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農林水産省

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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成28年6月7日(火曜日)11時00分~11時10分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)G20農業大臣会合の成果について
  • (大臣より)中山間地域における優良事例集について
  • (大臣より)米どころ東北・北陸/水田フル活用に関する情報共有化と円滑な実施に向けたキャラバンについて
  • G20農業大臣会合の成果について
  • かりゆしウェアについて
  • 米どころ東北・北陸/水田フル活用に関する情報共有化と円滑な実施に向けたキャラバンについて

 

大臣

本日は私から3点、報告がございます。
1点目でございますが、私は、先週2日と3日に、中国西安で開催をされましたG20農業大臣会合に出席をしてまいりました。私からは、G7新潟農業大臣会合の議長として、新潟宣言に盛り込まれた成果を紹介をしつつ、アジア地域における小規模零細等の不利な条件を克服し、食料自給率を上げていくための鍵は、イノベーション、バリューチェーンであることを、我が国の具体的な取組を示しながら申し上げました。また、こうした産業政策とともに、地域の共同活動を支援をする地域政策とも車の両輪として推進をしていくことが重要であるという認識を表明をいたしました。これらの内容が、閣僚コミュニケに反映をされまして、G7新潟農業大臣会合の成果をG20農業大臣会合にしっかりとつなげることができたと考えております。また、この機会を活用いたしまして、主要国の閣僚と率直な意見交換を行うことができまして、大変有意義な会合であったと考えております。EU、中国、韓国との閣僚会議で会談を行うことができました。
2点目でございますが、当省といたしましては、新たに、高収益農業を目指す地域の工夫を取りまとめた中山間地域における優良事例集を作成をいたしました。具体的には、中山間地において、収益性の高い農業を目指して、農地や農業用用排水施設等の農業農村整備を契機として、新たな担い手組織の設立や新規農業者の確保、あるいは、果樹や野菜等の高収益作物の導入、加工施設や直売所を活用した6次産業化など、各地域の特徴ある先導的な取組をわかりやすく紹介をしております。このような取組は全国で展開をされておりますので、今後も、事例を順次追加をしてまいりたいと考えております。今後、こうした優良事例の横展開を全国各地で図ることにより、中山間地の活性化を後押ししてまいりたいと考えております。中山間地、条件不利地域がいつまでも条件不利地域ではないという実例がたくさんありますので、そういうことを参考にしながら地域が主体的に、どう自分たちの地域を活性化していくかということを考えていただける一助になればなというふうに考えております。詳細は、事例集を皆さんにもお配りをさせていただきまして、プレスリリースいたしますので、御覧をいただきたいと思います。
3点目でございます。先日の熊本地震で甚大な被害が出た地域も応急復旧作業が行われ、こうした地域も含めて全国的に田植えが行われております。農林水産省としては、平成30年度から国による配分がなくなり、生産数量目標に依存しない米生産がスタートすることを踏まえて、現場の方々の将来のコメ政策に対する予見可能性を高め、安心して腰を据えて営農に取り組めるようにするために、今年の作付け動向が決まってくる6月末までに、日本を代表する米どころである東北・北陸地方を対象に、米どころ東北・北陸、水田フル活用に関する情報共有化と円滑な実施に向けたキャラバンを実施することといたしました。このため、私は本日と明日にかけまして、青森県と秋田県を訪問をさせていただいて、現場の農業者の皆さんと県知事、JA県の中央会、双方向の意見交換を行いまして、中長期的な営農計画を考える上で役に立つ情報提供を行うとともに、現場の方々の不安や懸念にも真摯に耳を傾けさせていただき、今後に活かしてまいりたいと考えております。今日の私の出張を皮切りに、本川事務次官以下省内幹部を順次派遣をさせていただきまして、30年度産以降も農業者が安心して需要に応じた生産に取り組めるようにしっかり対応してまいりたいと考えております。なお、キャラバンにおいては、水田フル活用を考える上で、中山間地などの営農条件の厳しい地域における対応策も議題となることが予想されますので、先ほど申し上げました、優良事例集も早速、配布・活用していく予定であります。出張の詳細は、この後、プレスリリースいたしますので、冒頭の発言は以上でございます。

記者

G20ですけども、1泊2日、非常に短い時間で中国行かれてですね、具体的な話としては、この農村地域の発展というような部分がですね、大切だという話も出ておるんですけども、具体的なこの成果という部分については、どのような感じで思われてますでしょうか。

大臣

まず、G20の農業大臣会合の機会を活用しまして、ホーガンEU農業・農村振興担当委員、韓中国農業部長、李韓国農林畜産食品部長とバイの会談を行うことができました。EUとの会談では、G20農業大臣会合のほか、日EU・EPAを含む二国間関係についての意見交換を行いました。中国との会談では、日中間の農業協力の進展や農産物貿易の発展等について、意見交換を行いました。また、日中農業協力グループ会議の設置について、取りまとめ事項へ署名も行ったところであります。韓国との会談では、両国の農業政策や農業協力、二国間案件について、率直な意見交換ができました。各国閣僚と率直な意見交換を行うことができて、そういう意味でも大変有意義な会談ができたと考えております。

記者

もう一点、今日は服装がかりゆしということなんですけど、毎年6月になるとこのような格好なんですけど、着心地はいかがですか。

大臣

非常に、結構高いもんですけども、非常に夏らしくていいなと思いますが、今日ちょっと寒いので、かりゆしの日はどうして毎年こんなに涼しい日なのかなと思っておりますが、今から夏場に向けて大変大事なことだと思いますし、沖縄の産物の販売にもいろんな形で協力していければいいことだなと思っています。この柄の面積で価格が決まるそうでありまして、私のやつはそう高い物ではありませんが、いっぱい、こうついてるやつは、やっぱり、結構値段が張るそうでございまして。

記者

冒頭の3つめなんですけども、キャラバンに関して、東北・北陸対象ということなんですけれども、特段、東北と北陸を対象にしているという、何かこう理由があったら教えてください。

大臣

やはり、日本の米どころであるということが一番大きな理由でございまして、まずここから始めようと思っております。御要請があれば、また、要請のあった地域にも出向いていこうと思います。

記者

特に、こう、キャラバンで説明したい内容というのは、より具体的にいいますと。

大臣

今、先ほども申し上げましたとおり、30年産から政策が大きく変わるということを御理解をいただかなきゃなりませんが、そのことに対する不安もありますけども、実際、今行ってることがそのままスムーズに推移していくということであろうと思います。また一部にはTPPにおけるコメの問題について不安を持っておられる所もございますので、TPPにおけるコメの問題というのはどういうことであるということをしっかり御説明を申し上げてまいりたいと思います。それともう一つは、やはり全国を歩いてまして、共通した認識、御心配あるなと思いますのは、飼料(用)米の政策が本当に続くのかというところに御不安があるようでございますけども、これは、平成37年110万トンというのは、閣議決定という重い決定でございますから、そういうこともよく御説明申し上げて腰を据えて営農に取り組んでいただける環境を作っていくということが大事なことだろうと思っております。その三点が一番大きなところじゃないでしょうか。

報道官

他にございませんか。よろしいですか。それでは以上で会見を終了します。

以上