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プレスリリース

平成22年6月14日

農林水産省

「気候変動枠組条約次期枠組みに関する特別作業部会」及び「補助機関会合」の開催結果について

5月31日から6月11日にかけて、ドイツ連邦共和国のボンにおいて、気候変動枠組条約の2013年以降の次期枠組みに関する特別作業部会及び同条約に基づく補助機関会合が開催されました。

1.会合の結果概要

 (1)今次会合の結果概要

森林・農業分野に関しては、2013年以降の次期枠組みにおける吸収源の取扱いや、途上国の森林減少・劣化問題、気候変動における農業分野の取扱い等について議論が行われました。

 

開催日時平成22年5月31日(月曜日)から6月11日(金曜日)

開催地 ボン(ドイツ連邦共和国)

開催された会合

 (2)当省関連の議題の結果概要

今次会合では、AWG-KPにおいて、先進国の森林・農地等吸収源の取扱いについて議論されるとともに、AWG-LCAやSBSTAにおいて、途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減や農業分野の取扱いについて議論が行われました。主な議論の内容は、以下のとおりです。

 

 (ア) 先進国における吸収源の取扱い

次期枠組みにおける森林・農地等の吸収源の取扱いについては、これまで、各国からの様々な提案や意見を盛り込んだ文書案が検討されてきました。

今回のAWG-KP会合では、昨年12月のコペンハーゲン会合の結果を踏まえ策定された文書案をもとに、森林経営の算定ルール案を中心に、ルールの透明性や一貫性をはかるための方策などについて議論が行われました。

本年8月に行われる次回AWG-KP会合では、今回の会合の議論も踏まえてさらに文書案の検討が行われる予定です。

 

(イ) 途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減(REDDプラス)の取扱い

今次会合前に示された議長が作成した文書をもとに、AWG-LCAにおいて、途上国がREDDプラスに取組むための資金をどのように手当てするか、取組みを開始するために何をすべきか等について議論が行われました。本年8月に行われる次回AWG-LCA会合以降、引き続き議論が行われる見込みです。

また、SBSTAにおいては、森林の温室効果ガスの排出や吸収の推計方法に係る専門家を増やすため、指導者育成のためのワークショップの開催等の取組みを促進することについて事務局に要請すること等が決定されました。

 

 (ウ) 気候変動における農業分野の取扱い

SBSTAにおいて、農業について科学的、技術的及び社会経済的側面から具体的な検討項目やワークプログラムの内容について議論が進められましたが、多くの途上国からは、AWG-LCAでの作業との重複は避けるべき等の意見が出され、今回の作業の成果文書に農業の項は含まれませんでした。

また、AWG-LCAにおいて、農業分野で緩和策を進めることの重要性や気候変動と食料安全保障や適応策との関係などが議論されました。我が国からは、農業分野は排出削減及び炭素貯留の活用に多くの可能性があること、グローバル・リサーチ・アライアンス等の国際研究ネットワークへの貢献の重要性等について発言しました。今後、合意へ向け、引き続き検討が行われる予定です。

 

(エ)次回会合

平成22年8月2日から(月曜日)から6日(金曜日)にボン(ドイツ連邦共和国)で開催予定。

 

2.出席者

184カ国の締約国、関係国際機関、NGO等から約2,900人が参加しました。我が国政府からも、外務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省及び環境省が出席しました。農林水産省からは、永田生産局政策情報分析官、後藤林野庁海外森林資源情報分析官ほかが出席しました。

  

注)AWG-KP : Ad Hoc Working Group on Further Commitments for Annex I Parties under the Kyoto Protocol

AWG-LCA : Ad Hoc Working Group on Long-term Cooperative Action under the Convention

SBSTA : Subsidiary Body for Scientific and Technological Advice

SBI : Subsidiary Body for Implementation

REDD : Reducing emissions from deforestation and forest degradation in developing countries

お問い合わせ先

大臣官房環境バイオマス政策課
担当者:地球環境対策室 木内、坂下(農業分野)
代表:03-3502-8111(内線3297)
ダイヤルイン:03-6744-2017
FAX:03-3591-6640

林野庁 森林整備部 研究・保全課
担当: 森林吸収源情報管理官室 塚田、五味(森林分野)
代表: 03-3502-8111(内線6213)
ダイヤルイン: 03-3502-8240

林野庁 森林整備部 計画課
担当: 海外林業協力室 武藤(REDD)
代表: 03-3502-8111(内線6146)
ダイヤルイン: 03-3591-8449

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