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農林水産省

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森山農林水産大臣記者会見概要

日時 平成28年7月29日(金曜日)10時50分~11時00分 於:本省会見室
主な質疑事項
  • (大臣より)28年産米の生産動向等について
  • (大臣より)農作物と農業水利施設をマッチングして伝える取組の展開について
  • (大臣より)福島県への出張について
  • ウナギの資源管理について
  • 生産資材の価格形成の仕組みの見直しについて
  • 28年産米の生産動向等について

 

大臣

おはようございます。私の方から3点、報告等がございます。1点目でございます。本日15時から、食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開催をし、米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の策定について諮問します。食糧部会では、28年6月末の民間在庫量の速報値を踏まえた主食用米等の需給見通しを示す予定であります。28年産の主食用米の生産見込みについては、9月下旬に公表されますが、関係者からの聞き取りによれば、作付面積は、生産数量目標743万トンを面積換算した140万haを下回りまして、更に自主的取組参考値735万トンを面積換算した139万haに達する可能性がある見込みであります。28年産についても、27年産に引き続き、各産地において需要に応じた生産が進んでいるものと考えております。
2点目でございます。地域ブランドとして定着いたしました農産物と農業水利施設を一体的に、消費者の皆さんにわかりやすくお伝えをする取組について御紹介をいたします。こちらのカードを御覧を下さい。この度、農林水産省では、関係の皆さんと協力して、地域ブランドとして定着した新鮮な農産物と、それを支える農業用の水路や堰などの農業水利施設をわかりやすく紹介をするため、水の恵みカードを作成いたしました。北海道から沖縄県に至る全国19地区のカードを作成をし、水の日である8月1日から各地域の直売所等で順次配布を開始する予定であります。このカードを手にした消費者の皆さんに、地域において農産物は豊かな水の恵みに支えられていることを感じていただけたらと思っておりますし、農業農村整備事業という事業がそれぞれの地域の農産物の生産につながっていることを御理解をいただければと思っております。この後、記者の皆さんに詳細はお伝えをさせていただきたいと思います。
3点目でございます。7月15日金曜日の会見で申し上げましたが、現在、原子力被災12市町村の避難指示解除に向けた取組が進められておりますが、営農再開をさらに加速化するため、7月中旬から、福島県・市町村・農林水産省が連携をして、認定農業者の方々を個別に訪問をし、要望調査や支援策の説明を行っているところであります。私も、明日30日と31日、福島県に出張をし、楢葉町と南相馬市の認定農業者の皆さんをお訪ねをし、御意見や御要望を直接お伺いをして、営農再開に向けての一助にさせていただければと考えております。また、農業現場で活躍をしておられる女性農業者の皆さんと座談会で意見交換もする予定でおります。この後、プレスリリースいたしますので、ご承知置きいただきたいと思います。私からは以上でございます。

記者

大臣、明日30日、土用の丑の日になります。1年で一番ウナギの需要が強くなる時期ですけれども、一方で、資源量の減少というのが課題になってます。今後のウナギの資源管理について、どう取り組まれるか、お聞かせください。

大臣

我が国におけるシラスウナギの採捕量は、昭和50年代後半から、だんだんだんだん低水準かつ減少傾向となっており、その持続的利用を確保するためには、国内外での資源管理が重要であると考えております。ニホンウナギの国際的な資源管理につきましては、平成26年9月に同じ資源を利用する日本、中国、韓国及び台湾の3カ国・1地域で、池入れ数量の制限に取り組むことを決定をし、毎年、各国・地域の池入れ数量の上限を設定をして、資源管理に取り組んでいるところであります。国内におきましては、内水面漁業の振興に関する法律に基づきまして、平成27年6月、ウナギの養殖業を許可制にしたところであります。また、ウナギの養殖業者、シラスウナギの採捕業者、親ウナギの漁業者が三位一体となって、池入れ数量の制限、シラスウナギの採捕期間の短縮、親ウナギの漁獲抑制等の資源管理を進めているところであります。このような国内外の取組を両輪として、ニホンウナギの資源管理を今後も推進をしてまいりたいというふうに考えております。

記者

続いて、TPP中長期対策の生産資材改革で伺いたいんですが、資材価格の引き下げをめぐって、与党からJA、全農の組織見直しを求める声が出ています。これに対して、大臣のお考えを聞かせてください。

大臣

与党からどういう考えが知らされてるかは承知をいたしておりませんが、これは、農協改革の時に全中、全農それぞれの改革の方向は示されてきているところでありますので、これ、協同組合でございますから、自主的に改革を進めていただくということが大事なことだと考えております。また、農家の所得をどう増やすかということと、生産資材等の価格の問題というのは不可分の関係でございますから、ここはさらに御努力をいただくということは必要なことなのだろうと考えています。

記者

先ほど冒頭発言でありましたけれども、今年のお米なんですけれども、生産数量目標を下回って、自主的取組参考値も達成する可能性があると。ということは、昨年に続いてですね、今年の生産調整を達成するということになると思うんですけれども、なかなか大きな話題かなと思いますけれども、大臣の御所感をですね、お願いします。

大臣

やはり需要に応じた生産ということが大事なことだと思っておりますし、そのことが市場において米の価格が適正化されていくということなのだろうと思います。そういう意味では生産者、農家の現場の皆さんの御理解をいただいてこのような形になってきているということは大変ありがたいことだと思います。また、飼料米を作っていただいたり、あるいは大豆やら麦等にですね、WCS(ホールクロップサイレージ、稲発酵粗飼料)もそうだと思いますが、転換をしていただいているということも大変ありがたいことだと思っております。ここの予算というものはしっかり確保していくということが大事だと改めて思っております。

報道官

他にございませんか、よろしいですか。それでは以上で会見を終了いたします。

以上