平成29年度第1回SBS輸入米の見積合わせの結果について
  • 米の需給について

 

大臣

私の方からは、今日は特にございません。

記者

1点伺います。27日にSBSの輸入米、結果、見てのとおりといいますか、ほぼ全量ですかね、値段の方も5割高というのとで。これをどう見ているのか受け止めお願いします。

大臣

御指摘のように、27日水曜日にですね、実施をいたしました、平成29年度の第1回目のSBS米の見積合わせにおきまして、契約予定数量は25,000トンでありましたけれども、これに対しまして、65,368トンの応札がありまして、結果として24,998トンが落札をされました。このうち、一般米全体の政府買入価格は1キログラム当たり112円と、政府売渡価格は1キログラム当たり204円と、いずれも税込でありますが、したがいまして、売買差額が92円というふうになったところであります。今回のSBS米の見積合わせにおきましては、約4年半ぶりにほぼ全量が落札されたということでありまして、これは、国内における国内産米の相対価格が堅調に推移をしているということから、業務用や加工用等の低価格帯の需要に一定の引き合いがあったことで、SBS米に対する関心が高まったということの背景にあるんじゃないかなというふうに考えています。

記者

その業務用・加工用の引き合いが強いということの一つの典型にですね、飼料米に農家が、平たく言えば補助金目当てでシフトしてしまった結果、足りなくなっているんじゃないかという声もありますが、それについてはどのようにお考えでしょうか。

大臣

業務用とですね、一般家庭用を合わせたですね、要するに食べるコメ、主食用米全体を見てみますとですね、平成28年産の生産量750万トンというのは、主食用米全体の需要に比べましてですね、過不足があるという状況にはなっていないと思っていますので、飼料用米の推進によってですね、この主食用米の一部である外食・中食用の業務用のコメがですね、不足しているというふうになっているというふうには思えないなと思っています。

記者

農家の側がイメージ的にいうと、魚沼コシヒカリに代表される、平たく言うと単価の高いコメですね、そちらにどんどん走ってしまって、普及価格帯というんでしょうか、それが手薄になっているという見方があるかと思いますが。

大臣

いずれにしてもですね、主食用米全体においてはですね、需給が崩れているということではないと思っていますので、その中でどういうおコメ作りをするかということについてですね、こうせよああせよというのはちょっと今の時点では申し上げられないなと思っています。

記者

今の質問に関連してなんですが、全体の需給とまた別で、個々の部分でですね、ミスマッチがどうしても起きてしまっている状況を解消するために、今、農水省の中でも業務米に関して、マッチングの支援をされていらっしゃると思うんですが、こうした施策については今後評価していかれる。

大臣

農水省としてですね、こうしなさいという指導はできないと思いますけれども、いずれにいたしましても、きちんとしたマッチングというものができるということが大事だと思っています。特にですね、27年産米、28年産米と米価が上昇する中におきまして、高値で販売したい産地とですね、低価格を求める実需者の間でミスマッチが生じているということもあるんじゃないかと考えています。こうしたミスマッチの解消に向けて、例えばですけれども、我々としては中食・外食等の実需者と産地のマッチングの支援をですね、行うとか、それから各産地に対しまして、売上所得を確保する上で業務用ユーザーの声にもですね、耳を傾けて、適切に販売するということも重要ですよということをですね、あらゆる機会を捉えて説明をしていこうと思っています。確かに高いおコメということも、生産するサイドの気持ちもわかりますけれども、一方で外食・中食用のおコメというのはですね、複数年契約ですとか、安定取引に資するという面もありますので、適切なマッチングが行われるようにですね、努力していきたいと思います。

記者

私もコメの件ですけれども、今日、作柄の発表が午後あるんですけれども、それはこれからですけれども、それを先取りする形で、少し若干天候が夏の間悪かったことなんかもあって、大臣がおっしゃっているように需給もかなり締まっていることもあって、既に少し高めで取引されているように、過去2年も値上がりしているので、小売価格もここ2、3年だけ見ると少し高めにきてます。これ消費者にとってはおコメが若干値上がりするのではないかという状況だと思うんですけれども、おコメってやっぱり他の作物以上に政策の影響を受けやすい作物なので、おコメの値段については農水省としてはこういう一定の適正水準であるというお考えなのか、消費者にとっては安い方がいいのかその辺どういうふうに。

大臣

それは難しい質問ですけれども、いずれにいたしましても、需要に見合った生産とですね、特に30年産米以降はですね、いろんな情報をですね、我々の方も提供させていただくし、それぞれの産地がですね、情報を見ながら生産をしていくという方向でですね、これから努力をしていくということでありますので、価格というのはその結果としてですね、決まってくるものなんだろうと思います。今年の作柄については、まだ今この段階でコメントするのは控えますけれども、そういう意味でいうと、来年の国による生産量の配分をですね、やめるということを前提に各地域で努力をされてきて、それで生産量が需要に見合うようになってきつつあるということについてはですね、私どもとしては評価をしているところであります。

報道官

他にございますか。よろしいでしょうか。ではこれで会見を終わります。

以上