ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > 東北地方太平洋沖地震の被害と対応


ここから本文です。

プレスリリース

平成23年4月6日

農林水産省

東北地方太平洋沖地震の被害と対応

※ 速報のため、数値等は今後も変わることがあります。

1.地震の概要(気象庁調べ)

(1)発生日時:平成23年3月11日(金曜日)14時46分頃

(2)震源:三陸沖(北緯38.1度、東経142.9度、牡鹿半島の東南東130キロメートル付近)

(3)深さ:約24キロメートル(暫定値)

(4)地震の規模:M9.0(暫定値)

(5)各地の震度

震度7 宮城県北部
震度6強 宮城県南部・中部、福島県中通り・浜通り、茨城県北部・南部、栃木県北部・南部
震度6弱 岩手県沿岸南部・内陸北部・内陸南部、福島県会津、群馬県南部、埼玉県南部、千葉県北西部

(6)津波:津波の観測値(検潮所)

宮古 最大波 11日15時26分 8.5メートル以上
大船渡 最大波 11日15時18分 8.0メートル以上
相馬 最大波 11日15時50分 7.3メートル以上

<参考>東北沿岸部の津波浸水域(国土地理院推定)
東北沿岸部の津波浸水域(国土地理院推定)

(出典:「津波浸水域の土地利用別面積(暫定値)について」平成23年3月28日国土地理院)

2.農林水産関係被害状況

※ 被害については、現時点で判明している分のみを記載しており、表中の計数等は、今後の調査により、水産関係を始め、大幅に変わる可能性あり(別添1参照)

(4月4日17時00分現在)

区分 主な被害 被害数 被害額(億円) 主な被害地域
水産関係

漁船

18,866隻 1,150

岩手県、宮城県、福島県においては壊滅的な影響の模様。
これらに加え、北海道、青森県、茨城県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、三重県、和歌山県、徳島県、高知県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県から被害報告。
(さらに、富山県、石川県、静岡県、島根県の漁船が被災地で係留中に被害。)

(別添2参照)

漁港施設

189漁港 1,893

養殖施設

  410
小計     3,453  
農地・
農業用施設
農地の損壊 1,373箇所 2,778 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、長野県、静岡県、新潟県、三重県
農業用施設等の損壊 7,872箇所 1,728
小計   9,245箇所 4,505  
農作物等

農作物の冠水、流失等、家畜の死亡等

  60 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、山梨県、長野県、新潟県

ハウス、畜舎等の損壊等

  333
小計     393  
林野関係 林地荒廃 251箇所 146 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、新潟県、長野県、静岡県、高知県
(別添3参照)
治山施設 81箇所 178
林道施設等 1,060箇所 18
森林被害 (308ha) 3
木材加工・流通施設 67箇所 349
特用林産施設等 268箇所 7
小計   1,727箇所(308ha) 701  
合計     9,052  

 <参考>人的被害(警察庁4月6日10時00分現在)

死者:12,468人
行方不明:15,091人
負傷者:2,885人

3.農林水産省関係対応状況(4月5日17時00分時点)

(1)政府の主な対応

(2)農林水産省の主な対応

【本省の体制整備】

【被災地のサポート体制の整備】

【現地調査】

【食料等の確保関係】

【金融関係】

【農地・農業用施設関係】

【その他】

(別添2)

平成23年4月4日(月曜日)16時現在
水産庁

【平成23年(2011)東日本大震災の被害状況】

 

漁船保険
加入隻数(隻)

被災漁船数(隻)
(県からの報告)

 北海道
(根釧、日振勝、道南)
16,293 703
 青森県 6,990 546
 岩手県 10,522 壊滅的被害(4市町村からの報告では現在のところ 4,014)
 宮城県 9,717

壊滅的被害(宮城県の報告では、登録漁船数13,570のうち12,011が被災)

 福島県 1,068 896
 茨城県 1,215 249
 千葉県 5,640 335
 その他   調査中

注:漁船保険加入隻数(登録漁船数の内数であり、実働動力漁船を最もく反映した数字)

  全漁港数 被災漁港数 被害報告額
北海道 282  21漁港 265百万円
青森県 92  17漁港  2,680百万円
岩手県 111  ほぼ全漁港で壊滅的な被害(これまで105漁港の被害を確認) 60,581百万円       
宮城県 142  ほぼ全漁港で壊滅的な被害(これまで11漁港の被害を確認) 調査中
福島県 10  全漁港で壊滅的な被害 80,973百万円
茨城県 24  15漁港 40,889百万円
千葉県 69  10漁港  1,111百万円

注:被害報告額は、被災漁港のうち現時点で報告のあったもののみであり、今後も大幅に増加する見込み。


(7道県の太平洋側)

  全市場数 被災状況(県からの報告)
 北海道(根釧、日振勝、道南) 52 被災15ヶ所程度(浸水、設備破損等)
 青森県 7 被災2~3ヶ所(浸水、設備破損等)
 岩手県 13 すべて被災。大半は壊滅的被害。宮古・久慈・大船渡は建屋等が残存。
 宮城県 10 すべて被災。いずれも壊滅的な被害と推測(詳細不明)
 福島県 12 すべて被災。半壊4、建屋・機器の流出5、原発避難地区2
 茨城県 9 大半が被災。全壊2、水没1、浸水3など
 千葉県 2 一部で被害

 

  加工場数(漁業センサス) 主な被災状況
 北海道 570 一部地域で被害
半壊2、浸水27
 青森県 119 八戸地区で被害
全壊2、半壊10、浸水32
 岩手県 178 大半が施設流出・損壊
全壊51、半壊5
 宮城県 439 半数以上が壊滅的被害
全壊279、破壊17、浸水21
 福島県 135 詳細不明
 茨城県 247 一部地域で被害
全壊10、半壊44、浸水1
 千葉県 420 一部地域で被害
全壊6、半壊12、浸水12

被害数は水産加工団体からの聞き取り。

岩手県

水産施設等(6,757百万円)、漁船(7,000百万円)、漁具(5,230百万円)、養殖施設(5,424百万円)、水産物(6,736百万円)

総額31,147百万円の被害を報告。(漁港被害額を含まず)

宮城県 漁船(105,248百万円)、漁具(10,316百万円)、養殖施設(18,680百万円)、養殖水産物(33,189百万円)
総額167,344百万円の被害を報告。(漁港被害額を含まず)
福島県 被害額について十分な情報が入らない状況。


なお、各道県から聞き取りを行った被害状況は以下の通り。

1.養殖施設の被災状況

県名 被害状況
北海道 ・延べ29組合(ホタテ11組合、コンブ6組合、ワカメ1組合、カキ5組合、ウニ4組合、つぶ1組合、クロソイ1組合)、被害額166億円。
・噴火湾周辺ほぼ全域でホタテ養殖が壊滅的被害。厚岸などでカキ養殖筏が破損
青森県 ・4市町村(八戸市、むつ市、東通村、平内町)でコンブ、ホタテ養殖施設に被害、施設被害額20,505千円、養殖物被害額5,040千円。
岩手県 ・県内全域でワカメ、コンブ、ホタテガイ、カキ等の養殖施設が流失。被害額は大船渡市で54億円(他地区は調査中)。
宮城県 ・県内全域でノリ、ワカメ、コンブ、カキ、ホタテガイ、ホヤ、ギンザケ養殖施設が流失。施設被害額187億円、養殖物被害額331億円。
福島県 ・相双地区のアオノリ養殖施設が全て流出。
茨城県 ・調査中
千葉県 ・ノリ養殖施設などに被害多数。詳細は調査中。
神奈川県 ・三浦半島周辺のワカメ養殖施設に被害。詳細は調査中。
三重県 ・鳥羽市~志摩市~南伊勢町、紀北町等の魚類養殖(マダイ、マグロ等)、カキ養殖、ノリ類養殖、真珠養殖に被害。養殖施設及び養殖物被害額の合計は、37.2億円。
和歌山県 ・串本町を中心クロマグロ、カワハギ、マダイ等の養殖施設で被害。施設被害81百万円。
徳島県 ・鳴門市、小松島市、阿南市、海陽町のワカメ養殖、魚類養殖(カンパチ、ハマチ、シマアジ等)で被害。施設被害17百万円、養殖物被害額502百万円。
高知県 ・須崎市の魚類養殖(カンパチ、マダイ等)、四万十市のアオノリ養殖で被害。詳細は調査中。
大分県 ・佐伯市の魚類養殖施設及び貝類養殖施設合計6経営体で被害。施設被害38百万円。
宮崎県 ・延岡市の養殖施設(ハマチ、アジ、オオニベ、アワビ、ホヤ)に被害。
沖縄県 ・宮古市のもずく養殖施設に被害。施設被害4百万円、養殖物被害額30百万円。

注:他の記載のない県は現在情報収集中。

 

2.その他施設
給油施設、水産物鮮度保持施設、漁業用保管施設、さけふ化場等の施設に甚大な被害があるが、詳細は調査中。

(別添3)

林野関係被害

被害状況(4月5日17時00分現在)

(1)被害額

(単位:被害額百万円)

区分 民有林 国有林 合計
箇所数 金額 箇所数 金額  箇所数 金額

林地荒廃

228

8,481

23

6,112

251

14,593

治山施設

80

17,656

1

130

81

17,786

林道施設等

967

1,778

93

26

1,060

1,804

(面積ha)
森林被害

(308)
67


263

(-)


(308)
67


263

木材加工・流通施設

67

34,932

67

34,932

特用林産施設等

268

717

268

717

(面積ha)
合計

(308)
1,610


63,827

(-)


6,268

(308)
1,727


70,095

注:被害箇所、被害金額については調査中。

:林道施設等は、山村環境施設が含まれる。
:特用林産施設等は、苗畑施設・林構施設(木材加工・流通施設を除く)が含まれる。 
:四捨五入のため合計額の数値が一致しない場合がある。

  

(2)主な被災県

宮城県、福島県、茨城県、岩手県、長野県、栃木県、青森県、新潟県、群馬県、山形県等

(3)人的被害等(山地災害に係るもののみ計上)

県名 死者 行方不明 全壊家屋 半壊家屋
福島県

2

1

栃木県

6

1

岩手県

1

新潟県

1

1

静岡県

1

 

(民有林+国有林)

(単位:被害額 百万円)

都道
府県
林地荒廃 治山施設 林道施設等 森林被害 木材加工・流通施設 特用林産施設等 合計
箇所数 金額 箇所数 金額 箇所数 金額 面積
(ha)
金額 箇所数 金額 箇所数 金額 箇所数 金額

北海道

0

0

0

0

0

0

0

0

1

30

0

0

1

30

青森

0

0

11

1,849

0

0

0

0

4

24

1

0

16

1,873

岩手

5

41

28

3,811

107

273

170

0

24

387

46

0

210

4,512

宮城

48

4,613

21

8,876

351

442

0

0

22

34,010

13

0

455

47,941

秋田

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

9

12

9

12

山形

1

100

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

1

100

福島

70

3,967

4

273

382

650

138

263

8

236

37

97

501

5,486

茨城

47

1,328

16

2,967

128

282

0

0

5

200

17

8

213

4,785

栃木

54

1,680

0

0

82

123

0

0

1

20

84

297

221

2,120

群馬

7

167

0

0

2

1

0

0

0

0

0

0

9

168

千葉

4

30

0

0

1

25

0

0

0

0

0

0

5

55

新潟

7

405

0

0

1

0

0

0

0

0

41

247

49

652

長野

7

2,240

1

10

0

0

0

0

1

22

20

56

29

2,328

静岡

1

22

0

0

6

8

0

0

0

0

0

0

7

30

高知

0

0

0

0

0

0

0

0

1

3

0

0

1

3

合計

251

14,593

81

17,786

1,060

1,804

308

263

67

34,932

268

717

(308)
1727

70,095

 

 (別添4)

農林水産省の災害応急対策

  1. 農林水産業、関連産業に係る被害及び対応状況に関する更なる情報の収集、報告等(都道府県等関係機関を通じて情報を収集)
  2. 応急用食料、水(ペットボトル)、木炭・煉炭などの調達・供給対策(業界団体への要請等)
  3. 被災した農業用ダム、ため池、集落排水施設、山林、漁港など農林水産関係施設等の応急復旧及び二次災害防止対策(専門技術者を派遣し、安全点検、応急対策等を支援)
  4. 災害救助犬等、海外からの支援物資等の円滑な受入れ(動物検疫等における緊急的な対応)
  5. 漁業取締船等による被害状況の把握、救助、支援物資の輸送

お問い合わせ先

経営局経営政策課災害総合対策室
担当者:真鍋、橋岡
代表:03-3502-8111(内線5132)
ダイヤルイン:03-3502-6442
FAX:03-3502-6007

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

ページトップへ

農林水産省案内

リンク集


アクセス・地図