ホーム > 報道発表資料 > 「気候変動枠組条約次期枠組みに関する特別作業部会」の開催結果について


ここから本文です。

プレスリリース

平成22年8月9日

農林水産省
林野庁

「気候変動枠組条約次期枠組みに関する特別作業部会」の開催結果について

8月2日から8月6日にかけて、ドイツ連邦共和国のボンにおいて開催された「気候変動枠組条約次期枠組みに関する特別作業部会」の結果についてお知らせします。

1. 会合の結果概要

(1)今次会合の結果概要

森林・農業分野に関しては、2013年以降の次期枠組みにおける吸収源の取扱いや、途上国の森林減少・劣化問題、気候変動における農業分野の取扱い等について議論が行われました。

開催日時 平成22年8月2日(月曜日)から8月6日(金曜日)

開催地 ボン(ドイツ連邦共和国)

開催された会合

 

(2)当省関連の議題の結果概要

今次会合では、AWG-KPにおいて、先進国の森林・農地等吸収源の取扱いについて議論されるとともに、AWG-LCAにおいて、途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減や農業分野の取扱いについて議論が行われました。主な議論の内容は、以下のとおりです。

 

(ア)先進国における吸収源の取扱い

次期枠組みにおける森林・農地等の吸収源の取扱いについては、これまで、各国からの様々な提案や意見を盛り込んだ文書案が検討されてきました。

今回のAWG-KP会合では、昨年12月のコペンハーゲン会合の結果を踏まえ策定された文書案をもとに、森林経営の算定ルールの透明性や一貫性を図るための方策、伐採木材製品の取扱い、不可抗力による排出の計上除外の取扱いなどについて議論が行われるとともに、各国が提出した文書案の改訂案を盛り込んだ新たな文書案が作成されました。また、今次会合前の7月30日に森林吸収源に関するワークショップが開催され、森林経営の算定ルールの透明性や一貫性を確保するための方策等について議論が行われました。

次回AWG-KP会合では、今回の会合の議論も踏まえてさらに文書案の検討が行われる予定です。

 

(イ)途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減(REDD+)の取扱い

AWG-LCAにおいて、REDD+に関する協議グループが設けられ、今次会合前に示された議長テキスト第二版の修文作業が行われました。

協議グループでは、多くの国から、議長テキスト第二版のうちREDD+に係る部分については、COP13以降の検討経緯を踏まえて、これまでに意見の収斂に至っていない論点に絞って議論を行うべき、との意見が出されました。しかし、いくつかの国がテキスト全般にわたり修文意見を出したことから、議長テキストは更に長いものとなりました。

 

(ウ) 気候変動における農業分野の取扱い

AWG-LCAにおいて、今次会合前に示された議長テキスト第二版を基に、気候変動への対処のために農業分野でとられる措置が食料安全保障に配慮されること、また国際貿易における制限の隠れみのとならないようすること等について議論が行われました。今後、合意へ向け、引き続き検討が行われる予定です。

 

(エ)次回会合

平成22年10月4日から(月曜日)から9日(土曜日)にかけて天津(中華人民共和国)で開催予定。

 

2. その他

今次特別作業部会会期中にREDD+パートナーシップの取組み(2012年までのREDD+の取組みを強化するべく国際社会の協調・連携を図るために本年5月に設立。)を具体化するため、作業部会が開催されました(我が国とパプアニューギニアが本年末までの共同議長。)。作業部会は3回開催され、2010年までの作業計画及び2011~2012年の作業の要素案及び作業計画策定の行程表を策定、合意しました。その後、NGO・先住民族グループ等の利害関係者を含めた全体会合を開催し、作業部会で合意した作業計画を説明するとともに、意見交換を行いました。

 

3. 出席者

176 カ国の締約国、関係国際機関、NGO等から約1,700人が参加しました。我が国政府からも、外務省、農林水産省、経済産業省、国土交通省及び環境省が出席しました。農林水産省からは、永田生産局政策情報分析官、赤堀林野庁森林吸収源情報管理官ほかが出席しました。

 

注)AWG-KP : Ad Hoc Working Group on Further Commitments for Annex I Parties under the Kyoto Protocol

AWG-LCA : Ad Hoc Working Group on Long-term Cooperative Action under the Convention

REDD : Reducing emissions from deforestation and forest degradation in developing countries


お問い合わせ先

大臣官房環境バイオマス政策課
担当者:地球環境対策室 梅下 (農業分野)
代表:03-3502-8111(内線3297)
ダイヤルイン:03-6744-2017
FAX:03-3591-6640

林野庁 森林整備部 研究・保全課
担当者:森林吸収源情報管理官室 塚田、五味 (森林分野)
代表:03-3502-8111(内線6213)
ダイヤルイン:03-3502-8240
林野庁 森林整備部 計画課
担当者:海外林業協力室 武藤 (REDD)
代表:03-3502-8111(内線6146)
ダイヤルイン: 03-3591-8449

ページトップへ

農林水産省案内

リンク集


アクセス・地図