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農林水産省

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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成28年3月15日(火曜日)9時57分~10時04分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)緑のオーナー(国有林の分収育林契約者)からの損害賠償請求訴訟の控訴審判決への対応について
  • (大臣より)飼料用米多収日本一の表彰について
  • 緑のオーナーからの損害賠償請求訴訟の控訴審判決への対応について
  • TPP合意に関する一部報道について
  • 民進党のネーミングについて

 

大臣

おはようございます。私の方から2点、報告等がございます。まずは緑のオーナー制度に関する控訴審判決への対応についてでございます。本年2月29日に言い渡された緑のオーナーについての大阪高裁判決では、国の説明義務違反があったとの判断がありました。国の主張が認められなかったことは誠に残念でありますが、関係機関とも相談をいたしました結果、上告等の要件を踏まえ、昨日、控訴審判決を受け入れることといたしました。今後、受け入れた判決に従い、適切に対応していく考えでございます。
    次に、飼料用米多収日本一の表彰についてでございます。飼料用米の本作化に当たっては、多収をはじめとする生産性を高める取組が現場に定着をし、農業者の皆さんが安定した収益を確保できるようにする必要があります。また、畜産農家にも喜ばれる飼料用米を生産する必要があります。先日、岩手県の畜産農家さんに伺った際にも、多収品種を使い、しっかりと施肥をした飼料用米は、タンパク質含有量も高く飼料原料として使いやすいとの御意見もいただきました。昨年12月に公表させていただきました、飼料用米生産コスト低減マニュアルでも、農業者が現場で実現可能なコスト低減策として、多収の取組が重要と紹介をしています。このため、今後、現場での多収の取組を更に推進する具体策として、飼料用米の多収を全国で競うコンテストを開催をして、多収日本一の生産者に対して、農林水産大臣賞を交付することといたします。このような取組が、飼料用米に取り組む生産者の皆さんの励みになり、更なる現場の生産意欲の向上につながることを期待をしております。申請方法や日程等の詳細につきましては、この後、事務局であります、日本飼料用米振興協会からプレスリリースいたしますので、本日は、私からは以上でございます。

記者

冒頭ありました、緑のオーナー制度についてなんですけど、国が上告しないということなんですが、一方で原告側は請求額認められなかった方が、上告しておりまして、今後の対応どうするのかということと、後、支払いについてもですね、一部始まってるとは思うんですけど、訴えていない方への対応について、何か考えていることありますでしょうか。お願いします。

大臣

最高裁判所への上告等の要件は、控訴審判決に、憲法違反がある、あるいは、最高裁判例の違反がある、法令解釈に関する重要な事項を含む場合などに限られているところであります。国が不服としてきた争点は、国に説明義務違反があったか否かという点であります。国の主張が認められなかったのは誠に残念でありますが、上告等の要件である法令解釈に関する重要な事項を含むものではないため、説明義務違反を認めた控訴審判決を受け入れることとしたところであります。今後、受け入れた判決に従いまして、適切に対応してまいりたいというふうに考えております。また、原告の一部が上告したことについてでございますけれども、原告の一部が上告したとの報道は承知をしておりますが、上告状等が届いていないために、現時点で詳細については承知をしておりません。いずれにいたしましても、事実関係を確認の上、適切に対応してまいりたいというふうに考えております。

記者

すいません、TPPの合意内容にからんでですね、日本農業新聞さんの報道で全品目市場開放という趣旨のことがあったんですけど、この解釈についてですね、大臣どう考えるか、お願いします。

大臣

今朝、日本農業新聞の方の報道があったことは承知をいたしておりますが、TPP合意の評価については、品目全体を何もしなかったかどうかで判断するというよりも、品目ごとに、関税の削減や一部撤廃の影響がどの程度か、撤廃までの期間がどの程度か、関税割当を設定したものについては、その数量や条件がどの程度か、セーフガードが設定されたものについては、その効果をどう見るか、等を総合的に考慮して、その影響を判断する必要があると考えております。また、加えて、昨年11月に取りまとめました、政策大綱に基づく措置の効果も見ていく必要があります。これらを総合的に判断をして、最終的には、国会で御審議いただくことになりますが、政府としては、国会決議の趣旨に沿っているものと評価をしていただけると考えております。

 

記者

昨日、民主党と維新の党の新しい党名が、民進党という名前で発表されたんですけれども、ネーミング等について、大臣どういうふうに受け止められているか。

大臣

報道は承知しておりますけれども、政府としては、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。

報道官

他にございませんか。よろしいですか。以上で会見を終了します。

以上