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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成27年12月8日(火曜日)11時15分~11時27分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)平成27年1月から10月の農林水産物・食品の輸出実績について
  • 平成27年度補正予算の編成について
  • 農林水産物・食品の輸出について
  • 森林吸収源対策の財源確保について

大臣

おはようございます。ちょっと遅れてしまって、申し訳ありませんが、私の方から冒頭発言でお許しをいただきたいと思いますが、平成27年1月から10月までの農林水産物・食品の輸出実績について申し上げます。平成27年1月から10月までの農林水産物・食品の輸出実績がまとまりました。総額は6,029億円で、前年同期比23.2パーセントの増加となりました。このことから、通年では、昨年の輸出実績である6,117億円を超えて、過去最高を更新することが確実となったと考えております。また、輸出戦略で定めた中間目標、平成28年に7,000億円でございますが、うまくいくと本年中に中間目標を超えることも視野に入ってきたなあというふうに思っているところでございます。私自身も先月、今月と新潟や北海道、また、奈良県等に出張をさせていただきまして、実際に創意工夫をして輸出に取り組んでおられる方々の話を伺ってきたところでありますけれども、それらの地域における様々な取組が輸出額の増加につながっているというふうに考えております。間違いなく、それぞれの地域で世界の市場に向けて戦略を考え始めてくださっているなあというふうに思います。昨日は、奈良県の五條市の柿の選果場にまいりましたけれども、ここはもう、今年は既に20トンほど、香港に向けて柿の輸出をされたようであります。あと、タイからも注文がきているようでございまして、柿も輸出の果物としては非常に有望なのではないかなあということを、現場で話を聞いて思うことでございました。いずれにいたしましても、今後とも、官民一体となりまして輸出促進を図りまして、輸出額1兆円目標の前倒しの達成を目指していきたいと考えております。以上、冒頭の発言は、私からは以上でございます。

記者

ちょっと、話が変わっちゃうんですけれども。補正予算が来週まとまると思うんですけれども、農水分野での規模と中心となる施策がどうなりそうか、教えていただけますでしょうか。

大臣

農林水産予算につきましては、先月の27日の日に、御承知のとおり総理から補正予算の御指示がございましたので、TPP対策についてですね、「政策大綱」に掲げられた施策を早急に具体化していくということが重要だと考えておりまして、そのような考え方で予算折衝に臨んでいるところでございます。なお、補正予算あるいは当初予算における具体的な内容や額につきましてはですね、まさに今後の予算編成過程において決まっていくというところであり、農林水産省としては、必要な予算の確保に取り組んでいるということでございまして、そのことに全力を挙げたいと思っています。今、いくらという金額があるわけではありません。

記者

冒頭の輸出に絡んで、今後伸ばしていくための課題とか、政策とか、どのように考えられてますでしょうか。

大臣

まず、1番大事なことは、やはり、農家の皆さんの意識が変わっていくということが、大事なことだなあと思っておりまして、決して国内だけが市場ではない、我々が作っている農産物・食品というのは、世界で評価をされるものを作っているんだという意識を、まず、しっかり持っていただくということが大事なことだろうなあというふうに思っておりますけども、ここは随分意識が変わり始めているのではないかとなあというふうに思っています。あと、検疫の問題等々ございますので、それは、やっぱり、政府がしっかりお手伝いをさせていただく。輸出の手続等のことについても、御指導をさせていただく。という体制を、更に確立をしていくとが大事なことではないかなあというふうに思っています。

記者

輸出の関係で、輸出が伸びてる要因としてですね、国内の農家の取組というのは、先ほど挙げられたと思うんですけど、対外的な要因というかですね、別の要因というのは何か考えていらっしゃいますか。

大臣

一つは、日本の農産物・食品について、東北の災害に絡んでですね、輸出を認めてくれていない国もまだありますので、そういうところは、科学的な見地に基づいて認めていただくというのは当たり前のことでございますので、その努力は今もしておりますし、今後も引き続き、やらせていただかなければならないなあというふうに思っております。TPPの参加国につきましては、随分、窓口が広がっていることは間違いがありませんので、そこはそこで対応しなきゃなりませんが、それ以外の国についても、政府として努力をしなきゃならんことは、しっかりやるということだと思います。例えば、コメの輸出にしましてもですね、今、ほとんどの国が精米でしか輸出ができないんですけれども、玄米で輸出ができるとですね、本当に日本のコメの美味しさが、更に御理解をいただけるんだろうと思っていますので、それで成功しているのが、香港とシンガポールなのだろうと思っておりますから、今後、発芽しない玄米というのが作れないのかなあということを含めて、いろいろ、また、我々は国内でも努力をすることはしっかりやるということが大事だと思います。

報道官

他にございませんか。

記者

輸出の関係なんですけれども、前年同期比で23.2パーセント増加と、これはすごい伸び率だと思うんですが、具体的に何が伸びたというかですね、決め手というのは、何か、特に分析としては、どのような形ですか。

大臣

これ分析をしてみますと、非常に面白いなあと思いますけれども、農産物も水産物も林産物もですね、大体20パーセントから25パーセントぐらいの伸びなんです。だから、非常にバランス良く伸びているというのが特徴であると思っております。

記者

特にこの物品とかですね、また、そういう特徴というのは、何か、あったりするんですか。

大臣

リンゴ、牛肉というのが、伸び率においては非常に高いなあと思っておりますし、そうですね、また、合板もですね、かなり伸びておりまして、やっぱり日本の合板の良さが御理解いただけつつあるのかなあと思っております。分母は小さいんですけれども、伸びは288パーセントですから。

記者

特に、去年よりも上回るというはほとんど視野に入っていると思うんですけれども、特に来年にかけてですね、他にこの分野とかこの品目を伸ばしたいという、今後の目標みたいなもの、具体的な1兆円という目標はあると思うんですけれども、特に品目とか分野別にはあるんですか。

大臣

輸出戦略品目は定めておりますので、まず、そこを重点的にやるということが大事なことだろうと思っております。それは、ただ単に定めたわけではありませんで、TPPにおける我々が勝ち得たものも加味しながら定めておりますので、そこをしっかりやるということが、まず大事だろうと思います。

報道官

他にございませんか。

記者

税制改正大綱のことなんですけれど、自民党が森林吸収源対策の財源を確保するために、新税を検討するっていうことを決めまして、それに対する受け止めを、どういうふうに考えられていますか。

大臣

はい。農林水産省といたしましては、森林吸収(源)対策の財源確保に関わる税法上の措置として、従来から、「地球温暖化対策のための税」の活用ということで、森林環境税の創設を要望してきているところであります。12月1日に決定をされました、自民党のPTの取りまとめでは、森林吸収(源)対策の財源確保に関しまして、一つは、CO2排出抑制の観点から、木質バイオマスのエネルギー利用の普及等へ地球温暖化対策税の活用の拡充を図るということが、一つあったと思います。もう一つは、市町村による森林整備等の財源に充てる税制等の新たな仕組を検討していくということが提言をなされているわけでございまして、様々な関係者の合意として方向性を示していただけたというふうに受け止めておりまして、これは尊重していかなければいけないなというふうに思っております。現在、審議が行われております与党税調においての取りまとめを踏まえ、議論がなされるというふうに考えておりまして、引き続き、与党とよく連携しながら、安定財源の確保に取り組んでまいりたいと考えているところであります。長い間議論をしてまいりましたので。

報道官

他よろしいでしょうか。じゃあ、以上で会見を終了します。

以上

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