ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > ため池一斉点検の結果について(平成27年7月時点)


ここから本文です。

プレスリリース

平成27年8月31日

農林水産省

ため池一斉点検の結果について(平成27年7月時点)

農林水産省は、平成25年度及び平成26年度に実施した全国のため池一斉点検の結果(平成27年7月時点)を取りまとめました。

1.  点検の目的及び概要

近年の豪雨や大規模地震等により多くのため池が被災し、大きな被害が生じていることを踏まえ、都道府県や市町村が主体となって、平成25年度、26年度の2か年で全国のため池の一斉点検を実施しました。豪雨や大規模地震等の自然災害による被害を未然に防止するため、一斉点検を通じて施設の現状を把握するとともに、豪雨や地震に対して被災する可能性や周辺への影響度を改めて確認し、今後の効率的かつ重点的なため池の防災・減災対策の推進に活用することとしています。

 2.  点検対象ため池(平成26年3月末時点)

・平成25年度

下流に人家や公共施設等があり、施設が決壊した場合に影響を与えるおそれがある等の防災重点ため池:9,337か所

受益面積2ha以上のため池:62,894か所(上記と重複あり)

・平成26年度

受益面積2ha未満0.5ha以上のため池(平成25年度点検対象を除く):43,911か所

3.  点検内容

今回の一斉点検では、主に目視による点検と周辺環境や下流状況を現地調査や地図、文献などの資料で確認しました。 

(1)ため池の構造

堤体の土質、堤体の高さや幅などの諸元、堤体の老朽度、洪水吐及び緊急放流施設の有無、底樋の築造年代や構造など

(2)周辺環境

ため池の流域の広さ、ため池の流域の崩落履歴、接続道路の位置など

(3)下流状況

人家、公共施設、国県市道、農業用施設など

(4)ため池の利用状況

受益面積、用水依存度

(5)立地条件

地震区分(強震帯、中弱震帯)、ため池の連なりの有無、貯水量

(6)その他基本状況

既往日最大雨量・時間雨量・最大震度、流域の主な植生、各種計画への位置付けなど

4.  点検結果(平成27年7月時点) 

平成25年度及び平成26年度に81,171か所のため池の点検を完了し、下流に人家や公共施設等があり、施設が決壊した場合に影響を与えるおそれのある防災重点ため池9,211か所を確認し、そのうち2,916か所が洪水流下能力や耐震性能などに関する、より詳細な調査を要するとの結果となりました。

<点検結果の概要(点検対象:防災重点ため池及び受益面積0.5ha以上のため池)>

点検完了数

今後詳細な調査を要する

防災重点ため池数

(参考)今後詳細な調査を要する

ため池数

(防災重点ため池を含む)

81,171

2,916

10,077

 

5.  今後の対応

平成26年度までに点検を完了できなかったため池については、地方公共団体において年内の完了を目標に引き続き点検を実施しています。また、今回の点検で変状が認められたため池については、ため池管理者等により監視体制の強化などの対応が取られています。

点検の結果、より詳細な調査が必要とされたため池については、防災重点ため池を優先に地方公共団体において今後追加調査を実施し、対策が必要かどうかの判断が行われ、対策が必要な場合、ハードとソフトを組み合わせた防災・減災対策を実施する予定です。

お問い合わせ先

農村振興局整備部防災課
担当者:防災班 神馬、門口
代表:03-3502-8111(内線5661)
ダイヤルイン:03-6744-2210
FAX:03-3592-1987

ページトップへ

農林水産省案内

リンク集


アクセス・地図