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プレスリリース

平成21年12月21日

農林水産省

「気候変動枠組条約第 15 回締約国会議(COP15)」、「京都議定書第 5 回締約国会合(CMP5)」等の結果について

12月7日から12月19日に、デンマーク王国のコペンハーゲンにおいて、気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)、京都議定書第5回締約国会合(CMP5)等が開催されました。

森林・農業分野に関しては、2013年以降の次期枠組みにおける吸収源の取扱いや、途上国の森林減少・劣化問題、気候変動における農業分野の取扱い等について議論が行われました。

また、農業温室効果ガスに関するグローバル・リサーチ・アライアンス(国際研究ネットワーク)の設立に関する閣僚級共同宣言が行われ、我が国を含めた21カ国が参加することとなりました。

1. 日時・場所

12月7日から12月19日までの間、デンマーク王国のコペンハーゲンにおいて、以下の会議が開催されました。

2. 出席者

各国首脳、191の締約国、関係国際機関、NGO等の約3万人が参加しました。我が国政府からも、鳩山総理大臣、小沢環境大臣、福山外務副大臣、増子経済産業副大臣、大谷環境大臣政務官をはじめ、外務省、財務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省ほかが出席しました。農林水産省からは、宮坂林野庁次長、渡部農林水産政策研究所次長兼大臣官房ほかが出席しました。

3. 当省関連の議論の内容

今次会合では、AWG-KPにおいて、京都議定書改定に関連する決定案の一部として、先進国の森林・農地等吸収源の取扱いについて議論され、その結果がCMPに報告されました。また、AWG-LCAにおいて、条約の下での協力行動の一部として、途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減(REDD)や農業分野の取扱いについて議論が行われ、その結果がCOPに報告されました。

COP及びCMPで更に議論が行われた結果、これらについては結論に至らず、今後も引き続き検討されることとなりました。

また、首脳レベルの協議・交渉の結果、作成された「コペンハーゲン合意」の中に、REDDの重要性や資金の必要性が盛り込まれました。

なお、16日に、農業分野の温室効果ガスに関する研究ネットワークであるグローバル・リサ-チ・アライアンスの設立に関する閣僚級共同宣言が行われました。

主な議論の内容は、以下のとおりです。

 

(1) 先進国における吸収源の取扱い

次期枠組みにおける森林・農地等の吸収源の取扱いについては、これまで、各国からの様々な提案や意見を盛り込んだ文書案が検討されてきました。

今回のAWG-KP会合では、CMPでの決定に向けて、森林経営の算定方法等について意見の集約化を図るための議論が行われました。この結果、議論に多少の進展は見られたものの、会合終了までに意見の収束は見られず、各国意見が併存したままの森林・農地等の吸収源の取扱いの案が、AWG-KPの成果文書の一部として、CMPに報告されました。

CMPにおいては、他の議題も含め具体的な内容の決定には至らず、来年11~12月の次回CMPでの決定に向けて、AWG-KPにおいて検討を継続することが決定しました。

 

(2) 途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減(REDD)の取扱い

REDDに関しては、これまで、資金メカニズムをはじめとする政策論の検討と、森林からの吸収・排出量の推計やモニタリング等、方法論に関する検討が行われてきました。

今次会合で、首脳レベルの協議・交渉の結果、作成された「コペンハーゲン合意」において、森林減少・劣化からの排出の削減や吸収の役割の重要性や、取組みに必要な資金等について盛り込まれました。

また、SBSTAにおいて、森林からの吸収・排出量の推計やモニタリング等、方法論に関する検討が行われ、指針が決定されました。

なお、REDDの政策論については、今次会合では決定に至らず、COP決定に基づいて、引き続きAWG-LCAにて検討が行われる見込みです。

 

(3) 気候変動における農業分野の取扱い

AWG-LCAにおいて、農業分野で緩和策を進めるに当たっての研究・技術協力の重要性等が議論されました。この結果については、今次会合では決定に至らず、COP決定に基づいて、引き続きAWG-LCAにて検討が行われる見込みです。

 

(4) グローバル・リサーチ・アライアンス(国際研究ネットワーク)

16日に、農業分野の温室効果ガスの研究ネットワークであるグローバル・リサーチ・アライアンスの設立に関する閣僚級共同宣言が記者発表されました。共同宣言への参加国は、共同提案国のニュージーランド、米国に加え、我が国を含めた21カ国にのぼり、我が国からは、水田から発生する温室効果ガス排出削減技術など水田管理の分野で貢献していきたい旨表明しました。(閣僚級共同宣言仮訳別添)

 

注)COP: Conference of the Parties

CMP: Conference of the Parties serving the meeting of the Parties to the Kyoto Protocol

AWG-KP : Ad Hoc Working Group on Further Commitments for Annex I Parties under the Kyoto Protocol

AWG-LCA : Ad Hoc Working Group on Long-term Cooperative Action under the Convention

SBSTA : Subsidiary Body for Scientific and Technological Advice

SBI : Subsidiary Body for Implementation

REDD : Reducing emissions from deforestation and forest degradation in developing Countries

 

気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)京都議定書第5回締約国会合(CMP5)等の概要(外部リンク)

 

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

大臣官房環境バイオマス政策課
担当者:地球環境対策室 皆川、坂下(農業分野)
代表:03-3502-8111(内線3297)
ダイヤルイン:03-6744-2017
FAX:03-3591-6640

林野庁 森林整備部 研究・保全課
担当: 森林吸収源情報管理官室 塚田、五味(森林分野)
代表: 03-3502-8111(内線6213)
ダイヤルイン: 03-3502-8240

林野庁 森林整備部 計画課
担当: 海外林業協力室 武藤(REDD)
代表: 03-3502-8111(内線6146)
ダイヤルイン: 03-3591-8449

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