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郡司農林水産大臣記者会見概要

日時 平成24年10月19日(金曜日)11時44分~12時01分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)食料価格乱高下に関するFAO閣僚級会合の結果について
  • 食料価格乱高下に関するFAO閣僚級会合の結果について
  • 経済対策の決定について
  • 平成24年度の農業者戸別所得補償制度の加入申請状況について
  • 岡田副総理とのやり取りについて
  • 宮崎県児湯郡町村会等の要望について
  • 「田中法務大臣が辞任の意向を示された」との一部報道について

大臣

おはようございます。えっと、私の方から、最初に、15日から18日まででございますけれども、世界の食料価格乱高下の対応策を話し合うために、FAO閣僚級会合に出席をしてまいりました。場所はローマでございます。16日に開催をされました本会合でございますけれども、食料安全保障が国際的に重要な課題となっている中で、我が国として、特に、「持続可能な農業生産の増大」が重要と考えておりまして、各国の多様な農業の振興や共存が図られるよう、食料輸入国としての、我が国の立場を主張してまいりました。世界の閣僚がですね、集まった議論の結果でございますけども、食料安全保障について、国際社会が協調して取り組むことの重要性が確認をされたこと、というのは有意義なものであったんではないかと思っております。また、FAOのグラツィアーノ事務局長が総括をしましたように、このような協調の仕組みそのものが、輸出規制等の回避に寄与することになるのではないかというふうに、私も思っておりまして、また、この機会に、他の国の大臣等とのバイ会談、あるいは、FAOの事務局長との会談等を行ってまいりました。冒頭、私の方からは以上でございます。

記者

3点あります。まず、1点が、今のお話ありました、FAOの閣僚会合の件なんですけれども、お話の中にありました「国際社会の協調」というところが、お話になったということでしたけれども、今後、我が国としてですね、国際協調に、こう、どう対応していくのか、具体的なお考えをお伺いたいんですが。

大臣

あの、今回はですね、元々、どういう枠組みで行うかというようなこともあったりしましたけれども、最終的には、FAOの閣僚級会合という形に収まったと。そして、結果としてですね、米ロとか、あるいは、中国等の参加がなかったようなこともありまして、効果そのものがどうなのかというような、多分、話も出てるんだというふうに思います。私は、この仕組みそのものがですね、07年、8年(2007年、2008年)の時の最初の乱高下を受けて、まず、情報をきちんと、全体が共有をしたり、的確に掴むようなシステムを作ってきた。それから、それに基づいて、迅速に対応するような組織というものも作ってきた。AMIS(農業市場情報システム)、あるいは、CFS(世界食料安全保障委員会)というような形も含めて、とってきたわけでありますけれども、やはり、こうした一連の流れというものが、今回の場合にも、やはり、底流において、きちんと作用をしていると、動き出してるということがあったのではないかなというふうに思っております。従いましてですね、このような閣僚級会合、今回の乱高下に対して、呼び掛けがあった時に、やはり、集まれるところが、きちんと集まって、その、07年、8年の流れというものを、後戻りさせないということを、きちんと示すということ自体が、大きな役割ではないかなと、いうふうに思っておりますので、まあ、そういう意味において、こうした会合を続けるということが、全体の、これからの、例えば、農業投資でありますとか、後進国の生産性を上げるとかですね、そうしたことによっての結果としての飢餓の問題、そうしたものに対処するということに、つながっていくんではないかなというふうに思っております。はい。

記者

2点目なんですけども、大臣、ちょっと、あの、ローマに行かれてた時の話なんですが、総理からですね、11日の臨時閣議で、経済対策の策定を、その指示があったようなんですけれども、農水省として、どのように対応されるのか、お考えを伺いたいんですが。

大臣

はい。内容については、向こうにいる時に、書面でもって、見ておりました。まあ、あの、「11月中にまとめろ」ということで、基本は、成長戦略にかかわるような形、これから、具体的に検討をするということになろうかというふうに思っております。併せてですね、緊急性の高いものについては、予備費の活用ということも言われておりますから、このことについても指示を踏まえて、これから、至急、検討したいなというふうに思っております。まあ、いずれにしても、各省がですね、それぞれの、10月、あるいは、11月という形の中で、緊急性があるものというもので出したもの、それを、政府として、全体で、どのぐらいの規模になるのか、どのような判断基準で、それを選んでいくのかですね、その辺の、これからの話合いをしながら、私どもの中で、必要される順番に応じて、作成をしていきたいなというふうに思っております。

記者

3問目です。戸別所得補償制度の関連なんですけれども、今年度の加入申請状況が出ました。

大臣

はい。

記者

加入件数全体は増えてるんですけれども、転作の麦、大豆のですね、面積が減少してると。それを受けて、民主党の方でもですね、麦、大豆の拡大というのが、課題になってるんですけども、今後、食料自給率向上というところを、念頭置いてですね、農水省として、その、どういう対応が必要かと、お考えを伺いたいと思います。

大臣

これ、なかなか、難しいですね。いわゆる、減反と言われる政策が始まった以降ですね、やはり、麦に転作をしていこうというようなことも、随分と取り組まれてまいりましたけれども、まあ、土壌の関係その他でですね、なかなか、思うように、生産力、生産性、生産能力が追いつかないというようなところもございました。ただ、あの、機械の汎用化とかを考えますと、一定の規模までは、両方使えるようなものもあってですね、できるだけ取り組もうという形になったんでありますけれども、まあ、今回、「それ以外の主食用米以外のですね、おコメに使ってもいいですよ」というようなこともあって、若干、そちらの方に流れたということもあるんだろうというふうに思っております。以前、麦の自給率が高かった時には、いわゆる、二毛作というようなものがあったりして、逆に、また、その時には、コメそのものが、まだ、足りない状況の中でですね、主食用の麦というような形もあった。それからすると、ちょっと、時代が違う中で、政策的に行うという中では、これまでとは違った、やはり、ものというものを見出していかなければいけないんだろうというふうに思いますので、特に、用途に応じた品種の開発でありますとかですね、それに応じた、国内産業の受け皿でありますとか、もろもろ、それ以外の産地における優先を促すような政策でありますとか、いろんなものが相まって、ということになってくるんだろうというふうに思いますので、党の方の意見もお聞きをしながら、実情に即したところからですね、「こうだったから、二毛作をやりなさい」というだけでは、なかなか、できないというふうな思いもありますので、実際に作られる方々の御意見、その他も十分にお聞きをしながら、これからの対策を考えていきたい。大豆についても、技術的な問題等も、もちろんありますので、これらのですね、今の、あの、何て言うんでしょうね、補助制度の額を上げるというだけでも、なかなか、進まれないだろうというふうに思っておりますから、まあ、その辺のところについてはですね、品種の育成・普及というものもやっていかなければいけないし、単収を上げるための技術が、もう少し、改良があるんだろうか、あるいは、また、水田の中の、この、使い方、ローテーションその他ということがありますので、個人だけではなくて、その地域全体の取組姿勢というものを考えていただくと、まあ、そういう、いろいろなことの組み合わせの中で、これから取り組んでいくというふうに、したいなと思います。

記者

大臣、すみません。

大臣

はい。

記者

先ほど、岡田副総理とお会いされたそうですけれども、どういう内容のお話をされたんですか。

大臣

あの、岡田副総理とは、時々、会って話をしております。まあ、特に、このことに特化してということではないんですけども、岡田さんも、農業のことに関しては、結構、関心が、昔から強い方でありますんで、自分で、最近、行ってきた所の話とかですね、見るところ、例えば、果樹とか、何て言うんでしたっけ、野菜とかね、いろいろ、おもしろい取組がしているところがあるけれども、そういうのは、「全国的に見ると、どうなんだろう」とか、そういうような話を、まあ、時々しております。

記者

今日も、その、そういう、今日も、そういうお話。

大臣

今日も、そうですね。そういう形で、まあ、あの、何て言うんでしょう、これから進める場合に、どういう取組をしていて、その結果として、これまでも言ってきた、何て言うんですね、「力を強めるというような形が、どういう形で進むんだろうか」と、まあ、そんな話、関心をもってました。

記者

復興関連予算の見直し、復興関連予算の見直しですか、そういうことは、話題には、登りました。

大臣

復興関連予算は、特に、今日のところは、話題になっておりません。はい。

記者

分かりました。ありがとうございます。

記者

吉田副大臣の発言について、お伺いしたんですけれども、大臣が出張中に、宮崎の首長たちが、さんたちが、陳情に来たんですけれども、その中で、「口蹄疫の菌がまだ生きてる」というような発言がありました。これについて、大臣として、どのように対応されているか、お伺いしたいと思います。

大臣

「対応」というのは、副大臣に対するということですか。

記者

はい。

大臣

それとも、口蹄疫、その。

記者

えっと、副大臣に対して、例えば、厳重注意を行ったですとか。

大臣

はい。まだ、あの、恐縮でございますが、昨日、戻ってまいりまして、今、閣議から戻ってきて、まだ、本人に、直接、お会いをしておりません。まあ、これから、事実関係も含めて、さらに、ちょっと、いろいろ、お聞きをして、今日中にはお会いをすると思いますので、まず、本人からの話を聞いた上で、農林水産省としての、私の考えとしてのことを申し述べたいなというふうに思います。

記者

発言の内容ですとか、経緯は御存知でしょうか。

大臣

メモも含めて、報道等については、現地の方で、読みましたけれども、詳細、何て言うんでしょうね、一言一句のところまでは、まだ、ちょっと、まだ、正確には読み込んでおりません。はい。

記者

「口蹄疫の菌がまだ生きている」というような発言でして、まあ、「まだ、終息してないんじゃないか」ですとか、また、風評被害を生んでしまうという恐れもあるんですが、この発言に対する受け止めというのを、率直に。

大臣

正直、言いまして、先月、今からいうと、先々月かな。終息宣言からというような式典もありましたので、そして、また、OIE(国際獣疫事務局)も含めて、清浄国という認定を、いろんな段階で、調べた上で行っているというのが事実でありますから、私自身は、清浄化してるというようなことで、認識は変わりませんし、これ、農水省も全体としては、そのとおりのことだというふうに思っております。で、あの、そういうような発言があったとすればですね、まだ、御理解をいただいてなかったのか、あるいは、また、言い方そのものが、何か誤解を招くようなことだったのか、そのことについても、今後、本人の方からお聞きをした上で、したいと思います。

記者

その、農水副大臣の発言として、不適切だという受け止めでしょうか。

大臣

必ずしも、適切かと言えば、適切ではないんだというふうに思いますけれども、しかしながら、先ほど言いましたように、本人からも含めてですね、もう少し、ちょっと、話を聞いた上で、判断をしたいなというふうに思います。

記者

「判断」というのは、処分を検討されると。

大臣

そういうことではなくて、間違いなく、宮崎の方々が、これから取り組もうとしてることについて、農林水産省として、きちんと対応できるように、指導したいなというふうに思います。

記者

ありがとうございます。

記者

経済対策なんですけれども、その、緊急性の高い予備費を使うものは、今日、締切で、11月までに、それ含めた包括的な対策、いう2段構えになってると思うんです。これ、どのように、切り分けられるのかっていうイメージを、ちょっと教えていただきたいんですが。

大臣

私もですね、ちょっと、これから、今、そのことについて、ちょっと、時間を取って、今日中ぐらいのことですから、判断をしなければいけないなというふうに思っておりますけれども、全体としてですね、まあ、あの、基盤整備のようなことも、当然、出てくる要請として、要望として、多いものでありますし、それから、どういうふうに分けるか、就農支援というようなことやなんかも、これまでも、大分、御指摘をいただいたりしたことがあります。それ以外にもですね、指摘を頂いた中で、この予備費という形が、実際にとられる場合に、あるいは、11月における対策というものが、どれほどの、より分けをするのかですね、まだ、ちょっと、今、これからの話を聞いた上で判断をしたいなというふうに思います。

記者

これ、基本的には、今、予算執行抑制かかってる状態ですが、それ、そのものについて、緊急の方でやって、例えば、再生戦略で出ている就農支援とか、まあ、必ずしも緊急性が高いものでない方は、11月、残っていくんですか。

大臣

多分、そういうふうなことになるのかなというふうに、私も思ってるんでありますけれども、その、予備費の全体のですね、規模というものも、まだ、ちょっと、掴めておりません。逆に言うと、それなりのものを、各省が出し合った上で、判断をされるのかですね、一定の配分というようなものが示されている中で、こちらの方で、それを選ぶのか、ちょっと、今、これから、ちょっと、検討させていただきたいと思います。

記者

大臣、すみません。田中法務大臣が辞任の意向を示されましたが。

大臣

あ、ちょっと、すいません。聞いておりません。

記者

田中法務大臣が辞任を意向を示されましたが、同じ閣僚のひとりとして、今回の事態、どういうふうにお考えですか。

大臣

あの、その、前段の、その「辞任を示された」というのが、ちょっと聞いてなかったですが、今日?

記者

そうですね。

大臣

あ、そうですか。

記者

辞任の意向を示されたという・・・。

大臣

あ、すいません。ちょっと、朝から、いろいろな会議が重なっておりまして、今、戻ってきて、えぇ、今、そのことを初めてお聞きをいたしました。いずれにしても、あの、出処進退が、あの、があったとすれば、それは、あの、政治家本人の判断が、きちんとあるべきであろうというふうに思いますから、まあ、その、至った理由等もですね、まあ、あの、この後、ちょっと、あの、お聞きをしたりして、ということになろうかと思います。まあ、一緒に10月の1日に認証をされて、まだ、あの、大臣としての仕事というものを、なんて言うんでしょうね、取り組んで、成果ということには、至らないような時間であったというふうに思いますから、まあ、あの、そのこと自体は、なんて言うんでしょうね、本人も、残念なところがあるのかもしれませんけれども、全体としてですね、やはり、あの、この期間で、お辞めになる方がいるというのは、まあ、大変、全体の、この内閣の力を出していこうという中においては、まあ、残念だったという感じがいたします。はい。

以上

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