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プレスリリース

平成26年12月16日

農林水産省

「気候変動枠組条約 第20回 締約国会議(COP20)」、「京都議定書 第10回 締約国会合(CMP10)」等の結果について

平成26 年12 月1 日(月曜日)から12 月14日(日曜日)まで、リマ(ペルー)において、「気候変動枠組条約 第20 回 締約国会議(COP20)」、「京都議定書 第10回 締約国会合(CMP10)」等が開催されました。
今次会合では、2020年以降の枠組みについて、2015年のCOP21に十分先立って提出を要請されている約束草案を提出する際に示す情報(事前情報)等を定めるCOP決定等の成果が得られました。

1.概要

  気候変動枠組条約締約国会議(COP※1)は、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標として1992年に採択された「国連気候変動枠組条約」(United Nations Framework Convention on Climate Change)に基づき、1995年から毎年開催されている年次会議で、今回は第20回の会議が開催されました。また、京都議定書締約国会合(CMP※2)は、1997年に採択された先進国の削減目標等を定めた「京都議定書」(Kyoto Protocol)に基づき、2005年から毎年開催されている年次会合で、今回は第10回の会合が開催されました。
同時に、COP 及びCMP の下に設置された補助機関の会合(強化された行動のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会(ADP※3)、科学上及び技術上の助言に関する補助機関会合(SBSTA※4)、実施に関する補助機関会合(SBI※5) 等)も開催されました。
※1 COP:Conference of the Parties
※2 CMP:Conference of the Parties serving as the meeting of the Parties to
the Kyoto Protocol
※3 ADP:Ad Hoc Working Group on the Durban Platform for the Enhanced Action
※4 SBSTA:Subsidiary Body for Scientific and Technological Advice
※5 SBI:Subsidiary Body for Implementation

2.開催日程及び場所

日程:12月1日(月曜日)~12月14日(日曜日)

場所:リマ(ペルー共和国)

3.参加国・地域

気候変動枠組条約締約国、関係国際機関、NGO 等

4.出席者

我が国政府からは、望月環境大臣をはじめ、外務省、財務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省他が出席しました。農林水産省からは、沖林野庁次長、大島大臣官房環境政策課課長補佐他が出席しました。

5.当省関連の議論の内容

今次会合では、京都議定書第二約束期間における先進国の森林・農地等吸収源の温室効果ガスインベントリ報告の審査ルール等について、SBSTAにおいて議論され、その結果がCOP 及びCMP に報告されました。また、新たにクリーン開発メカニズム(CDM※6)に含める土地利用、土地利用変化及び林業部門(LULUCF※7)活動について議論が行われ、その結果がCOP及びCMP に報告されました。また、途上国における森林減少・劣化に由来する排出の削減等(REDD+※8)については、REDD+実施国が条約事務局に提出するセーフガード※9情報の指針についてSBSTAにおいて議論されました。これらの議論等を踏まえ閣僚級で更に協議を重ねた結果、COP及びCMPの一連の決定が採択されました。

※6 CDM:Clean Development Mechanism
※7 Land Use, Land Use Change and Forestry
※8 REDD+ : Reducing emissions from deforestation and forest degradation and
the role of conservation, sustainable management of forests and enhancement
of forest carbon stocks in developing countries
※9 セーフガード:COP16において決定された、REDD+に取り組む上で促進すべき事項。先住民や地元コミュニティの参画、天然林や生物多様性の保全等、7つの項目が定められている。
主な議論の内容は以下の通りです。
(1) 森林・農地等吸収源の取扱い
●京都議定書第二約束期間における温室効果ガスインベントリ報告の審査に関する細則を定めた文書が改訂されました。また、第二約束期間に約束を持たない締約国の報告および審査について、2015年以降に議論することに合意しました。
●京都議定書の下でのCDMについて、新たにCDMに含めるLULUCF活動について議論が行われ、アグロ・フォレストリー※10やシルボ・パストラル※11等の活動の追加について、CDM理事会に検討を付託することが決議されました。
※10 アグロ・フォレストリー:樹木を植栽し、樹間で農作物を栽培する農林業
※11 シルボ・パストラル:樹木を植栽し、樹間で家畜を飼育する混牧林業

(2)途上国における森林減少/劣化に由来する排出の削減等(REDD+)の取り扱い
REDD+実施国が条約事務局に提出するセーフガード情報の指針などについて議論が行われました。COP19で合意した「ワルシャワREDD+枠組み」に基づく情報を掲載するウェブサイト「リマREDD+情報ハブ」が条約事務局により開設されることとなりました。

 

注) COP21は、パリ(フランス共和国)で開催されます。

 

 

 

お問い合わせ先

大臣官房環境政策課
担当者:大島、速見(農業分野)
代表:03-3502-8111(内線3296)
ダイヤルイン:03-6744-2016

林野庁 森林整備部 森林利用課
担当: 森林吸収源情報管理官室 牧野、飯田(先進国の森林分野)
代表: 03-3502-8111(内線6213)
ダイヤルイン: 03-3502-8240
林野庁 森林整備部 計画課
担当: 海外林業協力室 井上、河内(REDD+、CDM)
代表: 03-3502-8111(内線6146)
ダイヤルイン: 03-3591-8449

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