このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

𠮷川農林水産大臣記者会見概要

日時 平成31年3月26日(火曜日)9時15分~9時30分 於: 本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)人事異動について
  • 人事異動について
  • 岐阜県における豚コレラの発生について
  • 野生イノシシへの経口ワクチン散布について

 

大臣

  私からまずですね、人事異動について報告を申し上げます。本日の閣議で了承を得ましたので、3月31日付けで定年退職となる、池田一樹消費・安全局長の後任に、4月1日付けで新井ゆたか食料産業局長を任命し、その後任に塩川白良農林水産政策研究所長を任命をいたします。
  次に、独立行政法人農林水産消費安全技術センターの理事長の人事について、本日の閣議で了解をいただきましたので、配布している資料のとおり、木内氏を任命をいたします。これ以外の人事を含めた公表につきましては、後日資料配布により行うことといたしております。私からは以上でございます。

記者

  まず人事異動についてお伺いしたいんですが、局長の任命理由、狙いを教えてください。

大臣

  これはですね、池田局長に関しましては、定年を迎えることになりまして、その際ですね、新しい体制で、豚コレラの対応はもちろんのこと、食の安全と消費者の信頼確保対策に万全を期していくことが適当と判断をいたしましたので、そのような人事にさせていただいたということでございます。

記者

  2点、23日に岐阜県で12例目の豚コレラが発生しました。国の指導後に発生が確認をされる事例が相次いでいますが、追加対策等の必要性をどのように考えておられますか。もう1点は、野生イノシシに対するワクチンの投与が始まりましたが、どのようなタイミングで費用対効果を検証されるお考えでしょうか。

大臣

  岐阜県のですね、豚コレラの12例目について、私の方から少し説明させていただきたいと思いますが、確認をされました12例目につきましては、岐阜県山県市でございまして、同市内のですね、11例目の農場の移動制限区域内にある農場でございました。近辺で豚コレラ感染したイノシシが確認をされている農場からですね、22日にこの異状の報告があって、精密検査を行った結果、23日、豚コレラの感染が確認されたものでございました。殺処分につきましては、24日までに完了して、本日、防疫措置まで完了したところでございます。
  岐阜県ではですね、31農場において、飼養衛生管理基準の遵守状況に関する調査を国主導で、御承知のように、実施をしてまいりました。3月15日までに終了いたしまして、この結果、多くの農場でですね、野生動物の侵入防止や車両・機材の消毒が不十分といった、飼養衛生管理の脆弱な点を確認をして、改善を指導してまいりました。野生イノシシの感染確認地域の農場について、至急、国が主導して県とともにですね、改善指導事項が、今、実行されているかどうか、ここが大切なところでもございますので、今、それを確認をいたしております。
  御承知のように経口ワクチンが愛知県、更には岐阜県も今週で散布を終えるということで、一応ですね、1回目の散布を終えることにもなりますので、豚コレラの封じ込めを徹底をしていきたいなと、こう思っておりまするけれども、まずこの12例目の感染ルート、感染時期について申し上げたいと思いますが、今回の感染ルートについてはですね、発生を確認した23日、当日、直ちに「拡大豚コレラ疫学調査チーム」を派遣して現地調査を行っております。この感染ルートや感染時期の推定につきましてはですね、今週中に第6回拡大豚コレラ疫学調査チーム検討会を開催いたしまして、あらゆる可能性を想定をして検討を、この調査結果を踏まえてですね、検討してまいりたいと、こう思っております。
  大変私が残念だなあと思いましたのは、この12例目におきましても、3月5日にですね、国、県がチームによりまして、飼養衛生管理基準の遵守状況に関する調査を行わせていただいたんでありますが、その際、野生動物の侵入防止対策が不十分であること、二つ目に車両・機材の消毒が不十分であること、三つ目に豚舎内専用の防護服、手袋等をですね、着用していなかったこと等について、指摘を行って改善も指導をいたしましたが、23日に発生をしたわけでありまするけれども、今、申し上げましたですね、3月5日に指摘した点のうち、野生動物の侵入防止、衛生管理区域、豚舎内における専用の衣服・長靴の更衣について、改善されていなかったことが確認をされております。
  そういったことがございましたけれどもですね、更にやはりここは国主導、そしてまた県とも連携を取らなければなりませんので、しっかりと連携を取りながらですね、この飼養衛生管理基準のフォローアップをこれから岐阜県内の全ての農場について行ってまいります。
  それから豚コレラ、野生イノシシの経口ワクチン散布の効果等々につきましてはですね、今、ワクチンを散布をしたばかりでございますので、これから効果が出てくるものと期待をいたしておりますし、このことにつきましては、また、経緯を見ながら報告もさせていただきたいと思います。

記者

  人事でですね、先ほど新しい体制で豚コレラ防止に万全を期していくと仰られましたが、このタイミングでですね、新しい体制で豚コレラをやるべきだと判断された理由というのは特に何かあるんでしょうか。

大臣

  先ほども申し上げましたように、池田局長は定年に伴いましてですね、本人からの辞意も表明もされたと聞いております。そこで退職を認めさせていただきまして、総合的に勘案をしてですね、後任に新井食料産業局長が適任と判断をさせていただいたということでございます。

記者

  本人の辞意もあったとのことなんですが、豚コレラの発生が続いている中でですね、継続すべきという判断もあり得たのではないかと思いますが。

大臣

  そういった人事というのはですね、いろんなことが考えられまするけれども、池田局長に関しましてはですね、当面顧問としてサポートしていただこうと、こう思っております。更にこの部門も、体制の強化を考えておりましてですね、農研機構の動物衛生研究部門長に出向しております小倉氏と、農林水産消費安全技術センター理事を務めている山本氏にですね、消費・安全局で豚コレラの対応にあたってもらおうということも今、そういう体制を作ったところでございます。

記者

  今の件に関して関連で2点ほど。1点目は、小倉さんとか山本さんが新しく豚コレラ対策のチームに加わると仰っていただいたと思うんですが、これは何日付で考えておられるのか、どういうような省内の役職で考えておられるのか確認させていただければということが1点目でございます。もう一つ消費・安全局長は現行はいわゆる技官の方がやってこられて、池田さん、技官の方だと思うんですけれども、今度事務官に変わられるということで、専門的な知識が要求される部署なのかなと思うんですが、その辺の狙いについてですね、改めて伺えないでしょうか。

大臣

  2点目についてもう一度言っていただけます?

記者

  現行の池田局長は、技官の方だと思うんですが、それが事務官の方に戻られるという形になるということだと思うんですが、その狙いについて改めてお考えを伺えないでしょうか。

大臣

  今も申し上げましたけれども、まずですね、消費安全技術センターの理事の山本さんと小倉さんに関しましては、4月1日というふうにお考えいただいてよろしんじゃないかと思います。それで池田さんは、池田局長は技官であります。それで新井局長は事務官でありますけれども、そのためにですね、池田局長には顧問にお残りをいただいた。更には農研機構の今、申し上げましたけれども、農研機構の動物衛生研究部門長に出向している技官の小倉さんと、更には消費安全技術センターの理事を務めております山本氏に4月1日から消安局で勤務をいただくという体制もですね、強化をさせていただいたというふうにとっていてだいて結構ではないかと思います。

報道官

  ほかにございますか。

記者

  12例目につきまして、こちらの農場は5日に国や県のチームが指導したにもかかわらず、遵守していなかった点が何点もあったというなんですけれど、このあとフォローアップを県内全ての農場に行っていくということですが、こういうことが当たり前にあると何のためのチームの調査だったんだとなると思うので、どういう指導で、あるいは姿勢で県の方に当たるように、厳しく伝えていくのかということがあれば教えてください。

大臣

  この豚コレラの防止対策につきましてはですね、もちろん自治事務でもありますから、県が第一義的にやっていただくということは当然のことでありますが、しかしながら、今回はですね、このように12例目まで発生をしたということも踏まえながらですね、国が主導という形を取りながら、この飼養衛生管理基準の徹底ですとか、まん延防止対策についてしっかりと対応しなければならないという、そういう思いで今日まで参りました。これからも県に全てをお任せをするということではなくて、国も主導しながら県と連携をいかに取れるか、取っていくかということが大切であろうかと思います。本来ですね、この飼養衛生管理基準に関する調査を行った後は、県がですね、フォローアップをしっかりとしていただかなければならないということだろうと思いますけれども、県もですね、大変な状況が続いているということも、こちらも十分理解をさせていただいておりますので、ここは、国と県が連携を取りながら、しっかりとフォローアップをしていくと、指導しただけでは終わりませんから。指導したことがきちっと遵守をされて、その後どうなったかということを確認までしっかりしておきませんとですね、飼養衛生管理基準が守られていたかどうかになりませんので、そういった意味では国と県がまた連携をしながら、フォローアップもしっかり行うと、それが最も大切なことだろうと、今の時点でそういうことでございます。

記者

  現時点でほかの県内の農場で同じように遵守していなかった事例があったり、そういう確認は。

大臣

  そういったことも含めてですね、フォローアップをするという意味で申し上げました。

報道官

  ほかにございますか。よろしいですか。それでは、以上で終わります。

以上