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農林水産省

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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成28年1月29日(金曜日)10時29分~10時41分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)福島の森林・林業の再生への取組について
  • (大臣より)宮城県及び岩手県への出張について
  • 甘利大臣の辞任について
  • バターの輸入について

 

大臣

おはようございます。私のほうから2点、報告がございます。1点目は、昨年12月に環境省が示しました「森林における放射性物質対策の方向性」に対し、福島県等から緊急要望があったことを受けまして、現在、復興庁、農林水産省、環境省の3省が総合的な取組を検討する場を、近日中に設置する方向で進めているところであります。検討の場が設けられる場合には、農林水産省としても、これまでの福島県における森林・林業の再生への取組も踏まえて、適切に対応してまいります。詳細につきましては、検討・調整中であり、固まり次第公表をいたします。2点目は、私は、本日夜から31日、日曜日にかけまして、岩手県と宮城県へ出張し、東日本大震災の発生から5年を迎えようとする中で、農地、漁協施設、養殖施設などの復旧・復興状況や農林水産業の現場を視察をさせていただくことといたしました。また、岩手県遠野市と宮城県石巻市におきまして、「農政新時代ミニキャラバン」を開催をさせていただき、TPP政策大綱や関連予算を丁寧に、かつきめ細かに説明するとともに、私自身が、農業者や漁業者の皆さんの生の声をお聞きしたいと考えております。本出張の詳細につきましては、この後、プレスリリースいたしますので、よろしくお願いいたします。私からは以上でございます。

記者

改めてなんですけれども、甘利大臣の辞任についてですね、各界からも様々な反応が出ていますが、受け止めと、今の御心境を改めてお願いします。

大臣

政治家の出処進退というのは、自らが決めなきゃなりませんので、そのことについては、私がとやかくコメントすることは差し控えたいと思いますが、私は党の立場でTPPに関係してきました。多くの閣僚会議に御一緒させていただいておりましたので、甘利前大臣がどんな働きをされたかはよく理解ができている一人であると思っています。また、大変難しい交渉の中で日本の主張だけ述べるのではなくて、12カ国をどうまとめていくかということについてもずいぶん御努力をなさったと思っています。その結果、大筋合意がなったのだと思います。4日の日にいよいよ調印ということでありますが、昨日も申し上げましたとおり、私情としては調印には御出席をいただきたかったなあと思いますけれども、当初申し上げましたとおり、本人の御決断でありますから、やむを得ないのだろうなと思います。

記者

それとですね、農業界からですね、今後のTPPの承認案や国内対策の議論にですね、与える影響をですね、心配する声が早くも上がってますけれども、こうしたことに対してどう対応して行かれるのか、また、国会へのですね、影響についてですね、御所感をお願いいたします。

大臣

農業界からどんな反応があるかはよく承知をしておりませんが、ただ、TPP政策大綱というのは政府として決めさせていただいておりますので、それに基づいて補正予算も編成をし、今後の財源についてもきちっと整理ができております。あと、我々農林水産省がそれに基づいて執行していくということになりますから、いつも申し上げておりますように、政策大綱の方向性とそれに対してどういう予算を組んだのか、そしてどういう事業にその予算が使っていただけるのかということを丁寧に説明をすることによって、御理解をいただけると思っておりますので、今回の甘利大臣の辞任とは、農政については私は関係をしないと、それは私が責任を持って対応することだと自覚しています。

記者

ありがとうございました。あと、バターの輸入についてお伺いします。先日ですね、7千トンのですね、カレントアクセスでの輸入を決めましたけれども、この7千トンに決めた理由とですね、あと、5月にも追加輸入を判断するという見通しだと思うんですけれども、今、現時点での追加輸入の必要性については、大臣はどのように考えておられるのかというのをお伺いしたいと思います。

大臣

来年度につきましては、御承知の通りJミルクの見通し等を参考にして、年末の需要期においても、必要な量を確保するためには、カレントアクセス分として、7千トンの輸入が必要ではないかということをとりあえず決めさせていただきました。また、5月と9月には、今後の需要動向を踏まえさせていただくという機会がございますので、このときに需要がどうなるかというのを再度よく検証させていただいて、消費者の皆さんに御迷惑をかけることのない対応をさせていただきたいと思っています。御承知だと思うんですけれども、非常に洋菓子店が増えてきておりまして、大きなお店、あるいはそうでもないお店もあるんですけども、どちらかというと一般消費者向けバターがそういうところに流れていたということも事実だと思います。それは洋菓子店向けのパッケージのものが少なかったということもあるんだろうと思いますので、今後7千トンの輸入の中ではそういう洋菓子店向けの例えば1キロとか5キロとかということになるんだろうと思いますが、そういうものも準備をさせていただくということになりますので、一般消費者向けのバターの不足ということは間違いなく和らいでくると思います。

記者

甘利前大臣の辞任の関係なんですけども、一連の政治関連疑惑についての説明はですね、今回の会見での説明で十分だったとお考えになられましたでしょうか。

大臣

 

昨日の御説明を聞いておりますと、本人が受領されたと言われているものについては、政治資金での対応というのがなされているということのようでありますので、問題はないのであろうと思いますが、その秘書の方の部分について本人が非常に責任を感じておられたようでありますので、引き続き調査をするとおっしゃっておりますので、そこはまたしかるべき時期に御説明があるのだろうと思っています。

記者

引き続き甘利大臣の関連なんですけど、先ほどTPPの話も出ましたけど、農林水産物の合意内容についてなんですが、これは甘利大臣個人のですね、交渉してきた、果たしてきた役割とですね、内容に様々な意見ありますが、改めてなんですけども、日本にとってぎりぎりの、最良の結果なのか、御見解をお願いします。

大臣

先ほども申し上げましたように、これは12カ国で交渉しておりますから特に重要5品目については本当に厳しい交渉だったと思います。厳しい交渉だったと思います。それを関税をしっかり、関税を守り、あるいはいろんな、なんといいますかね、例えばセーフガードをしたり、もうけたりしながらですね、再生産につながっていけるところまで押し戻していただいて、合意ができたというふうに思っておりますので、我が国にとっては、最良のことだったのではないかと思います。よくやっていただいたと思っています。

報道官

他にございませんか。

記者

来週行われるTPPの署名式ですけども、政府から誰を派遣するかということについてなんか決まったことはあるでしょうか。あるいは、決定のプロセス。

大臣

決定をしているかどうかはわかりませんけれども、ただ言えることは予算委員会に影響を与えないようにしようということでございますので、その範囲内での判断があり、派遣をしていくということになるんだろうと思います。

記者

石原大臣が行かれないこともあり得る。

大臣

予算委員会に影響があれば、それもあり得るだろうと思います。

記者

今後のアベノミクスへの影響などについてなんですが、新たに甘利さんの後任に石原さんがなられるということで、アベノミクスに対してですね、どういう影響を与えるとお考えでしょうか。

大臣

これは総理が任命をされたわけですから、アベノミクスへの影響等いろいろ考慮されての任命だろうと思いますので、影響がないようにしなきゃならんと思いますね。

記者

特にこう政権の屋台骨だったですね、甘利さんが御辞任されたことで政権基盤が弱くなったりですね、そういったことも想定されると思うんですが。そのあたりについていかがでしょうか。

大臣

それは主要閣僚の1人であられましたから確かにそれはそう言えるんですけども、後を引き継がれる石原大臣がですね、主要閣僚たる自覚を持って頑張っていただけると思いますので、心配をすることはないんじゃないかと思っています。

報道官

他にございませんか。よろしいですか。では以上で会見を終了いたします。

以上