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農林水産省

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齋藤農林水産大臣記者会見概要

日時 平成30年8月7日(火曜日)10時55分~11時03分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • 平成30年7月豪雨による被害状況及び対策等について
  • 日米の新しい通商協議(FFR)について
  • 中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)北小委員会について

 

大臣

  私の方から本日はございません。

記者

  2点質問させていただきます。1点目です。西日本豪雨から1カ月が経ちましたが、農林水産関係の現在の被害状況と今後の対策について、教えてください。

大臣

  まずですね、私どもの基本的考え方はですね、被災された農林漁業者の皆さんが、経営を維持して、一人も離農することなく、一日も早く経営再建ができるということを基本的な考え方にしていまして、この考え方に基づきまして、まだ被害状況の把握が十分できていない段階でありましたけれども、8月2日にですね、支援対策を決定させていただきましたし、8月2日に決定した支援対策についてですね、(7月)16日に出した対策に加えて追加的な対策も公表をさせていただいているところであります。この中身もですね、例えば、災害関連資金の貸付限度額、これを引き上げたり、無担保・無保証人での貸付けですとか、それから農業用ハウスの再建・機械の導入支援に係る補助率の引上げですとか、それから共同利用施設や卸売市場などの再建・修繕に要する経費の助成ですとか、それから果樹のですね、収穫物運搬や樹体保護に必要な費用の助成などですね、ハード面からソフト面にわたって、きめ細かい対策をですね、メニューとして用意をさせていただいたところであります。これが現場で使っていただけなければ意味がありませんので、8月9日及び10日に愛媛県、広島県、岡山県の3県におきまして、現地説明会をですね、開催をする予定でありますし、被災した農林漁業者を、むしろこちらから積極的に訪問をいたしまして、相談に乗るということなどですね、この支援対策の周知に努めて、一日も早い経営再建にですね、つなげていきたいと考えています。
  また、御質問の被害額でありますけれども、現在、8月6日までの総計はですね、2,490億円というふうになっておりますが、今後もですね、被害額が増加をし、さらに様々な課題も出てくることが予想をされますので、こういった課題にも、引き続き柔軟にですね、対応していきたいというふうに考えております。

記者

  2点目です。今週末、FFRが開かれます。交渉官は茂木大臣とライトハイザー氏だと思いますが、農相として期待することについてお伺いいたします。

大臣

  FFRですが、9日にワシントンDCで第1回目が開催をされるということは決まっているわけでありますが、ただ、議題など詳細につきましてはですね、まだ、決まっていないというふうに私どもは承知をいたしております。農林水産省としては、ここ従来申し上げているとおりでありますけれども、我が国の農林水産業の維持・発展を旨としてですね、関係府省と連携しながら、FFRの議論に適切に対応してまいりたいというふうに考えています。
  釈迦に説法かもしれませんが、そもそもFFRそのものはですね、公正なルールに基づく、自由で開かれたインド太平洋地域における経済発展を実現するためにですね、日米双方の利益となるように、日米間の貿易投資を更に拡大させていく目的で行われるというものであります。ここを改めて強調しておきたいと思いますし、更には、日米FTA交渉と位置付けられるものでもありませんし、その予備協議でもないということは、重ねて申し上げておきたいと思います。

記者

  クロマグロについてなんですけれども、先週日本の提案としてですね、15%の上限の引き上げというところを提案をされるということが、発表ありましたけれども、9月の国際会議に向けてですね、各国、いろんな思惑があると思うんですけれども、どういった姿勢で農水省として臨んでいきたいのか教えていただけますか。

大臣

  まずですね、前提といたしましてですね、この太平洋クロマグロの最新の資源評価がですね、7月の11日から16日に開催された北太平洋まぐろ類国際科学小委員会、この総会によって、合意されたものがございます。その評価結果ではですね、資源はゆっくりと回復しているということ。それから、現行の資源管理措置を継続した場合にはですね、定めておりました暫定回復目標、約4万3千トンの達成確率が98%となるということ。それから、これらからですね、中西部太平洋まぐろ類委員会、WCPFCにおいてですね、漁獲上限の増加の検討が可能となる水準に、そういう水準にあるということがですね、この資源評価によって確認をされているということであります。そして、漁獲上限を増加させた場合の試算についてもですね、示されたということであります。
  私どもとしては、この9月4日から7日まで、福岡において開催予定の、このWCPFC北小委員会に対してですね、我が国から、漁獲上限の増加に関する提案、今御指摘の提案をですね、先週の金曜日に提出をしたというところであります。北小委員会、これからだから9月に議論することになりますけれども、親魚資源量はですね、いまだ回復途上にあって、漁獲上限の増加は時期尚早であるという意見が出ることがですね、十分あり得るなと、予想をされるところでありますので、我が国としては、この漁獲上限の増加をですね、目指して、関係国・地域と粘り強く交渉していくということであります。

報道官

  他、ございますか。よろしいですか。それでは会見を終わります。

以上