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農林水産省

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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成28年3月22日(火曜日)9時11分~9時25分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)G7新潟農業大臣会合について
  • G7新潟農業大臣会合について
  • 第7回日中農業担当省事務次官級定期対話の開催について
  • 日ロさけ・ます漁業交渉について
  • まち・ひと・しごと創生本部における国の機関等の地方移転に関する基本方針について

 

大臣

おはようございます。私の方から冒頭申し上げたいと思いますが、G7の新潟農業大臣会合について申し上げます。4月の23日、24日の両日、G7新潟農業大臣会合を行う予定でありますが、あと1ヶ月となってまいりました。同会合では、農業者の高齢化と農村地域の活力の低下、安全で栄養価が高く多様な食料に対する需要の増加、気候変動による異常気象の増加など、G7諸国に共通する課題を特定した上で、こうした課題の解決に向けた方策について議論を行う予定であります。この中で、農業における女性、若者の活躍推進や薬剤耐性、AMR対策なども取り扱う予定であります。また、会合全体が実りあるものとなるように、我が国の先進的な農業技術等の展示や、地元新潟を含む我が国の旬の食材を活かした「食のおもてなし」など、様々な準備を進めているところであります。詳細につきましては、この後、事務方からブリーフィングいたしますので、よろしくお願い申し上げます。冒頭の発言は以上でございます。

記者

今、冒頭発言ありました、G7の農業大臣会合なんですけども、先進技術の展示や食のおもてなしなどもあるというお話でしたが、日本として狙いとですね、位置づけ、改めてお願いします。

大臣

その後行われますサミットにおいての協議につなげることができればと思っておりますが、いずれにいたしましても、G7、共通した課題を抱えておりますので、その解決に向けて議論をして行くということが大事なことだろうなというふうに思っているところであります。

記者

先日行われました、日中の事務次官協議、定期対話再開されたということですけども、この成果を、大臣の方からもどう認識しているかお願いします。

大臣

昨日、北京におきまして、第7回の日中農業担当省事務次官級定期対話が開催をされ、日中両国の農業政策のほか、食料安全保障、農産物の貿易、越境性動物疾病への対応等、幅広い課題について意見交換が行われたと報告を受けております。具体的な成果といたしましては、まず、越境性動物疾病に関する協力について、日本の農研機構動物衛生研究所と中国の蘭州獣医研究所との間で、口蹄疫に係る研究協力を発展させるための覚書を締結することで合意ができました。蘭州の研究所はかなり口蹄疫については高いレベルの研究をしておられるというふうに伺っているところであります。また、昨年9月の日中韓農業大臣会合の際に、日中の大臣間で農業問題を幅広く議論し得る局長級の日中農業協力グループ会議の設置についての合意をしたところでありますが、今回の次官級定期対話で、初会合を本年後半に中国で開催することで一致いたしました。今後、両国間の日程調整を進めていくということになります。また、6年ぶりに次官級定期対話を開催することができ、両国の農林水産分野における友好・協力関係が深まったことは、大変意義があったと考えておりますし、今後とも、両国の友好・協力関係を更に充実したものにしていきたいと考えているところであります。以上でございます。

記者

日中をめぐっては、中国側輸入制限、福島県産続けていると思うんですけども、今回も本川さんから関係機関に伝えるよう要請はしたと思うんですが、これは引き続き難しい状況、続いているんでしょうか。

大臣

中国に対しましては、農林水産省や、また在中国日本大使館から、累次、輸入規制を緩和する働きかけを行ってきておりますし、また、WTOのSPS委員会においても、中国側に働きかけてきたところであります。今回、次官級対話の中でも、本川次官より、屈(クツ)副部長に対し、日本産農林水産物の輸入規制が緩和されるように、関係部局に働きかけていただくように要請をいたしました。また、引き続き、あらゆる機会を捉えてですね、粘り強く働きかけを行ってまいりたいと考えております。

記者

今日から日本とロシアの間でさけ・ますの漁業について交渉が行われると思いますが、ここにかける日本政府の狙いなどありましたらお聞かせください。

大臣

本日から26日までの日程でですね、東京におきまして、日ロさけ・ます漁業交渉が開催をされますが、主な議題は、2016年の日本水域及びロシア水域でのロシア系さけ・ますの操業条件であります。農林水産省といたしましては、合理的な操業条件を確保できるように、交渉に臨んでまいりたいと考えております。また、ロシア水域でのさけ・ます流し網漁の代替漁法について、ロシア側は、これまでのところ、まき網、曳き網及び表層かごと呼ばれる3つの漁法を認めるべく検討中である説明を受けております。今回の協議の中で、ロシア側の検討状況を確認するとともに、ロシア側から代替漁法の提示があった場合は、我が国漁業者の意向を踏まえて、適切に対応してまいりたいと考えておりまして、極めて大事な会議であると認識をしております。

記者

今朝のまち・ひと・しごと創生本部のほうで政府機関の地方移転についての基本方針が決定されたかと思いますが、これについての大臣の御所感をお願いいたします。

大臣

ご指摘の通り、今朝の閣議前でしたか、まち・ひと・しごと創生本部におきまして、農業関係機関の移転基本方針が決定をいたしました。私どもの農林水産省関係ではですね、研究機関につきましては、農業・食品産業技術総合研究機構において提案のあった4県とですね、共同研究等を実施をさせていただくということが一つございます。また、農林水産研究センター(正しくは水産総合研究センター)において提案のありました4県とのですね、共同研究等を実施をしていくということでございます。また、研修機関につきましては、森林技術総合研修所において提案をいただきました3県と連携した現地研修を実施させていただくということでございます。これら28年度中に各県との詳細を詰めさせていただきまして、具体化されたものから順次実施をしてまいりたいというふうに考えております。

記者

G7の関係で全ての閣僚会合で女性の活躍というのが大きなテーマになると思うんですけど、特段農業の分野ではどういった議論になるというふうに思いますか。

大臣

我が国の農業においても、水産業においても女性が参加をされることがですね、非常に効率的に見ても、あるいは農家、漁業についても所得が上がることが立証されておりますので、女性が農業に参加をしていただくというのは大変大事なことですし、やはり女性が持っておられる感覚がですね、私は農業には大事なんだろうなというふうに思います。水産業もそうだと思いますが。それとあと6次加工ということを考えてみても、やはり女性の参加というのは大事なことだと思いますので、そういうことをしっかり議論をしたいというふうに考えております。

記者

会合のことで教えてください。テーマの方が食料安保の確立ということになっていると思うんですけれども、昨年、食料・農業・農村基本計画などまとめていらっしゃるかと思うんですが、大臣として日本の食料安保の今の現状についてどのように思われるか、所見を教えてください。

大臣

自給率等の問題につきまして、やはり、さらに努力をしなければいけないなというふうに思っております。食料安保というのは非常に概念が広うございますから、いろんな角度で議論をし、政策をまとめていかなければいけないのだろうというふうに思います。そういう意味からも、日本の農林水産業の発展というのは非常に大事な課題だと思っておりますので、遺漏なきような対応をさせていただきたいと思います。

記者

TPPもある中で、どのように自給率を高めていくかというのは課題だと思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。

大臣

TPPによって自給率がどうということはないと思っておりますし、再生産可能になるようにしっかりと政策を打たせていただくわけでございますから、そこはよく説明をしてまいりましたし、現場の皆さんにもご理解をいただきつつあるのではないかなというふうに考えております。

報道官

他にはございませんか。

記者

今のG7の関係でお尋ねなんですが、新潟でやるというところで、旬の食材という話もありましたけれども、その新潟でやる意味、改めてこの1ヶ月前というタイミングで、どのようにお考えなのか教えていただけますか。

大臣

新潟というのはやはり日本の食文化の原点である米の大産地でもありますし、また、日本はやはり瑞穂の国といわれて、米の文化でいろんな村の行事があったり、農村文化があったりして発展をしてきた国だというふうにも思っておりますから、新潟で開催をさせていただくというのは、そういう意味からも意義があるんではないかなというふうに思っております。非常においしい米も作っておられますから。新之助を是非御賞味いただければなと思っております。

記者

その他なんか味わってもらいたい食材というのはありますでしょうか。

大臣

やはり日本食を味わっていただきたいと思っておりまして、いろんなメニューを考えているようでございますので、そこは万全の体制で臨みたいと思っております。やはり日本の日本食というのはすばらしいなあと感じて帰っていただけるようにしたいと思っております。神戸ビーフは食べさせてくれるんだろうなとおっしゃる農業大臣もおられましたので、神戸ビーフというのは日本の牛肉のおいしさをいうブランド名だろうというふうに思いますので、新潟にもいっぱいいい和牛があるわけでございますから、そういうものをしっかり食していただいて、日本の日本食のすばらしさを感じていただければなあと思っております。

報道官

他によろしいでしょうか。以上で会見を終了いたします。

以上