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農林水産省

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齋藤農林水産大臣記者会見概要

日時 平成30年5月25日(金曜日)9時16分~9時30分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)平成29年度水産白書について
  • 水産政策の改革案について
  • 諫早湾干拓開門問題における和解協議について
  • 米朝首脳会談について
  • 米国が自動車等の関税引き上げを検討していることについて
  • 日大のアメフト部の問題による危機管理のあり方について
  • 公文書管理のあり方について 

 

大臣

今日、私から1点、報告がございます。今日の閣議におきまして、平成29年度の「水産白書」が決定をされました。この水産白書では、例年、特定のテーマを掘り下げる特集を設けていますが、今回はですね、「水産業に関する技術の発展とその利用~科学と現場をつなぐ~」こういうテーマの下で、特に人工衛星等による観測技術や情報通信技術の活用と、今後の方向性について掘り下げて考察を致しております。この白書によりまして、多くの国民の皆様が、我が国の水産業に関心と理解を深めていただけることを期待しております。詳細は、この後、プレスリリースをさせていただきます。私からは以上であります。

記者

昨日ですね、水産庁が自民党の水産関連部会で水産政策の改革案を示しました。これについての受け止めをお伺いしたいんですけれども。

大臣

水産政策の改革につきましては、昨年12月に決定されたですね、「農林水産業・地域の活力創造プラン」に「水産政策の改革の方向性」を盛り込んで、速やかに改革案の骨格を取りまとめるべくですね、現在検討を行っているところであります。昨日の自民党の水産合同会議におきましては、この改革の具体的内容をですね、お示しをして、御意見をいただいたところでございます。出席された議員の先生からは、いくつかの項目につきまして、詳しく説明してほしいという意見もございましたものですから、次回のこの合同会合でですね、当方からまた丁寧に回答をさせていただくと、そういう風に考えているとことでございます。

記者

関連でですね、昨日、合意というか了承には至らなかった訳なんですが、大臣はどれくらい合意には時間がかかると、そのスケジュール感をお伺いしたいんですけれども。

大臣

スケジュールは、そんなに時間かからずに丁寧に説明していけば、御理解いただけるんじゃないかなと考えております。

記者

諫早の干拓計画の開門訴訟の関係についてなんですけれども、福岡高裁が和解勧告を出して、それに対して農水省のコメントが出ました。それに対して漁業者側の弁護団から2次勧告を拒否するという対応も出てきていますけれども、それを受けて大臣どういう風にお考えでしょうか。

大臣

この諫早湾干拓開門問題につきましてはですね、まず3月5日に、福岡高裁から、開門しないことを前提とする和解勧告が発出され、和解協議が進められてきたところであります。そして5月22日にですね、この同じく福岡高裁から、更に具体的な内容を含む第2次和解勧告文書が発出をされましたが、その趣旨はですね、5月1日に佐賀、福岡、熊本の3県の漁業団体が表明をされた、「開門しない前提の和解協議を進めてほしい」旨の考えをですね、全ての関係者が重く受け止めるべきであるということとですね、その趣旨を我々はそのように考えているところであります。国としてはですね、開門によらない基金による和解に至れるようですね、真摯に対応することに尽きると考えていますし、すべての関係者にですね、これまでの経緯、それから裁判所の御判断を重く受け止めていただきたいなと節にお願いをするばかりであります。

記者

昨日、米朝首脳会談が中止となりましたけれども、これについて受け止めをお願いします。

大臣

米朝、ちょっと、農林水産大臣としてですね、コメントは控えたいと思います。コメントする能力が正直ございません。すいません。

記者

アメリカのトランプ大統領が、自動車の輸入関税を最大25%まで引き上げることを検討していると報道がありまして、これについての受け止めをお願いします。

大臣

トランプ大統領の指示を受けて、米国の商務省が、23日に、トラック及び自動車部品を含む自動車の輸入につきまして追加関税を賦課すべく、通商拡大法232条調査を開始する旨公表したことは、もちろん承知しているわけでありますが、そして、現時点におきまして、その調査がどうなるか、予断ができませんけれども、いずれにしても本件の対応については、一義的には経済産業省又は外務省でありまして、そこでお答えするのがふさわしいのではないかと思いますけれども、安全保障上の理由ということであれば、日本の農産物はどうなるのかという思いは正直ありますね。

記者

それと関連で、一応自動車はアメリカの輸出が大きいので、農産物の輸出に対する影響というのはどのように考えておりますか。

大臣

まだどういうことか結論が出ていないので、コメントはしかねますね。

記者

これも農水省所管でないんですが、日大のアメリカンフットボールの問題なんですけれども、大臣も確か大学の時スポーツをされていたと思うんですけれども、危機管理とかいろんな面でですね話題になって、政治的な諸問題を超えて、世論の関心が非常に高いんですけれども、大臣はどう思いますか。

大臣

私も徹底的に、自分で、その頃、全身全霊かけて、スポーツをやっていたものですから、そういう意味で言うと、あらゆるものを犠牲にしてですね、選手達は試合に出るわけでありますから、その選手たちの思い、名誉みたいなものは、その周りにいる人達にしっかり守ってもらたいなと思います。

記者

監督の会見なんかを御覧になったかどうか分かりませんけれども、いかがですか。日大側の対応について。

大臣

正直、今ちょっと忙しくてあまりテレビを見ていないので、断片的なものしか見ていないんで、ちょっとそれでコメントするのは適当じゃないかなと思っています。

報道官

他にございますか。

記者

これも他省庁の話で恐縮なんですけれども、財務省が森友問題の書類を破棄した件に関してなんですけれども、麻生大臣、謝罪しまして、ただ、麻生さんは以前に別の件で、書類の扱いとかに関しては、どこの省庁でも起こり得る問題とおっしゃっていたのでこれに関してご所感を。

大臣

麻生さんの発言については、ちょっと私は真意が分かりかねるので、コメントできませんけれども、今回の提出された文書についてはですね、誰かが廃棄を指示したこともありますし、さっき、うちの役所とは直接関係ないけどという話があったけれども、しかしこの件は、役所全体の信頼に関わる話だと思っていますので、私はですね、やはり大問題だと思っておりますし、この問題の処理というものについては、厳正にですね、対処していただきたいと思いますし、もう一つ付け加えると、やはり多くの職員はですね、本当に真面目にやっている人達がもう99.9999%くらいだと思っていますので、だからその人達に申し開きがつくようなきちんとした対処をしてほしいなと思います。

記者

話が戻って恐縮なんですが、先ほどの諫早湾の干拓事業の和解勧告の件なんですけれども、2次勧告で少し具体的に、漁業団体が要望する排水ポンプを基金と別枠で創設することなんかも国によって検討すること、もう一つ、間接強制金についての調整を図ることとかいう具体的なことが出てきたと思うんですけれども、これについて国としては受け入れられる範囲内のものであるのか、どうなのか、その検討状況みたいなものを教えていただけないでしょうか。

大臣

これからその協議を我々はしたいと思っていますので、今そういう判断を示すのは適切ではないと思いますけれども、ただですね、この福岡高裁が出された勧告、提案というものは、それぞれの関係者が重く受け止めるべきだと思っていますので、重く受け止めた上で、十分検討していきたいと思っております。

記者

同じ勧告の中でですね、これは原告、向こうの51人の漁業側の当事者以外にも影響を及ぼす重大なものであるということが書かれていると思うんですけれども、同じ理由でですね、それは裁判所としては、そちら側に、だから考えなさいということが書いてあると思うんですけれども、国としてもその和解に向けてですね、より大きなですね、変化を提案するようなことはあり得るんでしょうか。

大臣

それぞれの方が、それぞれ受け止める部分って、あると思うんですよ。それをしっかり重く受け止めた上で、今後ですね、その和解協議が成功するように我々は努力するということに尽きますので、具体的にこれをこうする、ああするというのは今申し上げるべきではないんでしょうか。

記者

現実的に平行線が続いてるもので、打開するためにですね、有明海の再生という大きな視点に立って、何かその、裁判以外でも構わないかと思うんですけど、動かしていくっていう。

大臣

これはご存じだと思いますけど、有明海の再生については、これは皆さん一致した意見だと思いますので、それはそれで私どもは着実に進めていくので、裁判と絡めてですね、ということではなくて、有明海再生の特措法もありますので、それに基づいてみんなの願いがかなうように、我々としてもやるべきことをやろうということに尽きると思っていますので、それはそれ、これはこれです。

報道官

ほかにございますか。

記者

水産改革についてなんですけれども、昨日の会議では漁業権に関して、特に、今、地元漁協に優先的に与えられている漁業権に関して、優先順位をなくすという部分に関して、党の方から、それから団体の方からかなり反応が大きいのですが、その件に関してはどうお考えでしょうか。

大臣

これも、これからですね、よく説明して行けばわかっていただけると思いますけど、強制的に取り上げるとかいうことではなくて、ちゃんとやってるところはちゃんとやっていただくということでありますので、ですからそんなにですね、最初は表現だけ見るとびっくりされるかもしれませんが、よく読んでいただければ私は理解していただけるんじゃないか、非常にリーズナブルなことを言ってると思いますので。

報道官

他にございますか。よろしいでしょうか。では、これで会見を終わります。

大臣

どうもありがとうございました。

以上