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農林水産省

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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成28年4月19日(火曜日)8時39分~8時53分 於:衆議院中庭側廊下
主な質疑事項
  • (大臣より)熊本地震に係る食料支援について
  • 熊本地震に係る食料支援について
  • G7新潟農業大臣会合について
  • 靖国神社春季例大祭について

 

大臣

おはようございます。私の方からお詫びを申し上げて、昨日のぶら下がりでの会見内容の訂正をさせていただきたいと思います。熊本地震に係る食料支援について御説明をさせていただきますが、内閣府の防災担当の依頼によりまして20日から22日までの3日間で180万食を確保することを目指してきたところでありますが、昨夜遅く内閣府側より訂正の連絡がありまして、3日間で90万食確保するということを目指していくということになりましたので、ちょっと数字が違っておりましたので訂正をさせていただきたいと思います。私からの冒頭発言は以上でございます。

記者

なぜ、大きな数字の食い違いかと思うのですけど、なぜこのようなことが起こってしまったのでしょうか。

大臣

内閣府からの連絡によりますと、3日間で90万食目指してきたところでありますが、実は90万食、今日で目標が達成ができますけれども、引き続き3日間で90万食というところが合わせて180万食ということになっているのを間違って今後の3日間でまた180万食という依頼になっていたということのようであります。ただ、正直に申し上げますと、1日30万食準備をするというのもタイトなことでございまして、1日60万食、3日で180万食というのはえらいことになるなと思って、ずいぶん案じておりましたけれども、今まで経験をした90万食に戻ったというところではある意味安堵しておりますが、いずれにいたしましても被災者の皆様にしっかりと食料を届けるということが大事なことですし、そこに無駄があったりしてはいけませんので、避難者の数がどうなるのかということも見極めなきゃいけないのじゃないかなと考えております。今のところ、90万食で1日30万食で大丈夫だと、こういうことでございますから、それに向かって対応をしっかりやらせていただきたいと思います。ただ、よくわかりませんのは、私も地方議員として大きな災害の経験をもっておりますが、避難所におられる方々にだけ食料を供給すればいいのかというところが非常に難しい課題でございまして、今、御承知の通り、野外で生活をしておられる方もおられますし、また避難所でないところで生活をしておられる方もおられますが、この方々も食料が不足していることは間違いないところでございまして、避難所にそういうものをもらいに来られる方々への対応ということを考えますと、なかなか数字がつかみにくいというのが正直なところだと思いますけども、いずれにいたしましても全ての方にしっかり食料をお届けするということが総理からのご指示でございますので、それに向かって我々は努力をしていきたいと考えています。

記者

実際、90万食という大量の食料が九州、あるいは熊本まで届いても、避難所に、実際に避難者の方に届いていないという声もありますけども。

大臣

少しですね、配送の仕組みを変えさせていただきました。まず、プッシュ型の食料については熊本県の御指示に従ってということだったんですが、熊本県の方も大変だろうと思いまして、私どもの櫻庭局長を現地に派遣をしておりますが、昨日からですね、昨日は自衛隊の車で、避難所まで全て届けさせていただくというシステムに変えました。今日からは自衛隊と民間の業者と手分けをさせていただいて、避難所までしっかり届けるということにいたしました。そうしないといっぺん、例えば市町村の御指定の所に持って行くとしますと、そこでまた避難所に仕分けをするという作業がありますし、また運んでいくというということも大変でございますので、そういう手間と時間を省略するために全て避難所まで届けさせていただくということでございまして、自衛隊の御協力をいただき、民間の業者の御協力をいただいて、今日からは自衛隊と民間で避難所まで届けるという形に変わりましたので、届いていないということは解消できると思います。

記者

その、やり方変えたというのは、佐賀県鳥栖市内から直接、鳥栖市内の物流拠点から直接被災地、避難所に持っていくという理解でよろしいでしょうか。

大臣

そうでございます。

記者

先ほど、ミスのところなんですけど、これ、内閣府防災が間違えて農水省に伝えたと。

大臣

そうですね、夕べ内閣府より訂正の連絡がございましたので、それに従って我々は対応させていただくということでございます。

記者

昨日180万食で、調達範囲を拡大するとかですね、改めて食品業界に要請するとかおっしゃってましたけど、それはそのまま実行されるんですか、それとも。

大臣

それぞれ生産の御予定がおありになると思いますので、そこはいっぺん、まだ具体的にお願いしているわけではありませんが、生産できるとすればどれくらいが可能かということの問い合わせはしてきていると思いますので、そういうことについては丁寧に御説明を申し上げていこうと思います。できるだけ近くで調達をするというのが大事なことだと思っておりますので、そのようにさせていただきたいと思います。1日60万食となりますとですね、飛行機でパンを運ぶとか、いろんなことを考えなきゃいけないということでそういうことも少し計画を始めておりましたが、そうじゃなくて30万食、3日間で90万食ということに戻りましたので、今までやってきたことと同じやり方でやれるということであると思います。それと少し、パンとおにぎりだけということでも、被災者の皆さんも大変だろうと思いますので、少しバリエーションを広げさせていただくということにも配慮していきたいと考えてます。

記者

先ほど、1日60万という数字は大臣もちょっと疑問に感じながらということだったと思うんですけれども、こういった初歩的なミスを政府全体として、初歩的なミスをちょっとしてしまったということについては、なにか所感はありますでしょうか。

大臣

避難をしておられる方がどれぐらいおられるのかという数字がですね、やはり非常につかみにくいところがありますので、倍になってもそんなに避難しておられるのかなというぐらいの話でございましたので、やむを得ないことだったのかなとは思いますが、今後はこのようなことがないように、今回は余るという間違いでございましたからいいんですけども、これが反対だったとするとえらいことになりますので、そういうことがないようにですね、しっかり対応したいと思います。

記者

今回の180万食はどの程度まで発注や手続きが進んでいたんでしょうか。

大臣

発注まではしておりませんが、大体どこでどれくらい、例えばパンだったら、どこでどれくらい作れるかとか、それはじゃあこれは自衛隊に頼んで空輸してもらうかとか、あるいは民間の飛行機に積むとか、いろんなことをシミュレーションしていたことは事実であります。それは東日本大震災の時にもですね、空輸をしているという経験がありますので、そういうことを参考にしながら、いろいろシミュレーションをしてたことはそのとおりでありますけれども、今回はそれを実施に移すという所まではいかないでいいのではないかと思っています。

記者

基本的には農水省内でシミュレーションしていたところまでにとどまっていて、メーカー等に対して具体的な。

大臣

具体的な発注まではいっていないと思います。

記者

そういったとこでの混乱は広がってはいないということなんですか。

大臣

いないと思います。ただ、今は全部九州を中心に調達していますけども、今度はパン屋さんにいたしましても、自分たちの所の固定の顧客がおられるわけですから、そこに行くだけ今までは3日間は御迷惑をかけてきてかなり被災の方に商品をシフトしていただいたと思いますが、そろそろそこも配慮しなきゃなりませんので。集めるエリアをどうするかというのは、今後も少し考えないと、これが何日くらい続くということとも連動しますけれども、今のエリアのままで集め切るかというと、30万食といってもなかなかそうはいかないだろうなと思っています。そこはまず被災者の方に食料をお届けするという原則が揺らぐことのないように万全の体制を取っていきたいと思っております。

記者

先ほど、大臣、パンやおにぎり以外のバリエーションを被災地に届けることも考えたいとおっしゃいましたが、具体的にどんな品目が考えられますか。

大臣

缶詰とか、栄養補給食品とかですね、そういうものも少し増やしていきたいと思っています。

記者

サミットの農相会合、間近に迫っているんですけど、熊本地震後初の大臣会合ともなるわけですけど、新潟宣言、どのように打ち出されたいかお願いいたします。

大臣

まだ実はそこまで手が回っておりませんが、新潟宣言については、関係国との協議が必要となってまいりますので、何か触れられればなというのが正直な気持ちでありますけれども、調整が具体的に進んでいるわけではありません。

記者

熊本地震以外でも、改めてですけども新潟宣言、どうまとめていきたいか議長国として、決意というか、一言お願いできますか。

大臣

それぞれの国が抱えております農業問題について、宣言の中で対応を含めて宣言をしていくということが大事なことではないかなというふうに思っています。大体共通したですね、悩みを抱えておりますので、それとやはり食料問題というのは、ただG7だけの話ではありませんので、ただG7として果たしていかなければならない役割というはあると思いますので、そういうことを含めて新潟宣言とさせていただければと考えています。

報道官

 この後国会がありますけれども、最後に一問だけ。

記者

 21日から靖国神社の春季例大祭があると思いますが、参拝の御予定は今のところありますか。

大臣

今のこういう状況でございますので、今のところ考えておりませんが、実は私は叔父を3人、戦争で失っておりますので、適時適切にお参りはさせていただいているところでありますが、今回の大祭について、具体的にいつ行けるということが決まっているわけではありません。

記者

震災対応などとのからみで検討されることもありえるんでしょうか。

大臣

大祭そのものに参加をするということは非常に時間的な制約がありますので、無理なことだと考えておりますが、お参りはいろんな形でできると思っておりますので、そういうことを考えていきたいと思っています。 

報道官

この後国会があるので。

大臣

よろしいですか。

以上