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農林水産省

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齋藤農林水産大臣記者会見概要

日時 平成30年6月29日(金曜日)9時21分~9時31分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)アルゼンチン向け日本産生鮮牛肉の輸出解禁について
  • 国際捕鯨委員会(IWC)総会について
  • TPPへの新規加盟について
  • 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)について
  • サッカーワールドカップ日本対ポーランド戦について

 

大臣

  私の方から報告が1点ございます。「アルゼンチン向けの生鮮牛肉の輸出について」です。農林水産省は、厚生労働省と連携をいたしましてアルゼンチン当局との技術協議を重ねてきた結果、本日より輸出が可能となりました。本件につきましては、今年の5月14日に、私がアルゼンチンのエチェベレ農産業大臣と会談した際にですね、7月のG20農業大臣会合の時点で、パタゴニア産牛肉等と日本産牛肉が相互に輸出可能になるよう、双方で必要な手続を進めていくことで一致していたものでございます。
  日本からアルゼンチン向けに牛肉が輸出解禁となるのは初めてのことでありまして、今後、同国向けの牛肉の輸出が増えていくことを期待をいたしております。詳細は、この後プレスリリースにてお知らせをさせていただきたいと思います。私からは以上であります。

記者

  9月にIWCが開かれますけれども、日本はIWCの決議要件の緩和と商業捕鯨の再開を提案することと思います。大臣として期待するIWCの在り方と、現時点での交渉見通しをどう見ていらっしゃるのか教えてください。

大臣

  あのですね、まず、IWCはですね、長年にわたって、我が国をはじめとする持続的利用支持国と反捕鯨国の間で対立が常態化をしておりまして、何ら意思決定が出来ない状態が続いています。IWCが本来の姿に戻って欲しいというのが私どもの切なる願いであるわけでありますが、このため、本年9月のですね、IWC総会に向けて、商業捕鯨の再開につなげるべく、IWCの資源管理機関としての本来の機能をですね、回復させるための提案を行うということでありますので、そういう在り方になって欲しいと思いますね。それで、具体的には御指摘ありましたけど、ミンククジラのようにですね、資源が豊富な鯨種に限って、商業捕鯨モラトリアムを解除すると。それからIWCの意思決定手続を見直して、捕鯨枠の設定などの総会での可決要件をですね、現行の4分の3というものから緩和をするという提案を、日本として行うことをですね、今、政府内で検討しているということであります。我が国としては、本年の総会で、この改革案がですね、実現されて、商業捕鯨の早期再開が実現するよう全力で取り組む、そういう姿勢であります。

記者

  反捕鯨国のですね、主張もなかなか根強いと思うんですけれども、交渉についてはどのように今、思ってらっしゃいますか。

大臣

  とにかくですね、今回の提案について実現できるようにですね、最大限の努力をしていくということに、まだこれからですね、尽きるということだろうと思います。

記者

  昨日の参院の内閣委員会でTPPの関連法案が可決して、今日の本会議で成立される見通しだと思うんですけど、TPP11の関連で、タイとかコロンビアが新規に加入を表明している国があると思うんですけれども、アメリカを引き戻すために、新規加盟国に対しては情報提供が必要なふうにして、加入したりというのが政府の立場と思うんですけれども、農業現場では新規加盟国が増えることで、農業分野にも影響が大きくなってしまう懸念が広がっていると思うんですけれども、このことについての大臣の見解をお願いします。

大臣

  これも前からですね、お話させていただいておりますように、新規加盟がですね、行われることになった場合におきましてもですね、きちんとその農林水産業に与える影響についてはですね、きちんと評価をして、そして我が国の国益といいますか、農林水産業の基盤が傷つくような、そういうことの無いように対応していくということに尽きるっていうことだと思います。

記者

  この週末の30日と7月1日にですね、RCEPの閣僚会合があります。どのような姿勢で臨まれるのかについて教えてください。

大臣

  RCEPもですね、この1日からですか。中間閣僚会合が東京で開催されますが、もう今週からこの準備のために、事務レベルの会合が開催をされています。RCEPにつきましては、我が国としてはですね、一定の質が確保されるということを前提にですね、年内妥結を目指すASEANを今、支持しているという状況にありますが、年内妥結の見通しについてはですね、まだ交渉中ですので、予断を持ってお話することはできないと思っていますが、農産品についてはですね、しっかりと交渉に取り組んでまいりたいと考えております。

記者

  最初、IWCのお話がありましたが、その関連なんですけれども、オリンピックに向けてですね、今、農水省でも和食文化の発出というものをいろいろやっていると思うんですけれども、そういう意味でクジラも一つの日本食文化ではあると思うんですが、農水省としてですね、そのクジラの食文化というものを、どう、こうオリンピックに向けて発出していくのかという点と、例えば、地下の生協でもクジラの缶詰とか売っているじゃないですか。その辺、大臣どう思われますか。

大臣

  クジラのですね、鯨食っていうのは日本の文化だと思っておりますので、これはどの国も尊重をすべきではないかと思っております。従いまして、商業捕鯨再開に向けて努力をしていくということでありますし、一方、鯨食文化についてもですね、多くの方に理解していただきたいなというふうに思っております。

記者

  全く話が変わって恐縮なんですけれども、スポーツマンの大臣に。昨日、日本対ポーランド戦が行われましたけれども、それについてちょっとお伺いしたいですけれども、ポーランド戦、日本チームの戦術、後半なんですけれども、向こうがリードしている中でボール回しが続くような戦術が続いていて、それがちょっと賛否両論あるんですが、大臣の所感を教えていただけますでしょうか。お願いします。

大臣

  農林水産大臣ですが。えっとですね、私が監督だったら、どう考えるかなということなんですけれども、ああいう戦術をとることも逃げているようで、実はリスクもとっているんだろうなと思うんですね。まだ、一方で、もう一つの試合の結果が分からないという状況のもとですので、一定のリスクはとっているんだろうと、そういう判断をされたんだろうと思うんですね。それに対して大きな批判もあるというのは聞いているんですけれども、やっぱり批判を恐れずですね、やるべきことをやったのかなというふうに思っております。

報道官

  他にございますか。よろしいでしょうか。ではこれで会見を終わります。

以上