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| 日時 | 平成20年9月9日(火曜日)11時08分~11時25分 於:本省会見室 |
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| 主な質疑事項 |
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大臣
本日の閣議では、当省関係(の案件)はありません。
記者
三笠フーズという食品メーカーが、政府が売り渡した、いわゆる事故米を食用に転売をしていた問題ですが、それについては事前に農水省の方に情報があったりですとか、何十回も立会いをしたりですとか、把握するチャンスはあったと思われますが、そういった管理体制について、どのようにお考えになりますか。
大臣
三笠フーズが、工業用のり原料用に用途を限定して売却をした事故米穀を食用に転売していたことは、消費者の食に対する信頼を損なうものでありまして、まことに遺憾に思います。
農林水産省としては、転売の事実が判明したことから、直ちに公表するとともに、厚生労働省とも連携し、食品衛生法に基づく回収を進めているところです。
コメは日本の主食であり、今後こうしたことが二度と発生しないよう、再発防止を徹底することが重要であり、農林水産省としても、他の事故米穀の販売業者に対する一斉点検を実施するとともに、再発防止のための監視体制の強化について、検討することといたしております。
記者
監視体制の強化というのは、具体的に例えば、どういうことなのですか。
大臣
まず、現段階で一斉点検を行っているということであります。それから昨日、農水省全体の長官、局長に集まってもらいまして、監視体制の強化というのは、結局はこうした検査が定例的に行われていたのではないかと、定例的に行われているということは、真実を隠そうとすれば、隠す準備が出来るわけですから、そういう時間を与えないように抜き打ち検査でやるということが、まずはその検討を、それでできるかどうかということを検討するということを、各長官、局長に指示をいたしました。
記者
こうした事故米が結局、転売されたということで、事故米の扱いについて、何か見直されるという可能性はあるのでしょうか。
大臣
事故米の扱いについては、今日のようなことが起こらないようにどうしたらいいのか、ということを検討をしているわけでありますけれども、そもそも契約の段階で今の制度を見直すということもありますし、つまり入札の資格をどうするのかということもありますし、また、そもそも事故米そのものの取り扱いをどうするのかということもあると思います。二度と起こらないようにするために、取引の制度についても考えたいと思っております。
記者
今回の問題に絡んで、農水省が違約金を三笠フーズに請求するという報道がありますが、ペナルティ、違約金を請求するという報道がありますが、その事実関係について。
大臣
契約によって事故米を売る場合には、もし、今日起こったようなことがあれば違約金を取るということが、契約に明記されておりますので、その通りにするということです。
記者
請求額はどれぐらいになるのですか。
大臣
今、違反して売却した数量を調査しているところであり、確たることは申し上げられないと。
記者
数量に応じて違約金を請求していく・・・。
大臣
そうです。
記者
ペナルティ分も含めて違約金を請求すると、そういう報道がありましたが、そういう理解なのでしょうか。
大臣
詳しいことは担当の局の方でお知らせをいたします。大体、今のようなことでいいのだと思います。
記者
最初の質問に対するお答なのですけれども、実は昨日の次官会見と一言一句それほど変わらなくて、ちょっと大臣らしくないかなというのがあって。
今回の問題、食の安全に対する信頼を揺るがす問題だと思うのですけれども、大臣がどのようにお受け止めになったのか、率直なご感想と言いますか、ご所見をお願いしたいのですけれども。
大臣
衝撃を受けております。日本の食品は安全であるという国内外の評価があると思います。それを損なうような出来事でありますので、国としても、安全でおいしい日本というようなことをキャッチフレーズにして頑張ろうと思っていた矢先でありますので、大変衝撃を受けております。
記者
精米して、もち米としてまわっていたという報道があったと思うのですが、その件についての事実関係と、あと、そういうことがあったということであれば、それについてのご所見をお聞かせください。
大臣
どういうルートで誰に売られたかということは、今、分かっている範囲ではありますけれども、一日一日、新たな情報や事実が報告されてまいりますので、その都度、ご報告をさせていただきたいと思います。
記者
その件については、まだ、農水省の調べとしては、どうなのでしょうか。
大臣
毎日、何がどうなったかと分かってくるから、その都度、担当部局の方でお示しをしたいと。
記者
野田(消費者行政担当)大臣の方からチェックが甘かったのではないかというような、先週、ご発言もあったようですけど、監視体制の甘さというのはやっぱり、不備というか、そういうものは認めざるを得ないと・・・。
大臣
野田大臣の方からは、私の方に、そういうことは聞いておりませんけれども。
記者
いや、そういう発言があったと、報道もされている。
大臣
報道をされたことはあれですけれども、監視体制に問題があったということはそのとおりだと思います。
記者
三笠フーズが商社を経由して事故米を購入した件で、商社の住友商事は、農水省から三笠フーズを紹介されたと証言しているのですけれども、その件についてはどう思われますか。
大臣
今の件については、目下調査中ということで、事実関係について確認をしたいと思っております。
記者
住友商事の方は、相談したら三笠フーズを紹介されたと言っているので事実だと思うのですけれども、紹介したという件についても調査中なのですか。
大臣
紹介したということですが、事実であるかどうかということを、今確認しているところです。
記者
三笠フーズは、大阪が本社で工場が福岡であるにも関わらず、北は北海道から南は沖縄までの全国津々浦々の農政事務所から事故米を購入しておりまして、その理由としては、実は農政事務所の方から事故米がある度に、おたく買いますかという連絡があったという情報もあるのですけれども、それについてはどのあたりまで把握されてますでしょうか。あるいは調査中でしょうか。
大臣
それも今、調査中であります。
記者
調査中ということは、結果が分かりましたならば、まとまった段階、で何らかの調査結果は明らかにしていただけるということなのでしょうか。
大臣
結果を見てから考えたいと思います。
記者
今回、農水省の方としては、それなりに公開されていると思うのですけれども、相手先の同意を基本的に前提としているものですから、公開している社と公開していないところがあって、結果として、消費者のことを考えて公開に同意した社は自分の社が公表されて、同意しない社は自分の社名が公表されないという形になっているのですけれども、この点についてはどのように思われますか。
大臣
それは安全性についての見方があると思います。非常に危険性が高いということであれば、直ちに公表して回収を急ぐということだろうと思います。安全性(の問題)が低い場合には、結局は公表すべきでありますから、今時点で公表しているわけでありますけれども、バランスを考えるということだと思います。
記者
ちょっと確認なのですけれども、今後も、詳細については、担当局担当課の方で直接我々に対応していただけるということ・・・。
大臣
そういうことです。
記者
明日、自民党の総裁選の告示が行われるわけなのですけれども、大臣としての質問から外れるかもしれないのですが、国会議員として、総裁選に誰を推すかと、支援するかというのは、お決めになっていらっしゃいますか。もし支援される方がおられれば、その理由も教えてください。
大臣
今日、同志の皆さんと、どうするかということを話し合おうと思っております。それを我々は決心して、いつどこで言うかということは、今考えているところです。
記者
同志というのは、宏池会ですか。
大臣
宏池会です。
記者
WTOの事務(レベル)交渉が始まったのですか。目処は立ったのですか。
大臣
今、村上農林水産審議官を派遣をしておりまして、高級事務レベル会合が開催される見通しであります。
具体的な会合の日程や参加国については、他の国との関係もあって、ここで申し上げられませんけれども、食料輸入国としての主張が反映されるように、全力を挙げて取り組んでまいりたいと思います。
以上