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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成27年12月4日(金曜日)10時47分~10時59分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)全農と取引のある肥料メーカーへの立入検査結果の公表について
  • (大臣より)日本産牛肉のブラジル向け輸出解禁について
  • (大臣より)奈良県への出張について
  • 全農と取引のある肥料メーカーへの立入検査結果の公表について
  • バターの安定供給について

大臣

私の方から、冒頭3点の報告をさせていただきます。まず、全農と取引のある肥料メーカーから独立行政法人農林水産消費安全技術センターへの相談があった事案のうち、肥料取締法上の問題があると疑われた6社に対し、立入検査を実施している件についてでございます。今般、6社のうち、旭肥料株式会社及び相模肥糧株式会社の2社の検査結果がまとまり、公表することとなりましたので、私の方から概略の御紹介をさせていただきます。まず、両社とも、収去した肥料の重金属等を分析した結果、食品の安全性には問題がないことを確認をいたしました。一方で、両者とも肥料の原料として使用されていたものがラベルに表示されていないなど、原料の種類の記載不適正等の事例が多数確認をされました。旭肥料は全168銘柄中146銘柄、相模肥糧は全129銘柄中56銘柄。このため、本日付けで、両社に対し、表示を改めるまでの間、出荷を停止する等の指導を行うとともに、違反事項の原因究明及び再発防止策について、肥料取締法に基づく報告徴収を実施いたしました。事業者が、このような消費者目線、生産者目線を欠いた行為を行ったことは極めて遺憾であります。今後、こうした事案の再発防止を徹底することにより、消費者や生産者の信頼回復に努めてまいらなければならないと考えております。なお、残りの4社につきましては、検査結果がまとまり次第、報告をさせていただき、公表したいと思います。詳細につきましては、この後、事務方の方でブリーフィングさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
次に、これまで、ブラジルとの間で日本産牛肉の輸出のための検疫協議に取り組んでまいりましたが、今般、輸出条件について合意に達し、本日午後に、両国の担当部局間で合意文書を取り交わすことになりました。これまであらゆる機会を捉えて、ブラジル向け輸出の解禁を粘り強く働きかけてきたところであり、大変喜ばしいと考えております。なお、南米向けとしては初めての輸出解禁となります。農林水産省としては、平成32年までに輸出額1兆円を達成することを目標に、積極的・戦略的に検疫協議に取り組んでまいりました。先月末に策定をされた「総合的なTPP関連政策大綱」では、この目標の前倒し達成を期したところであり、今般、解禁をするブラジル向けの牛肉について強力に輸出促進を図ってまいります。また、更なる輸出拡大に向け、各国との協議も加速化させたいと考えております。詳細につきましては、合意文書を取り交わした後に、プレスリリースをさせていただきたいと思いますが、大体16時頃がめどではないかと思っておりますので、御承知おきをください。
最後に、私は6日と7日、二日間、奈良県へ出張をいたします。奈良県における農産物の生産現場や産地直売所等を見させていただくとともに、地元関係者の方々から直接お話を伺いたいと考えております。また、林業及び木材の加工・流通等に関する取組状況を見させていただくとともに、平成23年度の紀伊半島豪雨による山地災害箇所における治山事業の現場を視察をさせていただき、災害復旧の状況を把握してまいりたいと考えております。本出張の詳細につきましては、この後プレスリリースいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。

記者

肥料偽装の関係で、まず一つ質問です。この旭肥料と相模肥糧、かなりのですね、銘柄で、表示の違いがあったということなんですけども、これの原因については、今は分かっていることは、どういったことが原因でこうなっているのかっていうのはありますでしょうか。

大臣

まだ、そこまで確認をされておりませんが、表示の違いと言いましても、量の多い順番に並べて書かなきゃいけないのにですね、そこがちょっと違っていたりするということがあったりですね、非常に簡易なものも入ってはおりますが、肥料取締法に照らすと適正でないということであろうというふうに思っておりますので、そこはしっかりと肥料メーカーとしては、今後は対応していただかなければいけないことなのだろうなあと思います。

記者

太平物産は、かなり故意的にですね、その表示の偽装をですね、やってたかと思うんですけども、今回、その故意性というのが有りそうなのかどうかというのは、どうみてらっしゃいますでしょうか。

大臣

もう少し詳細にわたって調べてみなければ分かりませんが、故意ではなかったのかなあと、単なるミスなのかなあと思える案件も含まれてはおりますけども、そこは大事なところでございますので、しっかり調査をさせていただきたいと思っています。

記者

もう1点ですね、バターに関してです。バターの本格的なですね、需要期に入ってきました。一部スーパーなどでは、品不足や購入制限、あとは価格が上昇するなどですね、そういったことが起こっているようなんですけども、農水省として把握されてる在庫やですね、流通の状況、あと、これに対してどういうふうな対応していくのかというのを教えてください。

大臣

一部の店頭でですね、バターが欠品してるということは承知をしておりますし、私も機会あるごとにスーパーではバターがどうかなと思って棚をのぞいてみるんですが、一時よりは随分改善されてきていることは、そのとおりだなというふうに思います。生乳の生産量がですね、回復傾向にあるということは一つあります。バターの生産量とメーカー在庫も間違いなく増加をしております。また、輸入品もですね、約1万3千トンが11月24日までに全量売り渡しがなされました。また、乳業メーカーは、年末の需要期に家庭用バターの供給増を計画、そして実施していること等からですね、本年度における乳製品の需要(正しくは、需給)は安定をするのではないかというふうに見込んでおります。ALIC(独立行政法人農畜産業振興機構)の調査によれば、店頭におけるバターの販売状況は相当程度改善をして、販売量も平年同様落ち着いた動きとなっているというふうに報告を受けているところでございますので、今後もしっかりと検証をしながら、間違いなき対応をさせていただきたいと思っておりますが、需要と供給の中で起こりうる現象でございますから、そこはバランスがしっかりととれているというふうに理解をしています。

記者

肥料の問題ですけど、太平物産に続いてですね、また2社で、虚偽の表示というか、表示の偽装というか、そういうのが発覚したということなんですけども、業界全体にですね、そういう雰囲気、そういう空気がまん延しているとかですね、業界そのものに、なんというか、問題があったようにも見受けられるんですけども、その辺、大臣、お考えは。

大臣

そのことも含めて、しっかりと検証しなければならないと思います。それと、また、立入検査の方法もですね、少し見直しをさせていただかなければいけないのではないかなあというふうに思っておりまして、今回、公表いたしました2社につきましても、立入検査はきちっと行っているところでありますけれども、そういう所でも、やはり、こういう行為が行われていたというのは、極めて遺憾なことでありますので、今後、立入検査のあり方については、改めさせていただきたいと思っています。

記者

今回、新たになった2社の偽装というのは、これまでも立入検査行われていたということですが、なぜ、農林水産省、これまで見つけることができなかったんでしょうか。

大臣

立入検査をしたときにはですね、違反はなかったということの結果でございまして、そのときは、立入検査したときには、違反行為はなかったんだろうと思います。その後、起きていることではないかなあというふうに思っています。

記者

前回、これまでの太平物産のように、リストに載せていなかったとかっていうこととは、また違うということでしょうか。

大臣

いや、そういうことは報告を受けておりませんので、そういうことではないと思います。後で詳しく説明をいたさせますので、ちょっとした、どう言うんでしょうかね、肥料を数量の多い順番に並べてリストに書かなきゃいけないのがですね、少ないのが先に書いてあったりするとか、そういう事案も見られたようでございますが、いずれにしても、肥料取締法に照らしておかしなことでございますので、そこはそこでしっかりと対応をするということが大事だと思います。

報道官

他にございませんか。よろしいですか。以上で会見を終了いたします。

大臣

はい。ありがとうございました。

以上

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