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農林水産省

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𠮷川農林水産大臣記者会見概要

日時 令和元年6月11日(火曜日)9時44分~9時51分 於:農林水産省国会連絡室内
主な質疑事項
  • (大臣から)防災重点ため池の再選定結果について
  • (大臣から)「食かけるプロジェクト」の展開について
  • 農林漁業成長産業化支援機構の累積損失について

 

大臣

  今日は私の方から2点報告がございます。一つは、ため池についてでありますけれども、昨年11月、防災重点ため池の選定基準の見直しを行ったところですけれども、各都道府県がですね、この新たな選定基準に基づきまして、再選定を行って、今般、その結果が取りまとまりました。全国の農業用ため池数は16万6,638か所となりました。そのうち防災重点ため池として6万3,722か所が再選定されました。今後は、選定された防災重点ため池において、住民の避難行動につながるソフト対策ですとか、施設の補強対策等のハード対策を進めてまいりたいと思います。
  2点目でありますけれども、「食かけるプロジェクトの展開について」でございます。本プロジェクトは、訪日外国人旅行者数が3千万人を超えた中でですね、こうした方々の訪日中の食に関わる体験を海外での日本食・食品の需要拡大につなげ輸出拡大を図るために、国内で体験できる食と歴史や映像など異分野のかけ合わせでですね、食べるだけではない新しい価値を提供する活動を訪日外国人へ情報発信をするとともに、帰国後もですね、その外国のレストランや小売店で日本の食を再体験できる環境の整備を図るものでございます。
  本プロジェクトのスタートに合わせまして、訪日外国人にとって魅力ある食体験事例を表彰する「食かけるプライズ」の募集をですね、本日から開始をいたします。表彰された事例は、訪日外国人が体験できるように、情報発信や旅行商品サイトの構築を農林水産省が支援をしていきます。こうした取組と合わせて、訪日外国人に対する情報発信等により海外のレストランや小売店等で日本産食材に触れる機会を増やしていきたいと思います。また、本プロジェクトへの参加の機運を醸成するため、6月28日、金曜日ですけれども、一般公開のシンポジウムの「食かけるフォーラム」を開催をいたしたいと思います。
  この2点につきましては、この後、プレスリリースをいたしたいと思います。防災重点ため池の再選定結果については、事務方から説明を行わせていただきます。私からは以上でございます。

記者

  農林漁業成長産業化支援機構についてお伺いします。平成30年度末で累積損失が92億円にのぼる見通しだということですけれども、大臣はどのように見ていらっしゃるのか、それから、今後の対応方針について御説明をお願いします。

大臣

  農林漁業成長産業化支援機構、いわゆるA-FIVEでありますけれども、これは皆さん御存知のとおり、農林漁業の成長産業化に資するために、農林漁業者による6次産業化等の取組を支援することを目的として、平成25年1月に設立されたものでございますが、これまでに143件、137億円の出資決定を行って、農林漁業者に対する出資ですとか、経営に関する様々なアドバイスを行うことを通じて、ブランド化や販路拡大に貢献をしてきたと思っております。ですが、一方でですね、運営経費の支出が先行する中でですね、本年3月末時点の累積損失が92億円となる見込みでございまして、今後この累積損失を解消して最終的なA-FIVEの収支を黒字化するためには、1件当たりの出資規模が小さいという農林漁業の実態を踏まえまして、徹底して効率的な運営を図ることが重要であると思っております。
  このため、本年4月17日に新たなですね、投資計画を策定・公表するとともにですね、日本政策金融公庫ですとか、地方銀行との連携強化、投資判断プロセスや投資後のモニタリング体制の改善、更に徹底した経費削減等、役職員が一丸となって、改善が進められていると承知をいたしておりまするけれども、農林水産省といたしましては、A-FIVEにおける経営改善とともにですね、新たな事業にチャレンジする農林漁業者へのサポートがしっかり行われるよう、引き続き、必要な協力及び指導を行っていく考えでございますが、私自身はですね、更にですね、改善をしっかりと求めていく必要があるのではないかとこのように思っております。

記者

  去年10月に投資先が破綻した、担当の役員の方がですね、今月退任をされて、退職金が満額支払われるという見込みということなんですけれども、民間のファンドの場合ですと、業績に連動して報酬が上下するんですが、今回退職金が満額支払われるということは国民の理解が得られるというふうにお考えでしょうか。

大臣

  この投資会社の役職員がですね、投資先の会社の社外取締役等に就任することは一般的にあると承知をいたしております。A-FIVEを退任予定のですね、役員に対する退職慰労金については、株主総会の決議によって決定されるものであると承知をいたしておりますけれども、一般的に退職慰労金とは在職期間中の職務執行に対する報酬という性格であってですね、個別の投資の成否に左右されるものではないと認識をいたしておりまするけれども、この当該役員の退任についてはですね、御本人自身の意思によるものであり、その理由については一身上の都合によるものと承知をいたしておりまするけれども、今、申し上げましたようにですね、株主総会の決議によって、しっかりと決定されるのではないかと、このように思っております。

報道官

  すいません。時間の関係で終わりにしたいんですが、よろしいでしょうか。委員会がございますので、それでは、以上で終わります。

以上