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農林水産省

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𠮷川農林水産大臣記者会見概要

日時 平成30年12月04日(火曜日)9時37分~9時43分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • 漁業法の一部改正について
  • 台湾の日本産食品の輸入規制について
  • 和牛受精卵の不正輸出について

 

記者

  漁業法の審議が参議院で行われますが、「適切かつ有効に」という継続利用の判断基準が曖昧だですとか、そもそも法改正自体が漁業者に知れ渡っていないのではないかと懸念があげられていますけれども、大臣としてはこのようなことにどのように対応されるのかと、あと、継続利用の判断基準について、どのように提示されていくのかについて伺えますか。

大臣

  「適切かつ有効」に活用している場合を申し上げます。これはですね、漁場の環境に適合するように資源管理や養殖生産を行って、将来にわたってですね、持続的に漁業生産力を高めるような漁場を活用している状況と考えております。具体的にはですね、個々の事案ごとに、地域の漁業に精通する都道府県が実態に即して判断をするということになりますけれども、都道府県によってその判断基準が異なることがないようにする必要があると考えております。そのためにはですね、都道府県の実務者等からも更に意見を伺った上で、意見調整もしっかりしなければならないと思っております。その上で、国が技術的助言を定めて、「適切かつ有効」の考え方をわかりやすく説明していきたいと考えています。ガイドラインも示したいということを答弁でも申し上げましたので、このガイドラインにつきましてもですね、法案の成立後速やかに示していきたいなと思っています。その前提として都道府県の実務者等との意見を伺わなければならないと、こう考えております。

記者

  台湾の輸入規制に関してなんですけれども、河野大臣がですね、WTOの紛争解決ルールの手段を検討されるようなお話がありましたけれども、農水省としてどういうふうに対応されていくのか、考えを教えてください。

大臣

  この台湾の件でありまするけれども、公民投票の結果は大変残念な結果だと、こう思っております。これは台湾の方々にですね、日本産食品に対して正確な理解をいただきたいと思いますし、規制の早期撤廃につながりますように、更にこれからもですね、日台の交流協会を通じてですとか、あらゆる機会をとらえてですね、粘り強く私どもは働き掛けていきたいと考えております。そういうことでございます。

記者

  WTOに関してはどういうふうにお考えですか。

大臣

  WTOに関しましてはですね、この食品安全に関する規制につきましては、まず科学的根拠に基づいた対応をいただくことが重要であると考えておりますので、台湾側の対応などを見極めて、その上でですね、適切に判断をしなければならないのかなと、こう思っております。

記者

  話題変わりますけれども、先日ですね、和牛精液が中国に持ち出されそうな事件が発生しました。日本側の出国時の検査がですね、持ち出す人の申告制であって、悪意があれば簡単に持ち出せるという指摘もあがっておりますけれども、この件について御所感をお願いします。

大臣

  大変私はこれはですね、遺憾なことだと、こう思っております。農林水産省といたしましてはですね、輸出者に対して厳重注意はもちろんのことでありますけれども、まず再発防止策というものをしっかり講じなければならないと思っておりますので、これは、航空会社ですとか、船舶会社ですとか、生産者団体あるいは税関等にですね、本事例についての注意喚起というものを、もう既に行っております。これは受精卵の輸送というのは、外見でもですね、容易に判別できる特徴的な容器が、今回もそうだったんですけれども、用いられていることからですね、同様の貨物を輸出しようとした者がいた場合には、動物検疫所に連絡するよう、こういったことも含めてですね、要請を行ってきております。この本件につきましてはですね、いろいろと調査もいたしておりまするけれども、今後ですね、告発の手続きも進めてまいりたいと考えています。

報道官

  ほかにございますか。よろしいですか。それでは以上で終わります。

大臣

 ありがとうございました。

以上