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郡司農林水産大臣記者会見概要

日時 平成24年08月24日(金曜日)09時04分~09時20分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • 平成25年度概算要求について
  • 輸入麦の政府売渡価格の改定について
  • 東京電力の魚介類調査について
  • 韓国大統領に宛てた野田佳彦首相の親書等について
  • 展示館事業の検証と今後の在り方の検討状況について
  • TPP交渉参加に向けた事前協議について
  • まぐろ類を巡る状況について

大臣

はい。おはようございます。私の方から、特に、今日、ございませんけど。

記者

2点、伺います。まず、1点目が予算の概算要求と税制改正要望の検討状況について伺います。まだ、まさに検討中っていうことだと思うんですけど、例えば、あの、新規、新規就農給付金をですね、範囲を水産とか林業に拡大するとかですね、そういう話もいろいろ出てますけども、現在の検討状況を、改めて、合わせて、伺います。

大臣

はい。予算の関係そのものはですね、前回もお話をしたとおりでありまして、党の方に、あの、何て言うんでしょうね、大枠の考え方が示されておりますから、その説明をして、それぞれの個別に要望等もまとめていただいていると、まあ、こういう中で、例えば、今年度の予算でありますと、新規就農者に対する支援というものが、大変、話題を呼んでいただきましたので、それらに連れて、同じように林や水というような話も、まあ、出てくる話なのかもしれませんけども、現時点で、具体的な話をしているという段階までには至っておりません。えぇ、総じて、これから、また、いろいろな意味での積み上げを行っている中の話として出てくるかどうかと、いうことになろうかと思います。

記者

もう1点が、先日、輸入小麦の価格の値上げ発表されました。それとの関連で、ちょっと、テクニカルなんですけども、マークアップの件を伺いたいと思います。以前から、その引き下げるべきだとかですね、引き上げるべきとか、いろんな意見があって、消費者からすれば、なるべく低い方がいいに越したことはないと思うんですけど、大臣として、この水準について、どういうふうにお考えでしょうか。

大臣

まあ、あの、ここんとこ、ごくまれなケースとしてはありましたけれども、ほとんど変わらないと、こういうような状況できておりまして、まあ、基本的には、私どもの考え方からすると、国際競争力の中での考え方として、それを位置付けてきたというところが大きいわけでありますけども、今、おっしゃいましたように、長期的に見てですね、今後の予測等も予断を許さないというか、注視をしていかなければならない状況の中で、もし、大きな動き等がございました時には、国際競争力ということだけではなくて、消費生活に目を向けた、ということもあり得るのかもしれません。ただ、あの、今、現在で、そのようなことを検討しているという状況には、まだ、至ってないということでございます。はい。

記者

すみません。先日、東電の方でですね、東電。東電の会見で、福島原発20キロ圏内のですね、まあ、北限の辺りで、アイナメで25,000ベクレルという超高濃度の魚が見つかって、原因究明することになりましたけれども、福島沿岸漁業の本格再開へのですね、まあ、影響がどう出そうか。まあ、原因が分かんないと駄目かもしれませんけども。あとは、まあ、水産庁として、東電に期待するところとかですね。水産庁としての独自の、まあ、何と言うか、原因分析みたいなことを試みたりはするつもりはないのかというあたりを教えてください。

大臣

あの、幾つかございましたけど、トータルをしてですね、考えますと、今、おっしゃったように、これまでは原発、地図で言うと、上、下のような関係もありますけれども、南部の方に、大体出てるものが多かったかな。今度は北部の方で出てるというのが、どういう状況なのかですね、これ、全然、まだ、把握をしておりませんけれども、例えば、河川の、その、関係があるのかどうか、まあ、いろんなことをこれから、調べなければいけないんだろうなというふうに思っております。福島全体は、36というような禁止の魚種がありましたけれども、今は現在、加えて40まで拡大をしてきておると、まあ、こういうことでありますから、一つは、解禁になっているようなものも出てきておりますので、いずれにしても、安全なものを流通させるというような形をきちんととるということ、それから、東電さんは東電さんでの検査を行っていたというようなことも出てまいりましたので、そのような連携をしてですね、例えば、今回の場合も、同じようなところ、同じものについても、測り直しをしたとこで、やはり、同じような数字が出たと、こういうことでありますから、そういう確認の連携と、こういうようなこともお互いにやっていかなければいけないんだろうなというふうに思っております。残念ながら、未だ、どういう原因でですね、どの程度のところまで、こういう状態が続くのか、どういう魚種に、どの範囲でということも、まだ、確たる形で、立証できるような形までいってませんから、少なくてもですね、それらを一方で行いながら、一方で、先ほど言ったような、そのサンプル数その他によって、やはり、あの、安全性というものを正確に皆さん方にお知らせをする、ということを当面続けていかざるを得ないのかなというふうに思ってます。

記者

竹島問題で、首相の親書が韓国側から、まあ、返送されるという、まあ、異例の事態になったんですが、これについて、その、大臣のお考えと、農水省として、これは、こんな状況が長引いているということで、その実際の実務上の何か影響が、今後、懸念されること、あるいは、既に出ていること、何かありましたら教えてください。

大臣

あの、前段の方はですね、これは、通常の外交事例、要するに、国際慣行からしてもですね、やはり、ちょっと、常識的な反応ではないなというのは、これは、あの、共通だろうというふうに思います。従いまして、一方で、冷静な部分を持ちながら、毅然としなければいけない部分については、毅然として対応すると、いう姿勢を政府はとると思いますし、私もそのことについては、同感であります。で、それ以外の実務的な問題がどうかということになりますと、これはですね、いつまで、こうした状況が続くかということにもよりますし、いろんな意味で、国内だけではなくて、韓国のことも含めての政治情勢、日程というものも、先々まであると思いますから、まあ、その辺のところ、余り、あの、何て言うんでしょう、何て言うんでしょうね、あの、簡単に考えないで、最悪、こういうようなことが、長く続くかもしれないと、まあ、こういう思いだけは持っていかなければならない。だとすると、その時に、実務的に何かが出てくるということ、つまり、私どもの関係で言うと、一番近いのは、例えば、漁業の関係とか、ということも出てくるでありましょうから、その辺のところで、実際に操業するような方々の迷惑が掛からないような、あるいは、また、輸出入ということに関しましてもですね、まあ、そういうところの影響が出ないような注意というものは、払っていかなければいけないと。それはそれで、考えております。はい。

記者

中国輸出問題の関係なんですけども、第三者評価はどうなるでしょうか。

大臣

はい。はい。一応ですね、今月末ということになっておりまして、今月末なんだから、もう少し待てばというような、まだ、時間的にですね、今週で区切ってということでありませんけども、まあ、大体、感触を確かめながら、来週にはきちんと評価を頂けるように、まあ、あの、督促ではありませんけども、一定の打診はしていかなくちゃいけないかなというふうに思います。はい。

記者

いろいろ、あの、追加資料の要求とか、いろいろ無いわけじゃないように聞いてますけども、一応、月内にっていうのは変わらない。

大臣

できるだけですね、ということでお願いしておりましたので、余程のことがない限り、そのようにしていただけるかなというふうに思ってます。

記者

すみません。TPPに関してなんですけれども、党の方の経済連携PTで、まあ、党としての、その考え方まとめてると思うんですけれども、その国会会期末が迫る中で、まだ、ちょっと、その、十分な議論が、っていうか、その結論に至るような状況にはなっていない。特に、農林水産の分野で言うと、重要品目というのをどういうふうに考えるかみたいな議論にも入っていないっていう状況でですね。で、これは、あの、TPP、どうしていくのかというのを考えていく中で、こういうこう状況っていうのが、どういうふうにこう影響してくるのか、という辺りについて、お考えをお聞かせいただきたいんですけれども。

大臣

うん。あの、いろんな形でね、中断やらを繰り返しながらのことでございましたけれども、この後の8日までの日程の中で、どの辺の進捗があるのか、あんまり、この段階で、私が予測をしたりするのは好ましくないと思いますんで、それはやっぱり、PTの方の努力にちょっと委ねたいなというふうに思ってますが。あの、幾つかの懸念のグループ分けをした中で、農林水産の関係は、確かにおっしゃったようにですね、こういう懸念がある、こういうふうにすべきだというような形まで、まだ、分類までは至ってないのかなというふうに思っております。場合によっては、読み方によっては、ルール作りとも関連をするような表記にも読めるところもありますので、まあ、いずれにしてもですね、ちょっと、もう少し、流れを見定めていきたい。逆に言うと、今、現在のところで、党の方の意見そのものも、まだ、そのような状況でございますから、そういう時間をしっかり取ってですね、そのことを逆に、どこかの段階で、いろいろなところにお戻しをして、というようなことも、私は必要なのかなというふうに思っておりますから、若干、あの、PTとしてのまとめは、一定の区切りをつけて、それは、それで、それを更にどういうふうに活かすかというのも、これから、また、議論としては出てくるんだろうというふうに思ってます。

記者

先ほどの竹島問題なんですけども、昨日の委員会の中で、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が天皇陛下の謝罪を要求したということに対して、まあ、撤回を要求するというようなこと、発言があったんですけども、大臣の方はこのことについては、閣僚としてはどう思われますか。

大臣

直接、その場面にいたわけではなくて、その、あの、リアルで見ていたのではないものですから、ちょっと、全体の流れ分かりませんけども、「謝罪を」というようなことに対して、総理の方は、「撤回を」というような話だったんでしょうかね、というような話でございました。それは、何て言うんでしょうね、あの、総理の発言ということになれば、これは相当、重い発言でございますので、これはこれとして、私どもも、そのような形のやり取りがあった。それを、発言があった以上はですね、やはり、然るべく、相手方に、そのことを知らしめる。そういう反応をきちんと捉えると、いう段階までは、私どもは、やっぱり必要なことだというふうに思ってます。

記者

大臣、また、話戻って恐縮なんですけれども、先ほど、TPPの関係で、PTの成果をですね、「どこかの段階でお戻しをする」ですとか、あとは、まあ、「区切りを付けた後、どういう活かすか」というお話でしたけど、これは、少し具体的に言いますと、その取りまとめの後に、また、何らかの新たな国民的議論の仕組みを考えなきゃいけない、そういうことですか。

大臣

そこまでは、私の方で、PTの問題ですからあれですけども、ただ、一般論として言えばですね、PTが始まる時も国民の皆様に情報を提供して、議論を起こすということが、直ちに、どこで、誰ということならないとすれば、国民の皆さんから選ばれた国会議員が議論をすることで、国民的な議論ということも、一部行い得ると、まあ、こういう認識に下で行ってきたというふうに思っております。従いまして、それらは、通常の活動の中で、地元にお戻りになった時に、これまでも伝えてきたんでありましょう。だとすれば、一定のこういうような形でのまとめというものができたということについては、参加をしてきた議員の方々、それぞれはですね、やはり、それなりの地元の方々に、まあ、説明をするということは、これ当然あり得る話で。やっぱり、そういうような作業というものも一定の時間は入ってくるかなというふうに思ってます。ただ、それは、あの、PTの方としてですね、えぇ、何て言うんでしょう、あの、決まりごととして、どのようにやるかどうかっていうのは、これ、ちょっと、私の範疇(はんちゅう)のほかでございますんで、それはそれで、私は、そういう作業というものが、それぞれ参加をした議員個々が行うということが、当然入ってくるだろうと思ってます。

記者

大臣、もう一つ、すみません。クロマグロについてなんですけど、今年、WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)だったりとか、ICCAT(大西洋まぐろ類保存国際委員会)だったり、資源管理について、話合う会議だとか、来年にはワシントン条約会議が控えているじゃないですか。農水省として、どういった姿勢でこういった会議に臨んでいくか教えていただけますか。

大臣

これ、基本的にはですね、やはり、あの、資源を適正に管理をしていく、持続的に、クロマグロに対しても、漁業が営めるような、そういう生態系の在り方を目指すということでありますから、必要なですね、その資源管理について、話合う枠組み、そういうものをきちんと作っていくということが、どの地域、どこの国とも、しっかりやるべきだろうという姿勢で臨みたいと思っています。

記者

関連で、養殖の拡大をしないようにするって、方向感は、水産庁が示されて、示されてますが、これについての、その意図というか、大臣として、どういう、その、意図なんでしょうか。

大臣

あの、養殖の拡大、まあ、一般的にはそうでありますけども、養殖もですね、幾つかの方法があって、まあ、簡単に言うと2つ。完全に種苗から人工的にやる養殖、これ14万尾くらいだそうでありますけれども、まあ、これはですね、特に、そういう規制とか何かということにはならなくて、今後、これは増やしていくような形でやっていくんだろうと。しかし、今、漁をしているとか、何回も何回も含めて、一定の規格以下のものを、そのまま養殖をするということになると、やはり、あの、生態としての成長というものはですね、生態の、あの、いわゆる、生態系そのものの中で行われないようなこともありますので、まあ、これは、やっぱり、一定程度、考えていかないと、先ほど言った資源管理ということの変則的な部分だけ増えると、いう形にならざるを得ないかもしれません。従って、そのこと自体をですね、一定の制御をしていくと、まあ、このこと自体は、私はあるべきことだろうというふうに思ってます。

以上

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