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プレスリリース

平成22年2月2日

農林水産省

物品購入契約に係る点検調査の結果等について

会計検査院の検査により不適正な経理処理が道府県や他省で確認されているなかで、平成21年10月に北海道森林管理局北見事務所において、いわゆる「預け金」等不適正な経理処理がなされていたことが明らかになったことから、林野庁は国有林野事業の全地方機関を対象に一斉に事務用品購入契約の履行状況に係る監査を実施したところです。
このような状況を踏まえ、農林水産省各部局において、農林水産本省や地方農政局等の出先機関(林野庁が臨時監査を実施した機関を除く。)を対象に物品購入契約の履行状況に係る点検調査を実施しました。
この結果、いわゆる「預け金」が2機関で6件、「差替え」が3機関で5件、「先払い」が1機関で1件、「翌年度納入」が38機関で393件、「前年度納入」が9機関で22件確認されました。
農林水産省では今後の再発を防止するため、計画的な物品調達、物品調達のチェック体制の強化及び職員のコンプライアンス意識の徹底等を図って参ります。

1  点検調査の概要

農林水産省(林野庁が臨時監査を実施した機関を除く。)におけるすべての契約担当官等(契約事務に係る責任者)を対象に、監査部局等が中心になり、10月23日から12月4日までの間で一斉に実施。

(1)対象年度
平成16年度から平成20年度

(2)対象物品
物品(備品・消耗品)及び単価契約をしているコピー用紙

(3)調査方法

ア  書類調査

[1]契約担当官等別に、各対象年度の契約件数の上位5社との契約などについて関係書類の調査

[2]契約事務担当者に対するアンケート調査

 イ  実地調査

[1]契約業者に対する納品日等の確認及び聞き取りなど

[2]金庫の中や契約関係書類に不適正経理を記録したメモがないかなどの調査

[3]契約事務担当者からの聞き取り

2  調査の結果

(1)調査対象

番号 区分 機関数 書類調査 実地調査
実施箇所
(箇所)
対象契約
件数(件)
対象契約金額
(万円)
実施箇所
(箇所)
聞取り業者(者)
1 本省内部部局 7 7 1,667 68,754 7 30
2 農林水産技術会議事務局筑波事務所 1 1 173 7,845 1 9
3 植物防疫所、動物検疫所、動物医薬品検査所 13 13 1,740 65,144 13 34
4 農林水産研修所 4 4 258 3,358 4 6
5 農林水産政策研究所 1 1 245 6,215 1 4
6 地方農政局(北海道農政事務所含む) 126 126 14,979 313,124 41 145
7 林野庁 4 4 653 13,149 3 19
8 水産庁 8 8 937 11,169 8 37
  合計 164 164 20,652 488,759 78 284

(注1)機関数とは契約担当官等の数である。

(注2)金額は万円単位の概数としているため、合算した金額と合計金額とは一致しない。

(2)把握された事項
調査の結果、私的流用は認められなかったが、下記のとおり不適正経理が確認された。

[1]「預け金」(物品が納入されていないにもかかわらず、業者に代金を支払い、後の物品納入の代金として業者に管理させること)について、2機関(関東農政局管内及び北陸農政局管内)において6件合計57万円確認された。なお、同金額に相当する物品はすべて後日に納入されていることが確認されている。

[2]「差替え」(業者に虚偽の請求書等を提出させて物品が納入されていないのに支払いを行い、実際は契約とは異なる物品を納入させること)について、3機関(東北農政局及び東海農政局管内)において5件合計186万円確認された。

[3]「先払い」(物品の納入前に納入されたこととし、事実と異なる検収日付を記載し支払うこと)について、1機関(北陸農政局管内)において1件30万円確認された。

[4]「翌年度納入」(年度内に納入されたこととして代金を支払ったが、実際の納入は翌年度になったもの)について、38機関において393件合計9,709万円確認された。

[5]「前年度納入」(物品が前年度に納入されていたのに、現年度に納入されたこととして支払うこと)について、9機関において22件合計382万円確認された。

(単位:件、万円)


区分 機関数 預け金 差替え 先払い 翌年度納入 前年度納入 合計
件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額 件数 金額
1 本省内部部局 7             13 382     13 382
2 農林水産技術会議事務局筑波事務所 1             5 120     5 120
3 植物防疫所、動物検疫所、動物医薬品検査所 13                     0 0
4 農林水産研修所 4             1 1     1 1
5 農林水産政策研究所 1             5 321     5 321
6 地方農政局(北海道農政事務所含む) 126 6 57 5 186 1 30 355 8,398 15 346 382 9,016
7 林野庁 4             10 413     10 413
8 水産庁 8             4 75 7 36 11 111
  合計 164 6 57 5 186 1 30 393 9,709 22 382 427 10,363

(注1)機関数とは契約担当官等の数である。

(注2)金額は万円単位の概数としているため、合算した金額と合計金額とは一致しない。

3  再発防止策

[1]適切かつ効率的な物品調達(原則2月末までの発注とすること、単価契約の活用等)

[2]物品納品時のチェック体制の強化(日付の入った見積書、納品書及び請求書の受領の徹底など)

[3]職員のコンプライアンス意識の徹底(研修などの実施による会計法令等に係る知識の習得等)

[4]監査手法の見直し(契約業者への聞き取りを行うなど内部監査の手法の見直し)

4  関係者の処分

同様の事例を参考に厳正に実施。

 

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

大臣官房経理課会計監査室
担当者:本多、千葉、油井(表区分1、4、5、7、8番関係)
代表:03-3502-8111(内線3318)
ダイヤルイン:03-3501-3712

大臣官房地方課
担当者:会計班 大出(表区分6番関係)
代表:03-3502-8111(内線3242)
ダイヤルイン:03-3502-2654

総合食料局総務課経理室
担当者:土屋、小林(表区分1番のうち総合食料局関係)
代表:03-3502-8111(内線4052)
ダイヤルイン:03-3502-7569

消費・安全局総務課
担当者:会計指導班 定家(表区分3番関係)
代表:03-3502-8111(内線4404)
ダイヤルイン:03-3591-4830

農村振興局総務課
担当者:監査班 福嶋(表区分1番のうち農村振興局関係)
代表:03-3502-8111(内線5409)
ダイヤルイン:03-6744-2183

農林水産技術会議事務局総務課
担当者:経理班 三井(表区分2番関係)
代表:03-3502-8111(内線5812)
ダイヤルイン:03-6744-2213

林野庁林政課
担当者:会計経理第1班 山下(表区分7番関係)
代表:03-3502-8111(内線6009)
ダイヤルイン:03-6744-2282

水産庁漁政課
担当者:会計班 土田(表区分8番関係)
代表:03-3502-8111(内線6500)
ダイヤルイン:03-3502-8213

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