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農林水産省

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𠮷川農林水産大臣記者会見概要

日時 令和元年8月15日(木曜日)10時22分~10時33分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣から)香港への出張について
  • (大臣から)チリ・ブラジルへの出張について
  • 香港への出張について
  • 2019年1-6月の農林水産物・食品の輸出実績について
  • JAグループの全組合員調査結果について
  • 日米貿易交渉の事務レベル協議について

 

大臣

  本日は私から2点、報告がございます。1点目でありますが、本日の夕方から17日まで、香港へ出張をいたします。香港におきましては、アジア最大級の総合食品見本市であります「香港フード・エキスポ2019」が開催をされます。そこにおきまして、日本の農林水産物・食品の品質や安全性について情報発信を行いますとともに、香港政庁の要人とも会談を行う予定をいたしております。これらの取組によりまして、我が国の農林水産物・食品の最大の輸出先である香港への更なる輸出拡大を後押しをしてまいりたいと考えております。
  また、8月21日から28日まで、チリ及びブラジルへ出張する予定でございます。今回の出張におきましては、チリのプエルト・バラスで開催をされます「APEC食料安全保障担当大臣会合」及びブラジルのサンパウロで開催をされます「日伯農業・食料対話」に出席をしてまいります。APEC食料安全保障担当大臣会合のテーマは、「統合されたスマートで持続可能なフードシステムに向けて」でございます。私からは、G20新潟農業大臣会合の成果も踏まえまして、我が国の農業のイノベーションの取組を紹介をする予定でございます。また、日伯農業・食料対話におきましては、農業・食料問題における両国関係を深化させるため、官民合同でブラジルにおける投資やビジネス環境の改善、スマート農業など農業・食料分野における両国間の連携等について議論をすることといたしております。
  それぞれの出張の詳細につきましては、この後、プレスリリースをいたします。私からは以上でございます。

記者

  2点お伺いします。1点目は香港への出張の件です。先日農林水産物の上半期の輸出実績が公表されましたけれども、改めて今回の香港への出張の狙いと、あと今香港で空港でかなり混乱が現地であると思うんですが、出張に行かれる判断は慎重な判断があったかと思うんですが、そのあたりの、行くことにされた理由について改めてお聞かせいただければと思います。

大臣

  香港におきましてはですね、毎年8月に開催される香港フード・エキスポは、世界中から集まったバイヤー等に対して、我が国の農林水産物の安全性や高品質をアピールする重要な機会でもございます。さらにですね、未だに福島県産を含む食品に対する規制措置が残っております。このため、香港政府要人と会談を行いまして、科学的根拠に基づく輸入規制の撤廃・緩和が進むようにですね、働き掛けをすることは農林水産省、大臣といたしましても非常に重要な用務であると考えております。
  香港情勢が不安定であることは承知をいたしておりますが、香港は我が国の農林水産物・食品の最大の輸出先でもありますので、香港フード・エキスポに参加する日本企業をですね、さらに日本の農業団体も出展をいたす予定をしておりますので、そういった皆さんを全力で後押しをすることは、更なる輸出の拡大にもつながるのではないかと考えております。香港の情勢につきましては、外務省あるいは政府内でも情報を共有しながらですね、慎重に判断をさせていただいたということでございます。

記者

  もう1点お伺いします。上半期の輸出実績、先日公表されたものについてなんですけれども、7年連続1-6月期としては過去最高ということですけども、一方で伸び率がかなり鈍化しているという傾向が見られました。今年は1兆円に向けての目標年度ということで、改めて下半期に向けた、この対策、巻き返しに向けた何か方策がお考えであればお聞かせください。

大臣

  2019年の1-6月のですね、農林水産物・食品の輸出額は、4,486億円、前年同期で、4,358億円で2.9%の増加となりました。品目別に見ますと、水産物におきましては、さば、ホタテ貝の減少等によりまして、前年同期比7.5%減となった一方、農産物はですね、牛肉、鶏卵、米などが、日本食人気を背景といたしまして、需要を受け9.0%増加をいたしました。林産物は、中国向けの丸太などが増加をして、4.3%増加をしました。
  今年1兆円の目標を達成をするためにはですね、昨年比の10.3%以上の増加が必要でございまして、更なる取組の強化が必要であります。このため、牛肉の欧米向けの施設認定の加速化を始めとする関係閣僚会議で取りまとめられた工程表の着実な実施に加えまして、見本市ですとか、商談会への出展支援の強化、さらには個別事業者へのですね、働きかけの更なる強化、そしてまた、輸出を目指したですね、産地づくりやですね、マッチング等ですね、引き続きあらゆる手段を講じていくつもりでございます。また、以前にも申し上げたかと思いまするけれども、今度タイにですね、豚肉が輸出が可能ということになります。間もなくだと思いますが、こういったことをまた背景にしながらですね、輸出の、我が省としては後押しをしっかりと行っていくことが最も肝要なことではないかなと、そうも思っております。

記者

  JAグループが実施しています全組合員向けの調査について伺います。先日中間集計の結果が分かりまして、自己改革については、正会員の8割が評価すると答えて、総合事業ですとか准組合員の仕組みも9割が必要だというふうに回答しました。この結果を農水省としてどう受けとめているか伺えますか。

大臣

  JAの方からですね、具体的に私、報告を受けているということではありませんけれども、いろいろなやり取りの中で、自己改革の成果そのものについても、私も承知をいたしております。そういった組合員の方々が、自己改革に向けて評価をしているということは、私も一定の評価をさせていただきたいと思いますし、さらにJAは今後も自己改革をですね、続けていくことを表明をいたしておりますので、大いにそういった自己改革そのものをですね、これからも期待をしながら、私どももできる限りのサポートをしていきたいと、このように考えます。

記者

  今、13、14の日程で日米貿易交渉の事務レベル協議が行われていますけれども、改めて進捗状況と今後の見通しについてお聞かせください。

大臣

  日米交渉はですね、今、事務レベルでアメリカで開催をされておりますが、現地時間の8月13日及び14日の2日間にわたりまして、今申し上げましたようにですね、ワシントンDCで行われたと承知をいたしております。2日間にわたる協議で引き続きですね、専門的、技術的な観点から議論が行われたものと承知をいたしておりますが、その詳細につきましてはですね、交渉の内容に関わるものでありまして、お答えは差し控えさせていただきますけれども、いずれにいたしましても、農林水産省といたしましては、日米共同声明を大前提に、将来にわたってですね、我が国の農林水産業の再生産が確保されるように最大限の努力をしていく考えでもありますし、こういった考えに基づいて交渉をされているものと私は承知をいたしております。

報道官

  以上で会見を終了します。どうもありがとうございました。

大臣

  ありがとうございました。

以上