ホーム > 報道・広報 > 大臣等記者会見 > 山田農林水産副大臣記者会見概要
| 日時 | 平成21年10月15日(木曜日)14時02分~14時27分 於:本省会見室 |
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冒頭発言 主な質疑事項 |
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舟山大臣政務官
皆様ご苦労様です。ただ今から、副大臣の会見を始めたいと思います。まず、副大臣から報告事項等をよろしくお願いします。
副大臣
特別、報告事項は、まだ、今の段階ではないんですが、ただ、19日月曜日に、東京農大の厚木農場まで、飼料米の視察に、大臣、副大臣、みんなで行こうと思っておりまして、1時から、ここを出るのですが、いわゆる鶏糞とか、畜糞を、従来の10倍ぐらい使って、「モミロマン」という、新しい多収米のコメを作っているのですが、反当たりというか、10アール当たり1トンは収量があるのではないか、いわゆる飼料用米です。それを、そのまま籾ごと養鶏に食べさせているというところを見てみたいと思っておりまして、是非、記者の皆さん方も、来て見ていただければと思っております。
私ども、農業戸別所得補償の中で、できるだけ、生産調整を、何て言うかな、いわゆるおコメを作らないことにお金を出すんじゃなくて、飼料米とか、麦とか、大豆とか、そういったものを作ることにお金を出していきたい、そう思っておりますので、その一環として、是非、今回、まず第1回の視察を、飼料米という形にさせていただきました、というところです。あとは、皆さん方から何かあったらお答えしたいと思っております。
記者
補正の執行停止額の上積みの問題が、大詰めを、政府内の調整が大詰めを迎えてますけれど、そういうのを振り返って、農水省内での上積みを決定したプロセス、例えば、役所の抵抗あったのかとか、なかったとか、どういうふうにやったとか、そういう感想だとか、そういうのがあったら教えていただきたいなと。
副大臣
補正を、我々が、46パーセント見直しした、そのことについてですかね?
記者
そうですね、そこと、あと、また、更にその後に、政府内調整でいろいろまたありましたけれど。
副大臣
46パーセント、我々、深掘りしたというのは、各省庁で一番だったんじゃないかと、そう思っているのですが、特別、官僚からの、いわゆる役所からの抵抗というより、私どもの方が、本当に一つ一つ、「これは、要らないんじゃないか」と、「これは、返せそうじゃないか」というところで、結構、役所の方も、それに割に応じてくれたというところは感じましたね。
その後、私が古川(内閣府)副大臣と折衝して、「もう、これ以上できないんだ」と、基金については、「22、23年度分については、原則、返すようになっているがどうか」という話があったんですが、基金もほとんど返したんです。特に、農地の集積化は、21年度分まで返したんです。ただ、残したのは、例外的に、どうしてもこれは必要だと、それぞれに理由があって、それで残したもんだから、それの説明をさせてもらって、これは無理だと、いわゆる「ゼロ回答」ということになったわけです。
その後のことは、どこまで話していいか分かりませんが、仙谷大臣と赤松大臣との話し合いに出されたようですが、うまくいかなかった、物別れに終わったという形で、あと、本当に、まだもう一回、何とか、減額というか、「もう一回、補正見直してくれ」と言ってくるのかどうか、今、それを待っているところなんです。一応、私どもとしては、大臣折衝でも、物別れというところだと理解しているんですが、その後、まだ、どうなるのかというところは見えなくて、今、現在は待っているところです。
記者
今おっしゃった「物別れ」というのは、こちらも、「これ以上、切れと言っても、切れないぐらい切った」というところと、向こうは、「切ってくれ」というふうに言っているところが、物別れだという理解でいいのでしょうか。
副大臣
向こうは、「もっと切ってもらえないか」というところだと思うんです。
ただ、大臣としても、どこまで、全部ゼロだったのか、いや少しはということはあったのか、そこのところは、私どもは、よくつかんではいないのですが、ただ、物別れに終わったというところで。
記者
それは、大臣折衝でも、ゼロ回答を言われたということでよろしいのですね。
副大臣
いえ、大臣のところで、ゼロ回答だったかどうかということは、私どもとしては掌握していないのですが、それはね。いずれにしても、物別れに終わったということです。
記者
直近では、昨日、仙谷さんにお会いになってますけど、大臣が。その場も、そのような雰囲気だったということなのでしょうか。
副大臣
直近で、仙谷大臣とお会いして、どのような話がなされたかは、私ども分かりませんが、物別れに終わったということを聞いております。
記者
副大臣と、古川副大臣がお話した時には、具体的にいくつかの事業で、いくつかの、「もう一回見直すことはできるんじゃないか」というふうに言われたというのを、どっかの会見か何かでおっしゃって、具体的には、どの事業というのを、今おっしゃっていただけること、できましょうか、何個の事業とか。
副大臣
それはね、基金事業のうち、いくつかあるんですが、私どもも、ほとんどの基金事業を戻したし、これについてはと言って、補正予算の説明の時に、残された基金の方を見てもらえば分かると思います、それはね。
記者
何個ですか。
副大臣
基金だけで5つだったと記憶していますが。他にもあるんですがね。だから、私ども、この前話したように、本当に細かく、基金の中でも、一部返した分の中でも、残したもの、残したものについては、こういう理由があって、後年度も続けていかなきゃいけないんだと、例えば、馬にしたって、種付けて、翌年春生まれて、育てて出すのは、どうしても3年かかりますから、それを1回だけの事業で切るというわけにはいかない。そういう特別な事情の動き、それがあって、残したものですから。ほかにありますか。
記者
今の関連なんですけれども、その補正の、いわゆる物別れに終わって、大臣の方から、また副大臣、政務官の方に、「さらに削減の上積みを図れ」というような指示が出ていたりとか、そういったことに関して検討しているという段階ではないわけなんですね。
副大臣
それではありません。いわゆる、大臣としては、物別れに終わったんだから、これで終わるのか、それともまた官邸から言ってくるのか、それを待っているという、今、我々は、そういうところだと、私は理解してますが。
記者
今日、18時半をメドに会見があって、その場で概算要求については、ある程度お話をいただけると考えてよろしいでしょうか。
副大臣
ええ、そのつもりでおります。官邸からどういう結論出るか、それがないと、概算請求、確定できませんので、それを待ってからとは思っておりますが、今日が提出期限ですから、いつまでも待つというわけにはいかないだろうと思っております。
ですから、夕方の6時半には、私どもは、やっぱり、それを明らかにする必要があると考えておりますが。
記者
その前の17時からの政策会議で、ある程度、概算要求については皆さんにご説明される、出席議員の皆さんに・・・。
副大臣
そうです。政策会議で、党の皆さん方には、概算要求の中身、今度の補正予算について、どこを切り込んで落としたかということ、あと組織そのものをどのように変えるか、そういうことも含めて、党の皆さんに説明したいと、そう思っております。
記者
若干、細かい話のようですが、政務三役、それからひいては、現政権の情報公開の根幹のところに関わると思いますのでお聞きします。
明日、佐々木政務官が、北海道で、札幌で、農業関係者と意見交換会ということで、公務で出張なさるということですけれども、これは、頭撮りだけで、議論の中身はクローズでやると、これは政務官の意向というよりも、先方の意向だというふうに伺っておりますけれども、こうした、非常に農業政策に注目の集まる時期で、しかも公人としての政務官が、公費で、職員も連れて行かれると、こういう意見交換というのは、よっぽど特殊な事情がない限り、公開するべきだと思うのですけれども、副大臣並びに、できれば政務官のお考えをちょっと聞かせていただきたいのですが。
副大臣
たぶん佐々木政務官が行かれて、向こうの要望によって、今回の戸別農業所得補償の、仕組みみたいなものについて、いろいろ質問出ると思うんですが、やっぱり、そういったことに対して、いろいろな意見があると思うんですね。いろいろな意見を、この意見を述べる側が、そういったものを、いいのかどうか、いわゆる主催者側の判断によって、頭撮りだけっていうことになったやに聞いておりますが。
だから、それはそれで、別に公開してないというか、何でもかんでも公開しなきゃいけないということはないと思いますし、うちが主催しているわけじゃないんですから。そうなんでしょ、佐々木さん。
佐々木大臣政務官
いいですか。今の副大臣の答弁のとおりですけれども、向こう側の意向に、「誰か来ていただけないか」と、できれば戸別所得のことも聞きたいので、事務方だけではなくて、政務の人も来て欲しいという意向であったので、私が行くということになったんですが、それは向こうの意向ですから、頭撮りしてくれというのは、こっちが要望したわけじゃありませんので。
それは、だから、行くことも皆さん方にプレスリリースしているわけですから、その後もし、お聞きになりたいということがあれば、私の方でお答えさせていただくことはやぶさかではありませんけれども、会議そのものの持ち方というのは、向こうが決めたことですから、そこは、こちら側に、そこは公開しろと言われてもですね、向こうの、相手方のこともあるわけですから、そこは理解をしていただきたいなというふうに思います。
記者
向こう側が非公開でやりたいということに対して、いや、これだけ政務官の発言にも注目が自ずと集まる時期で、これは公開でやるのが筋なんじゃないかというふうには、特に言われなかったという理解で・・・。
佐々木大臣政務官
それは、返してませんが、今そこは副大臣が言われたように、自分たちがいろいろなことを言いたいと、その時には、いろいろなことを言わせて欲しいという思いで、たぶんそういうセットをされたんでしょうから、そこを、あえてどうしても公開しろということは、ちょっとそれは人格を持った団体ですからね、相手も。
副大臣
それはそれでいいんじゃないかなと思うがね。あとはありませんか。
記者
政府主催だったら、じゃ、あれですか、オープンでやっていただけるということですか。
副大臣
政府主催でも、時には、やっぱり本当に、内部での調整とか、やっぱりオープンに全てしなきゃいけないということはないと思うので。
記者
これ、何で公開にすべきかというと、圧力団体とかが、非公開の場で政府にいろいろ圧力をかけて、政策を歪めてきたという経緯も、過去にあったと思うんですよ。だから、何で非公開にしないとしゃべれないようなことを、何を言うつもりなんだというふうなジャッジされると思うんで。普通それだったら、「公開したらどうだ」と、政府の側から言うのが、何かあるべき姿なのかなと思うんですけれど、どうお考えですか。
副大臣
できる限り公開にしようというのが、我々の意向でもあるけれど、それは、しかし、うちが主催しているわけじゃないんだから。向こうからそう言われたら、それに応ずるのは当然じゃないかなと思うけどね。
記者
向こうがちょっと非公開にして欲しいからと言って、それを特に意見も付けずに是とするという感覚が、ちょっと現政権の情報公開の姿勢から、ちょっと乖離している気がしてならないんですけれども。
副大臣
そうかなあ。それはね、公開、公開というのは分かるけども、やっぱり我々もそうだけれど、じゃ3人で今度の補正予算とか、予算の時でも、いろいろ議論し合いますよね。それを全て公開しているわけじゃないし。
記者
全然、話が違いますよ。内部の検討の話と、農水省を代表して、農水政務官として行かれて、それで向こう側も、その生産者とか、その生産者団体を代表して来ている、そういう平場の議論を、非公開でというのは、これまでの旧政権なら分からないでもないですけれども、ちょっと驚きを禁じ得ないのですけれども。
副大臣
佐々木さんから私が聞いているのは、向こうからの要望でそういうふうにしていると聞いているので。
記者
それで、「はい、そうですか」というのが、よく分からないのですが。
副大臣
「はい、そうですか」と言わざるを得ないような気がするがねえ。
記者
農政改革についての説明会というのを、全国で、前政権は、やっているのですけれども、その時にいろいろな農業者団体の方たちが多数集まりましてね、全国を縦断でやっているのですよ。その時は、はっきりいって怒鳴り合いになっていますよね。そんなのを誰も頼んでいないとか、やっぱり、相当怒った農業者の方たちが、もう本当に熱い議論をして。
もちろん、カメラは頭撮りだけなのですけれども、それ以外の傍聴はOKで、私たち、中へ入ってそれを聞いたし、というようなことは、やっぱり重要だと思うんですよね、そこの中でどんな議論が行われているのかというのは、全然、公開して、逆に参考になるし、そういうちゃんとした議論をやっている政権なんだなと、プラスにしかならないと思うのですけれどもね。それを非公開にしろってのはよく分からないです。
佐々木大臣政務官
こちら側が主催したのなら、それは皆様方のおっしゃるのはそのとおりだと思うのですが、こちら側が、例えばタウンミーティングみたいなものを、あるいは農家の皆さん方とそういうことをやりましょうと言って、それを非公開にしたというわけではなくて、向こうの行事に参加するのですからねえ。それは、そこまで皆さん方に求められても、ちょっとそれは、無理があるような気がしますよね、その後、僕らは、別に、聞かれれば何も答えるつもりではいますけれども、その中身自体は向こうが作った話ですからねえ。
記者
政務官が個人として何かの会合に参加されるのは、それは十分分かりますよ。ただ、繰返しになりますが、農水省の政務官として行きますというリリースまで出して、それで行かれるわけですよね。それで向こう側が非公開にしたいからといって、それを是とするという判断が分からないという話を先ほどからしてるのです。
副大臣
まあ、向こうからそう言われたのだから・・・。
記者
いや、そういう圧力団体みたいなところの、非公式な、非公開の会合に、そもそも出席すること自体がいかがなものかということも、「何をやろうとしているんだと非公開で」、と読まれないかということなんですよ。だから、公開にしても、そんなにどうなんだというのもありますけどね。
副大臣
どうなの、圧力団体というわけじゃないんだろう。
佐々木大臣政務官
それは、ちゃんとした組織ではありますけれども・・・。
記者
どこも、ちゃんとした組織ですけどね、そりゃね。そういう側面があるわけですよ、側面が。
佐々木大臣政務官
会合の全てを、全部、いろいろな会合あるわけですよね、会合の中に、その中の公開する側の会合なのか、公開しない側の会合なのかというのは、それはちょっと微妙なところありますけれども、僕らはそういうことで受けたので、今回はそういうふうにしてやらせてもらいたいと思いますけれど、全ての会合が、全部、じゃあフルオープンでやらなければいけないのかというと、僕はそうでもないのではないかという気がしますし、プレスリリースもしているわけですし、行くことも、その後の取材にも、ちゃんと応じますと言っているわけですから、それで、圧力団体とか言われても、そのことによって歪められるなんて気持ちは、もちろん僕らはありませんけれども。
記者
要するに、過去の経緯がそうであったというところですね、じゃ、前政権と新しく代わった政権と、どこが、どこで差をつけていくのか、一つのポイントであろうと思うんですね。前政権でも公開したかも知れないような話をクローズにするのだったら、それは前の政権よりも後退したのではないかと、その部分においては、そういう見方をされると思うのですが。あと、もう一つ。その参加は、今回、公務ですか、それとも政務ですか。
佐々木大臣政務官
公務です。
記者
公務ですね、政務で、一議員として参加されるのだったら、主催者側の話というのはよく分かるのですけれども、性格が、じゃあ公務で行くのであれば、今のような指摘があったということは、とりあえず団体の方に伝えて、要するに現場の皆さんの声も聞きたいのだと、メディアは、そういうふうに聞かせてくれという要望があるのだけど、どうだという投げかけをしていただくことは可能なのでしょうか。
佐々木大臣政務官
メディアの皆さん方がお聞きになりたいというのは、それはそれで、メディアの皆さん方が取材されることは、皆さん方が主催されて聞くこともいろいろそれは可能なのであって、それは、向こうがそういう計画を立てたところに私が行くのであって、今の話だと、何か我々がクローズしたわけじゃありませんからね。
記者
いや、だけども、向こうのクローズの方針をそのまま追認しているわけですから。はっきり言って農水省がクローズにしたようなものと同じですよ。
佐々木大臣政務官
そうでしょうかね。
記者
よく政務で出席する場というのがありますよね、一議員として行かれる場合がありますけれども、公務であるならば、そういう投げかけをしていただいてもいいのかなと、もしくは、今日の会見でこういう要望があったので、もう一回ちょっとオープンを検討できないかという投げかけをしていただくことは可能ですか。
佐々木大臣政務官
今日の明日ですからね。
記者
そんなに大挙して押しかけるわけではないので、きっと。
佐々木大臣政務官
いや、それは、向こうにお伺いすることは、してみてもいいですけれど、今日の明日ですから、かなり性急な話ですよね。
記者
いや、それが現実的に、そんなに難しいことだとは思わないですし、今、指摘があったように、そんなに大挙して押しかけるという話でもないでしょうし。
副大臣
佐々木さん、頭撮りだけ撮ってもらって・・・。
佐々木大臣政務官
いや、頭撮りはするんです。
副大臣
あと、記者に対しても、やっぱり駄目かどうかというのを、一回聞いてみたらいいじゃない。
記者
そんなに、我々から聞いて、恥ずかしいような、後ろめたいような要望を向こうがするわけではないと信じたいのですけれども。
佐々木大臣政務官
それは、そうでしょうけれども。
記者
だったら、何がまずいのかと思うわけですよ。
副大臣
いや、しかし、主催者が違うんだからな。まあ、そこは、聞いてみるだけ聞いてみてもいいじゃない、それはね。ほかにありませんか。
舟山大臣政務官
どうも、ご苦労様でした。
以上