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農林水産省

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プレスリリース

国内2地域のユネスコエコパークへの登録決定について

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平成29年6月15日
農林水産省

平成29年6月12日(月曜日)~15日(木曜日)(現地時間)までの日程で、フランスで開催された「第29回人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会」において、「祖母・傾・大崩(そぼ・かたむき・おおくえ)」及び「みなかみ」を、ユネスコが実施する生物圏保存地域(国内呼称:ユネスコエコパーク)に登録することが決定されました。

本件は、文部科学省及び環境省においても同時に発表しています。

1. 概要

生物圏保存地域(国内呼称:ユネスコエコパーク、英名:Biosphere Reserves(BR))は、生物多様性の保全、持続可能な開発、学術研究支援を目的として、昭和51年(1976年)に、ユネスコが開始した制度です(別添1)。ユネスコエコパークの登録は、各国からの推薦を基に、「人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会」において審議、決定されます。

このたび、我が国から推薦していた「祖母・傾・大崩」(大分県、宮崎県)及び「みなかみ」(群馬県、新潟県)について、平成29年6月12日(月曜日)から6月15日(木曜日)までの日程で、フランス(パリ)で開催された「第29回人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会」において、ユネスコエコパークに登録することが決定されました。

2. 今回の登録地域について

「祖母・傾・大崩」(詳細は別添2)

核心地域及び緩衝地域には、原生的な天然林が広がっており、林野庁では、「祖母山・傾山・大崩山周辺森林生態系保護地域」、「鬼の目山林木遺伝資源保存林」を設定し、森林生態系の厳正な維持を図っています。

移行地域は、九州有数の林業地帯であり、木材、乾シイタケ、シキミ等の森林資源の多様な利活用や複雑な地形・気象条件・水利等を活用した多様な農産物生産により、二次的自然環境の持続的な利用が継続されています。

 「みなかみ」(詳細は別添3)

核心地域及び緩衝地域は、利根川源流部にあたり、原生的な自然環境が残っています。林野庁では、「利根川源流部・()(ひうち)ヶ岳周辺森林生態系保護地域」、「緑の回廊三国線」等を設定し、水源涵養機能をはじめとする森林の多面的機能を高めるための保全管理を行っています。

移行地域には、里地・里山の農村景観がひろがり、豊かな自然の恵みに支えられた農村文化が今なお残っています。

注1:核心地域:厳格に保護され、長期的に保全されている地域
注2:緩衝地域:核心地域を保護するための緩衝的な地域
注3:移行地域:人が生活し、自然と調和した持続可能な発展を実現する地域
注4:水源涵養機能:森林土壌が一定量の雨水を蓄え、河川流量を安定させる機能

3. 国内のユネスコエコパークの登録状況

「綾」(宮崎県) 平成24年(2012年)登録

「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」(奈良県、三重県) 昭和55年(1980年)登録、平成28年(2016年)拡張登録

「志賀高原」(長野県、群馬県) 昭和55年(1980年)登録

「只見」(福島県) 平成26年(2014年)登録

「白山」(富山県、石川県、福井県、岐阜県) 昭和55年(1980年)登録、平成28年(2016年)拡張登録

「南アルプス」(山梨県、長野県、静岡県) 平成26年(2014年)登録

「屋久島・口永良部島」(鹿児島県) 昭和55年(1980年)登録、平成28年(2016年)拡張登録

注:「拡張登録」とは、平成7年(1995年)にユネスコエコパークの機能として、「経済と社会の発展」が追加されたため、それ以前に登録されたユネスコエコパークについて、その機能を果たす「移行地域」を追加するもの。

4. 参考

平成28年8月12日プレスリリース「ユネスコエコパークへの推薦決定について」
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kankyo/160812.html


<添付資料>
【別添1】ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)について(PDF : 389KB)
【別添2】「祖母・傾・大崩」の概要について(PDF : 803KB)
【別添3】「みなかみ」の概要について(PDF : 752KB)

お問合せ先

大臣官房政策課環境政策室

担当者:高田、古田
代表:03-3502-8111(内線3297)
ダイヤルイン:03-6744-2017
FAX番号:03-3591-6640

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