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農林水産省

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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成28年1月12日(火曜日)8時32分~8時41分 於:衆議院中庭側廊下
主な質疑事項
  • (大臣より)シンガポール出張の成果について
  • 農林水産物・食品輸出における課題について
  • 諫早湾干拓事業について
  • 化血研に対する今後の対応について

 

大臣

まず私の方から冒頭発言をお許しをいただきたいと思います。私は、9日と10日にかけまして、シンガポールに出張いたしました。シンガポールでは、我が国の農林水産物・食品の輸出額上位8位でありますけれども、シンガポールは、日本食レストランもずいぶん増えてまいりまして、今、1,100店ぐらいになっていると思います。食市場の拡大が見込まれる有望な輸出先国であります。また、昨年10月に大筋合意をいたしましたTPP交渉参加国であるということもご承知の通りであります。また、昨年末に発足いたしましたアセアン共同体(AEC)、人口6億人を擁する共同体でありますが、ここの玄関口でもあります。現地では、日本・シンガポール外交関係樹立50周年を記念をいたしまして、キックオフイベントとして日本産農林水産物や日本食をPRするイベントを行いまして、その中でトップセールスをさせていただきました。シンガポールの方々に対しまして、高品質で新鮮な日本産農産物の魅力というものを私自身お伝えをすることができて、ありがたい機会だったと思っております。また、現地の皆さんの日本産農産物に対する期待の高さというものを実感したところであります。また、輸出関連企業や現地の日系食品企業の方々との意見交換を行いますととともに、日本の物流会社の保冷貨物施設や日本の食品企業の視察を行いました。また、シンガポールのウォン国家開発大臣と日曜日でありましたけれども、時間をとっていただきまして、会談をすることができました。私からは福島県の農林水産物に対する輸入規制措置の緩和・撤廃を要請をいたしまして、今後、実務者レベルで協議をしていくということになりましたし、また、ウォン大臣からは、都市型農業に関する協力の要請がありましたので、私から、積極的に協力したい旨、お答えをいたしました。また、地理的表示、GIの件でございますけども、ウォン国家開発大臣は直接の所管ではありませんけれども、日本としてはこの地理的表示の国内手続きを進めているので、担当しておられる大臣によろしく対応方お願いをしたいと、お願いを申し上げ、ウォン大臣からは担当の大臣の方によく伝える、というお話をいただきました。今回のシンガポール出張で得られました成果やご意見等を活かしまして、今後とも、官民一体でシンガポールを含むアジア等への輸出拡大を図りまして、輸出額1兆円目標をできるだけ早く達成をしてまいりたいと考えております。以上を私の方からの発言とさせていただきます。

記者

幹事社のテレビ朝日から質問させてください。今回のシンガポール出張では、非常に大きな手応えがあったのではないかと思いますが、併せて乗り越えるべき課題、見えてきたものがあれば併せて教えてください。

大臣

やはり物流のところをどうするかということと、もう少し安い価格で提供できる仕組みをどう作っていくかということが大事なことではないかなというふうに思っておりますが、「あまおう」といういちごが2ケースで向こうで香港ドル(正しくはシンガポールドル)で90ドルで売られておりますけれども、それを今回、伊勢丹とANACargoとヤマトが一緒になりまして、新しい仕組みを作りまして、現地までお届けして、あれ42ドルだったかな。

秘書官

70が32ドルです。

大臣

すみません、70ドルが32ドルになるという仕組みができておりますので、今後こういうことをしっかりやっていくということが大事なことではないかなというふうに思います。沖縄をハブ空港としているわけですから、そこの利用拡大をさらに図っていくということが大事ではないかと思います。

記者

各社さんどうぞ。

記者

諫早湾干拓事業なんですけれども、先週、開門に反対する営農者側がですね、長崎地裁が打診した、和解協議に応じるという意向を示しました。それで、開門しないことが前提というようなことをおっしゃってるようですけど、これについてご所感をお願いします。

大臣

先週の8日の日に開門に反対をする原告の方々が長崎地裁に対しまして、和解協議に参加する旨の回答をされたことは承知をしております。これによりまして、国、開門を求める関係者及び開門に反対する関係者の3者が協議の場に揃うことになりますから、今後話合いの進展につながることを期待をしているところであります。

記者

具体的に国としてどういったことをやっていこうとか、何か具体的な国の方針みたいなものはありますか。まだ決まっていませんか。

大臣

今、国としても協議に応じさせていただきたいと思っておりますし、その協議の場が整うということが大事なことではないかなというふうに思っております。裁判所の訴訟指揮に従いつつ、問題の解決に向けて真摯な努力を続けてまいりたいと思っています。

記者

化血研の問題なんですが、動物向けのワクチンに関しては、まだ調査中だったと思うんですが、その進捗状況とですね、やはり、110日の業務停止というのを厚労省は出しておりますが、農水省として今後の対応の可能性について教えていただけないでしょうか。

大臣

今、お話のありました厚労省の業務停止命令につきましては、私も承知をいたしております。農林水産省としては、現在、昨年の12月9日及び10日における化血研に対する立入検査の結果等を鋭意精査しているところでありますので、その結果を踏まえて、今後、指導・処分を行ってまいりたいと考えているところであります。

報道官

他にございませんか。よろしいですか。以上で会見を終了いたします。

以上