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農林水産省

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𠮷川農林水産大臣記者会見概要

日時 平成30年10月26日(金曜日)10時43分~10時57分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)米・砂糖の需要拡大運動の展開について
  • (大臣から)プラスチックの資源循環に関する取組について
  • (大臣から)第38回全国豊かな海づくり大会への出席について
  • 水産政策改革の検討状況等について
  • 日中首脳会談及び中国における日本産食品の輸入規制への対応について
  • 外国人労働者の受入れについて
  • 日本海における違法操業船への対応について

 

大臣

  今日は、私の方から3点、報告がございます。まず1点目でありますけれども、「米・砂糖の需要拡大運動について」でございます。皆さま、ご存じのとおり、米や砂糖の消費でありますけれども、少子・高齢化ですとか、食の多様化ですとか、低甘味嗜好などを背景に大きく減少をいたしております。こうした需要減少に歯止めをかけることが喫緊の課題と考えておりまして、このため、米・砂糖の関連企業と連携をいたしまして、企業による需要拡大に向けた積極的な取組を応援をする運動といたしまして、まず1でありますけれども、米については、「やっぱりごはんでしょ!」、2に、また、砂糖につきましては、「ありが糖」、糖は糖分の糖と書きまして、「ありが糖運動~大切な人への『ありがとう』をスイーツで」を、キャッチフレーズを考えまして、それを展開をしてまいりたいと考えております。具体的にはですね、本日、農林水産省のホームページに、米・砂糖に関する総合的な情報発信サイトを立ち上げまして、消費者や関係する団体・企業の皆様に幅広く参加を呼びかけていきたいと考えております。詳細は、後ほどプレスリリースをいたします。
  2点目でありますけれども、「プラスチックの資源循環に関する取組について」でございます。近年、プラスチック資源循環が問題となっている中で、農林水産省といたしましては、食品産業団体・企業に対しまして、本問題に対応した自主的取組を促していくこととしております。その一環といたしまして、来週の29日、この取組の方向性について検討するために、有識者懇談会を開催をすることといたします。懇談会の詳細につきましては、この後プレスリリースをさせていただきます。
  それから3点目でありますけれども、「全国豊かな海づくり大会への出席について」でございます。私は、明日27日、土曜日及び28日、日曜日に、第38回目になります「全国豊かな海づくり大会」に出席をいたします。本年の海づくり大会は、明治150年を記念行事といたしまして、「森・川・海 かがやく未来へ 水の旅」をテーマに、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、高知県は、高知市と土佐市で開催をされます。本大会を契機にいたしまして、豊かな海を育むことの大切さや、水産資源の維持培養に対する理解が深まりますことを期待をいたしております。この件につきましても詳細は、この後、プレスリリースをさせていただきます。私からは以上でございます。

記者

 今日、1点お伺いします。水産改革についてなんですが、今回の臨時国会で関連法案の提出が予定されていると思うんですけれども、現在の取組の進捗、検討状況また今後のスケジュールを教えてください。

大臣

 水産改革の検討状況及び、今後の調整の件でありますけれども、この水産改革につきましては、本年の6月1日に「農林水産業・地域の活力創造プラン」を改訂をいたしまして、政府の方針として「水産政策の改革について」を位置付けたところでもございます。この改革の趣旨・内容について、漁業者・漁業関係者に御理解いただけるように全国的にですね、6月から8月まで、55か所、約4,200名の方々に参加をいただいたと聞いておりますけれども、説明を行ってきたところでございます。こうした関係者との議論を踏まえまして、この改革を具体化をするための法案を本臨時国会へ提出すべく、現在、与党で御審議をいただいているところでもありまして、今後ともですね、関係方面も含めまして、丁寧な調整に努めてまいりたいと思っております。

記者

 今日、日中首脳会談が控えていますけれど、農林水産物の食品の輸入規制に関して、緩和が期待されているところなんですけれども、大臣はどのような成果を期待されているかということと、あと、そもそも日本の農林水産業にとって、中国市場というのがどういう意味で重要なのかというところをお聞かせください。

大臣

 本日、26日にですね、日中首脳会談が行われると聞いております。御承知の通り、現在、昨日から安倍総理が訪中をされておるところでございまして、本日、この26日に、習近平国家主席及び李克強首相とそれぞれ会談を行うと聞いておりまして、李克強首相とは、11時15分、間もなくだと思いますが、会談を行うと聞いております。12時半ぐらいには、共同記者会見も予定をされているということでもございますので、その中身等々、会談がこれから行われるということでもありますので、予断をもってですね、お答えすることはなかなかできないのかなと思っておりますが、私といたしましては、この会談は大いに期待を寄せているところでもございます。
  また、輸出がですね、現在、平成29年度、8,071億円ということになりまして、来年31年に向けて、1兆円の目標を是非達成をしていきたいなと思っております。平成30年の1月~7月で、対前年同期比をいたしますと、15%以上伸びておりますので、十分1兆円の達成に向けて達成が出来るのかなと、このように思っておりますので、こういった輸出がですね、達成できますように、中国に対しましてもですね、大いに、今コメが、輸出が解禁になりましたけれども、更にコメを含めましてですね、様々な日本の安全・安心な農水産物が輸出できるようなことになりますと、非常にうれしいなと、率直な思いを今、持たせていただいております。

記者

 今臨時国会でですね、入管法の改正案に向けて、与党で議論がされていると思うんですけれども、外国人労働者の受け入れ拡大に向けてですね、農業関係者からは期待が強いかと思うんですが、一方で与党内ではですね、慎重な議論を求める声が続出していますが、改めて農林水産大臣としてですね、法案への考え方を教えてください。

大臣

 その件につきましてはですね、新たな外国人材受入れのための在留資格を創設するための出入国管理法案であろうかと思います。今、法務省において、この臨時国会へ提出すべく準備をされていると承知をいたしております。更に与党の部会等々におきましても、御指摘のようなですね、慎重な対応を求める意見が提起されたということも若干、聞いてもおります。一方で、今週24日の自民党法務部会では、地方自治体からのヒアリング等々も行われまして、農業をはじめですね、当省所管の分野を受入れ分野の対象とするよう強く要望する意見も提起をされたと聞いております。現時点でですね、受け入れる対象分野等は、まだ決まっていませんけれども、農水省といたしましては、そのような現場からの期待の声も踏まえつつですね、当省所管の必要な分野において、外国人のこの人材を円滑に受け入れることができるように、引き続き法務省等の制度所管官庁とも連携をいたしまして、検討を進めてまいりたいとそのように考えております。

報道官

 ほかにございますか。

記者

 大和堆の方に北朝鮮の船が来ていて、またイカつり漁船の近くまで北朝鮮の船が来ているということで、結構漁師の方々も危惧されているということで、農水としては、その対応を強化したところではあると思うんですけれど、今現状、足りているかなと。大臣の御見解をお伺いします。

大臣

 漁業取締船の対応ということを、私もこの大和堆でのですね、北朝鮮籍とみられる多数の違法操業船が集まっているということで話は聞いております。その中で、特にですね、イカの漁をやっている多数の北朝鮮の漁船がですね、漁業取締船の合間をぬう形で、津軽海峡西方の日本側水域に侵入をして、10月17日のことでありますけれども、同日夕刻ですね、我が国のイカ釣り漁船がこれらと遭遇をして、水産庁に対応を要請する事態となったということもお伺いをいたしました。これに対しまして、水産庁は即座にですね、漁業取締船を我が国漁船の位置に急行させまして、日本漁船の安全操業の確保を第一に、北朝鮮漁船の排除を開始をしたと聞いております。一時的にですね、この侵入の拡大を許したものの、水産庁漁業取締船の集中投入及び海上保安庁にも協力をいただいておりまして、その大部分をロシア水域側へ排除したと聞いておりまして、現在もこの取締体制の強化の対応に当たっているところでもございまして、私どもといたしましてもですね、しっかりといろんな対応をしながら、我が国の漁業を営んでいる方々を守っていかなければという、そういう立場にあろうかと思いますので、これもしっかりまた対応してまいりたいと思っております。

報道官

 ほかにございますか。よろしいですか。では、会見を終わります。

以上