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林農林水産大臣記者会見概要

日時 平成26年7月15日(火曜日)9時00分~9時15分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)G20貿易担当大臣会合への出席及びジョイス豪州農水林業大臣等との会談について
  • TPP交渉をめぐる状況について
  • 南相馬市の一部地域で平成25年産米から基準値超えの放射性セシウムが検出されたことに関し、東京電力福島第一原子力発電所のがれき撤去に伴う放射性物質の飛散が原因との報道について

大臣

おはようございます。私から、まず、1件、御報告がございます。あさっての木曜日、17日から20日までの間、G20の貿易担当大臣会合、これに出席するために、オーストラリアに出張いたします。日本の農林水産大臣がオーストラリアを訪問するのは、2006年の中川大臣以来、8年振りということだそうでございまして、この機会に、ジョイス豪州農水林業大臣と、日豪関係についての協議を行うとともに、現地の農業視察、それから、現地の日系食品企業の代表との意見交換を行う予定にしております。詳細についてはプレスリリースをいたします。以上です。

記者

カナダで開かれていたTPP首席交渉官会合が日程を終わりまして、まあ、一部の分野で進展があったようですけれども、あの、妥結に向けた見通しについて教えてください。

大臣

はい。今月の3日から12日まで、オタワで、TPPの首席交渉官会合と、それから、交渉官レベルの分野別作業部会が開催をされました。今回の会合で、各国との二国間協議のですね、開催をしまして、物品市場アクセス等について、精力的に議論を行ったというふうに承知しております。残された課題の解決に向けてですね、引き続き、各国と協議を進めていくことになります。このTPP交渉に当たっては、衆参の農林水産委員会の決議を踏まえて、国益を守り抜くように全力を尽くしていきたいと、こういうふうに思っております。

記者

もう1問。あの、今、御説明のあった、あの、G20なんですけれども、ジョイス大臣と会われるということですけども、現地は、USTR代表も来ると思うんですが、今のところ、会談する予定というのはありますか。

大臣

ジョイス大臣とバイ会談を行う予定以外はですね、特に、今の段階で予定、入っておりません。未定ということです。

記者

福島第一原発一号機の建屋カバーが、近く、撤去される予定になっているんですけれども、当然、あの、周辺の農作物に対する、その影響が懸念されることになるかと思うんですが、農水省としての今後の対応策などあれば。

大臣

はい。この、農林水産省としてですね、今後、行われる(東京電力福島第一原子力発電所の)一号機のがれき処理に伴う飛散防止対策ということで、この、具体的にどういう対策を行えば、飛散防止が徹底できるかと、このことについては、残念ながら、農水省に専門的な知見がないためにですね、今年の3月以降、東京電力、それから、原子力規制庁に対してですね、農産物に影響が生じないように、一号機のがれき処理に伴う飛散防止対策、これの徹底方を、依頼をしてきております。これに対してですね、東京電力からは、建屋カバーの撤去、それから、がれき処理作業、こういうものに伴う飛散リスクをですね、低下させるために、飛散防止剤の散布ですとか、それから、散水、水をまくということですね、それから、防風シート、ダストの吸引、こういったですね、対策の追加・充実を図ることによってやっていきたいということについて、農林水産省の方に説明があったと、こういうふうに聞いておりますので、しっかりと対応をしていきたいと思っております。

記者

今の質問に、ちょっと絡むんですが、あの、昨年、南相馬で、セシウムが基準を超える稲が出たことについて、農水省として3月に東電に要請なさっている、今、おっしゃったとおりだと思うんですけれども、この要請行為についてですね、まず、あの、大臣として、どういうお気持ちだったか、どう受け止めていらっしゃるかということを、初めにお伺いしたいんですけれども。

大臣

はい。この福島県の南相馬市の一部地域でですね、生産をされました(平成)25年産米で、昨年の10月に基準値超過が検出されております。で、農林水産省で調査をしたところですね、土壌からの吸収だけでなくて、放射性セシウムが稲に直接付着をした可能性が明らかになっております。昨年の8月に、福島第一原発(「東京電力福島第一原子力発電所」)における、がれき撤去作業に伴って放射性物質が飛散した事象もあったわけでございますので、農林水産省からですね、専門的知見を有する原子力規制庁に相談をいたしましたところ、原子力規制庁からは、がれき撤去による飛散との関係を含めて、現段階では原因は不明という回答が農林水産省の事務方に対してあったということで聞いております。こうしたことで、農林水産省ではですね、本年2月に、地元の南相馬市にですね、超過要因の調査結果を説明する中でですね、直接付着での汚染の可能性を示す一方で、その要因は不明でありですね、原子力規制庁や福島県と協力して、モニタリングの強化、それから、原因究明を進めると、こういう説明をしてまいりました。それから、今後のことについては、先ほどお答えをしたとおりでございますので、福島県、それから、(原子力)規制庁と連携してですね、引き続き、要因調査、モニタリングの強化を進めていきたいと考えております。

記者

地元からは、あの、なるべく早くですね、その可能性があるんであれば、あの、8月に飛んできたということを知らせてほしかったという声があがっております。あの、朝刊にも書かせていただきましたが、市長もですね、報道より早く、まあ、つまり、いち早くですね、そういう可能性を、農水省さんが考えているんであれば、知りたかったという声があがっています。こちらについて、どう受け止めていらっしゃるかということと、大臣自身、これについて、把握なさったのは何月ぐらいなのかということをお伺いしたいんですけれども。

大臣

はい。あの、コメの直接汚染の要因ですが、我々の知見というか、こういう専門的な技術は持っておりませんので、先ほど申し上げましたように、その専門的な知見を有する原子力規制庁に相談をいたしましたが、その段階で原因が不明ということで、先ほど申し上げましたようにですね、原因の解明に向けて、協力して調査やモニタリングを行うと、こういうことになったところであります。その後、農林水産省からもですね、大学等の専門家にも相談をしたところでありますが、周辺環境からの飛散などですね、様々な飛散の可能性が指摘をされておりまして、がれき処理に伴う飛散は可能性の一つであると、こういうふうに報告を受けております。したがって、そういうですね、説明を、当時の段階でですね、この、まだ、原因が特定されておりませんので、この外部から付着したと、したがって、その生育途中で入ったものでないという説明を、当時、行っていると、そういう報告はその当時に受けております。

記者

当時というのは、何月になりますでしょうか。

大臣

平成26年、今年のですね、1月、これに、汚染の原因について、原子力規制庁に相談をしております。2月にですね、「現段階としては不明」という回答ございますので、その回答を受けてですね、南相馬市にそういう説明をしているということです。

記者

すいません。大臣自身、お聞きになったのは何月なんでしょうか。

大臣

その後、あまり時間をおかずに、その時点で説明を受けているということです。

記者

3月とか、そんな感じですかね。あの、原発に行ったのは3月の3日なんです。現地に。

大臣

2月の初めには報告を受けております。

記者

最後なんですけど、あの、市長さんの方でですね、可能性があって、東電に要請した時点でですね、少なくとも知っていたかったという部分をお持ちなんですね、可能性の一つとしても、その可能性を元に農水省さんとしてアクション起こしてる時点で教えてほしかったということをおっしゃられているんですけれども、こちらについて、伝えるべきだったか、それとも、まあ、現状でよかったかという部分について、どう受け止めていらっしゃるか教えていただけないでしょうか。

大臣

はい。繰り返しにもなりますが、原子力規制庁の方に、この相談をしておりますが、がれき処理作業による飛散を含めてですね、コメの汚染との関係が不明と、こういう回答であります。したがってですね、先ほど申し上げたとおり、その事実関係としてですね、この稲、放射性物質の直接付着、したがって、外から付着してるという汚染が生じた可能性ということは、報告をしております。その要因を特定するに至っていないということで、今後、調査を行うという説明をしたということであります。一方で、その可能性があるということですので、東電(「東京電力」)に対してはですね、いずれにしても飛散防止については、しっかり、対応してもらいたいと、こういう説明をしておりますので、そういう対応をしたということでございます。

記者

東電から、去年8月に来たという可能性があって要請行為を行ったということ自体を伝えなかったことについて、不適切だと思うか、それとも、あの、よかったと、それでよかったと思うか、大臣はどちらなんでしょうか。

大臣

はい。あの、そのことについては問題なかったと思っております。

記者

それは、理由としては、あの、はっきりしていなかったから。

大臣

それは、規制庁と相談した上で、専門的な知見を持つですね、規制庁から、原因が特定できないと、こういう回答であったということです。

記者

ちょっと、話題変わって、TPPなんですけども、先ほど、あの、引き続き、協議を詰めなければならないということだったんですが、あの、今後の見通しでですね、妥結に向けての、その議論が大詰めを迎えるのは、その、アメリカの中間選挙後、11月の選挙後なのか、それとも、その前に、その、こう、議論のヤマ場みたいなのが迎える可能性があるのか、大臣の、あの、現時点の見通しというのはいかがでしょうか。あの、アメリカの中間選挙の後に、こう、議論がヤマ場を迎えるのか、それとも、その中間選挙よりも前に、ヤマ場に入るのか、の見通しというのはいかがでしょうか。

大臣

今後の見通しについてはですね、先ほど、前回でしょうか、まだ、閣僚会合に上がってくるということまで詰まっている状況でないと、こういうふうに申し上げましたが、閣僚会合やですね、首席(交渉)官会合についての日程については、現時点で決まっていないということであります。したがって、これも、いつも申し上げていることですが、アメリカの中間選挙についてはですね、アメリカの中の国内事情ということでございますので、それについて、どう、お考えになるかというのは、一義的にはアメリカ政府の御判断と、こういうことになろうかと、こういうふうに思います。したがって、我々としては、一歩一歩ですね、着実に交渉の中で、この努力を積み重ねていくと、これに尽きるのではないかというふうに思っております。

記者

度々の確認で申し訳ないんですけども、あの、閣僚会合が、あの、いつ開かれるかとかというのは、まだ、何も決まってはないと。

大臣

はい。閣僚会合、それから、首席交渉官会合の日程についてはですね、現段階では決まっていないと、こういうことであります。

記者

さっきのセシウムの関係で、あの、まあ、結果的に、その南相馬市長から、まあ、あの、不信、まあ、農水省に対する不信の声があがってるんですけれども、改めて、まあ、農水省から、あの、その南相馬市の市長に対して、まあ、これから説明をするとか、そういう予定みたいなものってありますでしょうか。

大臣

あの、南相馬市はもちろんですが、地元の皆様とはですね、信頼関係をキープするというのは、大変、大事だと思っておりますので、必要があれば、いろんなレベルでのですね、説明は、引き続き、やっていきたいと思っております。

記者

今の段階では、具体的に、その、「いつ、こういう説明をする」と決まっているわけではないと。予定。

大臣

特に、はい。今の段階で、具体的に何か決まっているわけではありません。

記者

あの、必要があればというのは、じゃあ、いつ、いつの段階で必要があればということになるんでしょうか。あの、市長の方で、あの、御相談をしたいという形で、こちらにも連絡が入っていると思うんですけど。

大臣

もし、そういう御要請があれば、真摯(しんし)に対応したいと思います。

記者

18日にも説明してほしいっていう話になっています。そうしたら、18日に説明するということですかね。

大臣

あの、そういうふうに、もし、御要請があったとしたらですね、したいと思っております。

記者

今まで必要ないと思っていたけど、現地からやってほしいという声があったのでやるという理解でよろしいですか。

大臣

必要がないと思っていたこととは申し上げておりませんが。

記者

今、先ほど、問題なかったと思うとおっしゃってたと思うんですけど。

大臣

説明は、先ほど申し上げたように、報告をしておりまして、そのときに、外部付着の可能性もあるということであります。そのときのやり取りの中で、可能性について、どういうことがあるかと、当時の時点でですね、その飛散があったと、がれきの撤去においてですね、ということは、公知の事実でありましたので、別に、そのがれきの撤去によって飛散があったということ自体についてですね、知識がなかったということではなかったわけでありますので、その可能性についてはですね、この、特定できないということで、その時点の説明は、そういうことであったし、先方からも、そういう御質問もなかったと、こういうことでありますので、その時点で、どうこうということではなくて、今後、先方からですね、そういう御要請というのがあるのであれば、真摯に対応するということであります。

報道官

はい。他によろしいでしょうか。ないようでしたら、これで会見を終わります。

大臣

はい。ありがとうございます。

以上

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